睦月





謹賀新年


「謹賀新年」と打ち込もうとしたら、「金貨新年」と間違えてやってもうたシンドです。あけましておめでとさん。誤打ちとはいえ、なんだか景気の良い表現だったので、間違えをプラスにしていけるポジティブな感覚が自分にあるのが素敵。正月三箇日過ぎの更新ですが、年末はずうっと飲んだ暮れ生活。文字通り休む暇がありませんでした(胃が)。


誰でもそうだと思いますが、毎年の決め台詞として「今年こそは・・・」という願い・目標を立てるのがお正月。自分の願いは「幸せになりたい・・・でも幸せって何だっけ?」というパターンです。ちなみに、類を呼ぶのか自分の友人でも似たようなものが多いのです。でも今年は違いました。


一昨年結婚した友人夫婦に一月一日会った時、「今年子供生まれる」を報告を受けました。おいおい待ってよ、自分の周囲は去年から言えば君で四人目だよ(一人は出産済ですが)。今年ですでに三人も生まれるよ。ベビーブームですか。皆どうして幸せそうな顔で報告しやがるのでしょうか。1グラムでいいからわけてください。


トドメとして、年賀状だけでお互いの生存報告をしてる大学からの友人からの報告。「私達結婚しました」年賀葉書が来たことです。年に一度、「生きてるか?」という書き込みが恒例なのに、今年に限って「結婚できました」なんて書いてきました。勿論新郎新婦の結婚式写真の奴。見るからに幸せそうな顔で。


元旦からそういう話がありまして、ある意味縁起が良いことなので良い事なのではありますが・・・なんだろう、この疎外感。俺達は幸せになれない筈なのに・・・そう思ってたのは自分だけだったのか。いや、ここは皆からの幸せオーラを吸収して、自分も幸せになれるという一年になるのでは?そうさ、元旦からそういう話があるのはむしろ大吉さ!


でも神社でくじ引きしましたら、末吉。仕事も恋愛も全て「焦ると駄目。じっくり準備をしてやれ」というもの。神様、じっくりやってて何年にもなるのですけど、まだなのでしょうか?