皐月





ゴールデンウィーク2019


皆さんごきげんよう。今月から令和という時代になり、10連休というスタートとなりました。毎年どこかへ行くのですが、こういう時でないといけない場所を考えましたら、北海道になりました。小笠原諸島も考えたのですがイマイチだったので、三泊四日であちこち彷徨ってきました。


水抜いたらどうなるかな


小松空港から千歳空港へ行き、レンタカーに乗って先ずは北上。どっかの壁紙に使われたという「青い池」に到着。何でもアルミニウムが含まれ、太陽とあわせたらこんな風に見えるよという代物。夕方に行ったのですが良い感じ。でも途中からライトアップしてましたが、それはこの池とは合わないような気が。


さらに北上し旭川へ一泊。翌日朝5時頃に起き、最北端を目指して北上します。ちなみに今回は「車で北海道あっちこっち行こうぜ!」がテーマです。北上する途中にある「トナカイ観光牧場」にぶらり。生でトナカイは見た事ないのです。


食事中


皆さんはトナカイの角に毛が生えるということをご存じでしたか?毛が無いならば鹿の角のように白いのですが、こいつらは黒い毛が生えるのです。擦ったりしてむき出し状になってますが。そういやクリスマスのトナカイの角って黒で表現されてますのう。これでトナカイ臭を体験することができました。


そいで最北端の宗谷岬に到着。北海道は広いので旭川からは4〜5時間かかります。移動距離が百キロ単位なので、最初はきつかったですがだんだんどうでもよくなります。氷室さんの曲を聴きながら歌いながらしてれば問題ない。ちなみに写真撮影は皆さん行列です。ツアーバス来たらさらに長くなりました。


並びます


ここで海鮮丼を食べたのですが、店員が二人しかいなくて、食事の準備も片づけも何もかも遅い。お客もわかってるのか皆だんまりで、気まずいったらありゃしませんでした。怒って苦情を言いそうなものですが、それやったらみんなに悪いという雰囲気で、全員空気を読むというハイレベルなところでした。自分も来ちゃ駄目だったかな…と思う位でしたが、ある意味面白かった。


昼過ぎに出発して網走へ。夕方に着きジンギスカンを食し二泊目。そいで翌日朝から監獄。建物自体に趣があるのでぶらぶらしておりました。鉄球を足につけて歩く体験コーナーもありやってみましたが、意外と軽い。当時と体格は違うからかしら。長時間つけてると違うかも。


右手前の方は人形です。


そこから南方の阿寒湖へ進軍。やはり北海道といえば「まりも」だよなあと思い行きました。阿寒湖のある部分でしか生息していない不思議物体。湖の中央部あたりにある小島に船でいくと、マリモ展示観察センターがあるのです。小さいですが、そこには確かに展示されてました。


ごろごろ。


これはもう、まりもってるよ…というわけで写真撮りまくりました。上陸時間が15分程度なのですが、もうちょっと居たかった。まりものガイダンスを読んでると、なんと日本各地にまりもはあるそうで。お隣の富山県には立山マリモがあるとの事。そっち見に行けばよかったんじゃない?と思ったのですが、展示やってるのかやってないのか不明。機会があれば見よう。


阿寒湖からはアイヌコタンをぶらついた後、登別温泉へ。方向的には南西へ向かい4〜5時間位だったような気がします。北海道の移動は、果てしない平原や山道が主で、最初は広大な風景に感動したものですが、移動するとなると遠いなとか面倒だなとか思うようになります。そしていつしか無心で運転できるようになります。三泊目となる温泉宿についたら疲れ果てました。


ヒグマに会いに。


近年、クマブームである私は登別のクマ牧場を見たいと思ってたのが、現実になりました。最終日はやっぱコレだよね!ここはヒグマが沢山いるそうなので楽しみにしてました。といっても、お客からエサをねだる牙の抜けた奴らしかいませんが。でも、身近にみるとでかいので軽く殺されるなあと思いました。


みろよ、この爪…


クマ数は多いのか少ないのか微妙。クマよりもエサを狙ってきてるカラスが沢山居たのにびっくり。襲われないのでしょうかねえ。上空からバサバサしてくるので、客はそっちを怖がってる程に。沢山のヒグマはよいのですが、個人的には以前行った秋田のクマ牧場が好み。


クマ牧場を堪能した後は千歳空港へ。ここらで走行距離は1000キロは超えてました。知床半島も行こうとしたのですが、予算と時間から除外したのです。やっぱ北海道は広大なので、何回か分けて訪れた方がよいですね。流氷に流される体験ツアーがあるそうなので次回はそれをやってみたい。