文月





富士山


7月の平日に休みがとれましたので、懸案だった富士山に行って参りました。やはり日本人として生まれたからには一度は登ってみたいところです。土日はすこぶる混むという話ですが、平日の月曜日はさすがにガラガラでした。でも外国人がやたらいましたが。また天候も上々でしたので、よかったです。


後ろの山に登りました


富士山には四つのルートがあり、私は初心者向けの須走コース。6時間コースですが、休憩をたっぷりとりながら8時間で登りました。これ遅いレベルですが、高山病にかかりやすい体質なので体をならさないといかんのです。





えっちらおっちら登りながら午後二時すぎに到着。難しい箇所はなく、単純に体力と風に問題がなければいけるレベル。三千メートル級は風が強く、油断したら帽子が飛ばされます。あと寒い。午後は天候が崩れやすいらしいので、雲が多かったですが、陽射し除けとしては最適。


夜は予定通りに高山病による頭痛が発生して、一時間おきに目がさめてはいましたが、何とかやりすごせました。山小屋に宿泊したのですが、満員だったら狭くてたまらんのでしょうが、人がいなかったので助かりました。東京で体験した満員電車レベルで寝るなんて、無理。


御来光


頂上でご来光を拝み、その日のうちに石川へリターン。御鉢参りしたかったのですが、体力・時間を考慮したら無理だったので省略。心残りではありましたが、翌日からの仕事は脚に痛みがすこぶる発生し、辛い状態で働いてたから無理せず帰国してよかった。


余談ですが、噂に名高い富士山頂にある自動販売機・山小屋のペットボトル価格は500円でした。普通なら高いと思いますが、ここまできたら「いいから飲ませてくれ」という気持ちが大きく、金にモノをいわせてコーラを購入。今年40歳になりましたが、お金ですませたら手間も暇もかからずに楽だと感じるようになりました。これが大人になるという事でしょうか。