葉月





夏の花火はブリザード


毎年、毎年・・・日本各地では夏に花火が打ち上げられます。カップルや家族や友人といった人種は、「夢花火」みたいなファンタスティックな気持ちになって幸せ一杯になるそうです。一人身の自分は、ふとんにくるまって悪魔の音だと叫び塞いでしまします。そういうマイノリティーはいくらでもいるのに・・・。


しかし、攻められてばかりではいけません。なけなしのボーナスで購入した一眼レフをもって花火って奴を撮影してやろうと思い、戦場に行きました。一人で。スタンドアローンで。相棒はカメラだけ。花火を写真におさめて、PCでじろじろ目でなめきってやるぜ!


ネオンみたい。


で、一番最初に撮影したのがこれです。一応三脚とかレリーズとか設定とか勉強していったのですが、このザマでした。ほら花火ってすぐ消えるじゃないですか。じってしてくれないのでうまく撮れないのですよ(当たり前です)。我ながらできそこないってのがわかります。


とりあえず撮った!


上手く撮影できないよーとあたふたしながらやってくと、ようやく形になるようなものが撮れました。構成とかよくないのですが、とりあえず撮った!てなものをゲット。実は最初は設定がおかしいのかなと変更してたのですが、だんだん面倒になりまして、とりあえず画面内に収めることだけに力をいれてきました。


いい感じかしら?


煙がありますが、比較的見れるのがコレ。多重露光とかテクニックがあるそうですが、そんなもん知らずに撮影してました。如何でしょうか、なんとか見れるレベルかなと。個人的にはもうちょい綺麗にとれないかと思うのですが、今はこれが精一杯。


カラフル。


上の部分に空白があり、画面全体におさめたらいいと思いますが、雰囲気くらいはわかるかと。編集ソフト使えばいい感じになるかしら。色が沢山みれるからいいかなと。まあ、カメラの性能に助けられてますね。


竜の巣だ〜!

しだれ花火


意図したわけではありませんが、妙なものもあったのでお披露目。バチバチって感じなのと、雨が降ってる感じなのができました。上手く撮れていない部分もあり、出来はいまいちですが変わったものとしてこういう風に取れるようです。本当に適当にぱしゃぱしゃしてただけです。


打ちすぎ。


最期に飾るのはコレ。花火打ちすぎで煙がすごい。北陸では2万発の花火という触れ込みの最大級の大会なのですが、打ちまくったせいか煙がご覧の有様で、花火見れません。やけくそのような感じがします。煙の向こう側に花火打ちあがってるのですがわかるでしょうか。


そんな感じで花火写真を撮りましたが、360枚ほどの中でみれるのがこれっぽっちでした。写真は四・五枚とれればいいとネットで見ましたが、本当でした。撮るのむずい。動かしたら手ぶれで撮影できないし、かといって三脚に置いたらレンズに写るかどうかは運しだいですし。撮影はできても、やっぱりテクニックはある程度必要ですな。


余談ですが、自分の周囲はカップルもいまして肩寄せて花火をみてる後姿を見ると、やりきれない気持ちになりました。毎年味わうこの心の寒さだけは、いつになっても慣れません。あれ?夏って暑いものじゃありませんでしたっけ・・・。