師走





年末に向かって


12月になると、自分恒例行事として「いつかのメリークリスマス」(by B'z)を奏でる時期なのですが、今年はピアノ発表会があるのでやっておりません。氷室さんの「魂を抱いてくれ」をやれば、必ずきっと素敵な女性と巡りあえると信じているからです。オレ、演奏会で上手に弾けたら可愛い女性につきあってくれと言うんだ・・・(死亡フラグです)。


それはともかく、世間一般的には、クリスマスだの忘年会だのボーナスが支給されるかどうかだのでソワソワしやすい時期です。その一つに紅白歌合戦も含まれるでしょう。自分が好きな歌手がでれば嬉しいもの。個人的には井上陽水さんがでるとか聞いてたのですが、デマだったようでがっかしでした。


出場歌手を確認するも、どれもイマイチだから見ないでおこかと思いましたが、一人気になる方がいました。それは木村カエラさん。結婚式のプロデュースで有名なゼクシィのCM曲に彼女の曲が使われており、多分それを歌うのでしょう。個人的にその曲について言わせて頂くと、「何て挑戦的な曲名なのだろう」と思いました。


CMに使われたその曲は「Butterfly」という名前で、本人は「蝶」というイメージを恐らく描いてると思います。ですがこの「Butterfly」、蝶の優雅な印象よりせわしなさ・落ち着き無さを連想させる語でもあり、調べてみれば「快楽主義者・移り気な人・浮気女」という意味もあるのです(出典:ジーニアス英和辞典より)。


結婚式で使う歌というものは、祝福する意味合いが強いと思うのです。が、移り気とか浮気といったNGワードを曲名にしたり、サビで歌ってるのを見ると、何てチャレンジャーな人なんだろうと思わざるを得ないのです。「Butterfly」という単語以外をみれば、普通に良い歌詞なのですが・・・。結婚式で歌う曲は案外チェックされてないのだろうか。


まあ日本じゃ気持ちが通じれば良いのかもしれません(多分)。ですが自分には上記の事情から、モヤモヤした気分でみてるかもしれません。ある意味ロック。モヤモヤした気分で思い出しましたが、来年の氷室カレンダーは発売されないそうです(公式HPより)。毎年購入してたのに・・・。






いつものこと、いつものこと


ピアノ演奏会逝ってまいりました(曲目は魂を抱いてくれ)。お洒落なホテルの最上階でお洒落な人々にまぎれて、田舎者が演奏してきました。何度も言っておりますが、シンドはとてもあがり症で緊張しやすいデリケートな生き物です。実際演奏してみれば、スローバラードなのに妙にテンポが速く、メロディーもとぎれとぎれ、最終的には何を弾いてるかわからないといった状況です。


これを一言で言えば、「無様」というものが相応しい。うん、自分でもわかる。氷室ファンが聴けば、あまりの下手さに哀れみを感じると思います。練習では弾けても(先生の確認済です)、本番じゃヘロヘロになってしまう・・・いわば「弾けないピアニスト」の称号を与えられてもいいんじゃないかなっと思いました。自分の好きな曲なのに、ここまで弾けないと心が砕ける・・・。


まあそれはいつものことなので、とりあえず目標である嫁の確保をしようと思います。今回は1つのテーブルに4人が座る仕様で、私のお隣は可愛い女性さんがいました。これは滅多に無い機会だから頑張ろう(色々な意味で)と思ったのですが、いかんせん、他二つの席には彼女のご両親様がいまして、とてもじゃありませんが口説ける状況ではありませんでした。


「ねえ、今度一緒に遊ばない?」といい、携帯アドレスを親の眼前で聞き出す事は、いかに図々しいシンドさんでも無理っす。例えるなら、結婚する為に彼女の親御さんの許可をとりにいく男の気持ちレベル。自分やった事ありませんけど、多分そんな感じ。結局、女性を得る事はありませんでした・・・。


まあそれもいつものことなので、とりあえずこれから酒飲んでふて寝しようと思います。やっぱ「いつかのメリークリスマス」(B'z)をギターで演奏したほうが良かったのか。これはこれで別の哀れみを誘うから結果は同じことなのでしょうか。ああ、いつまでこんな「いつものこと」が続くのでしょうか・・・いっそ殺して・・・いやむしろ抱いて・・・俺の魂を・・・(今なら上手に弾けそう)