氷室貯金のススメ
氷室ファンの皆様、「氷室貯金」してますか?私はしてます。していないと、いざという時困りますからね。え?氷室貯金をご存知ない?そりゃあアナタ、氷室ファンをやってくのにあたって先行き不安ですよ。ここでは何ですから、説明致しますのでどうぞこちらまで・・・(銀行の口座勧誘のように)。 小ネタな出だしから始めましたが、今回のテキストは、氷室ファンになったらどのくらいお金がかかるのかを考察してみました。どのアーティストでもそうですが、ファンになったら色々と出費がかさむじゃないですか。CDやDVDはもちろん、ファンクラブ会費やコンサート代、またグッズとか何とかで「あらいやだ、こんなにも私買っちゃったのかしら?」となりスッテンテン状態に陥ります。 ファンになったからといって、無計画に好きなアーティストにお金をつぎ込むのは危険です。まあなんですか、ホストやホステスにはまったら破滅がまってるよというアレですよ。そんな風になるのは悲劇ですし、また実際いくらかかってるのか現状把握はしないといけません。氷室係数(収入における氷室関係出費割合)は人それぞれですが、自分の例もまじえてやっていきましょう。 *** 氷室係数について考える時の、「約束事」をここで決めましょう。氷室さんの活動をみると、最初にシングル、次いでアルバムを発表し、ツアーをやっていくという流れが基本です。それらをひっくるめて「一サイクル」とし、その期間の総出費金額で考えます。ちなみにそれは一年位の時間です。 氷室さんの活動にもよりますが、アルバムをひっさげずにシングルだけでツアーを行ったり(例:SOUL STANDING BY~)や、イベントオンリー(例:15周年記念ライブ、GLAYと競演したSWING ADDICTION)があります。色んなケースがありますが、今回は平均的なものをみていきたいので、そこらへんは省略。 まずは固定費からみます。ここでいう固定費とは、高確率で購入するものを意味します。人によっては買わない方もいるとは思いますが、そういったら話が進まないので問答無用。でも以下のものは基本だと思う。価格は平均ざっくり単価でいきます(税込みで)。 1:シングル(価格:1,000円) 2:アルバム(価格:3,000円) 3:DVD(価格:7,000円) 4:コンサートチケット(価格:7,500円+発送手数料600円/一公演毎) 四点挙げましたが、氷室ファンを名乗るなら購入すると思います。曲知らんとファンといえないし、好きならライブに参戦するでしょう。無論レンタルですませたり、オークションで安く仕入れたり、限定盤で値段が通常盤より高かったりして多少のブレはありますが、このあたりは妥当なところだと思います。 DVDはライブもので考えてます(ツアー終わったら発売してる)。中には一万円近くのもありますが、大体6000~8000円あたり。コンサートは人によっては何度も行くかもしれませんが、最低限の一回で。きちんと手数料も込み(笑)。でもチケット代は年をとるにつれて値上がり傾向です。私が初めていった「ONS」は6,825円で、最近行った「JMO」では7,500円でした。ちなみに、GLAYとの合コンは8,800円でした。ワオ!高いネ! 基本料金である1~4までのワンセット、しめて合計は19,100円となります。チャリーン。いやあ、ファンになると年間これ位いくのですね。でもこれは、最低限の固定費なので普通こんなものじゃ終わりません。次は流動費にいきます。 流動費ですが、これは人によって購入するかどうかブレがあるもの、とします。例えばコンサートグッズでは人によって出費費用がかわると思われます。パンフレットは買う人買わない人いるでしょう。また、ライブ会場まで行く交通費も異なります。全く使わない人とすごい使う人が差あると思いますが、シンドが考えるものでレッツトライ。 1:ファンクラブ年会費(価格:6,300円) 2:カレンダー(価格3,500円+発送手数料800円=4,300円) 3:氷室携帯サイト会員(月額315円×12ヶ月=3,780円) 4:コンサートグッズ購入(色々買って5,000円) 5:交通費(地元往復で1,000円) ファンなればファンクラブに入る方はいると思います。また通販で年に一度カレンダーが発売されてるので、ビジュアル的なものを好む方は買いでしょう。最近は携帯普及がかなりなので、携帯サイト要員もいるでしょう(一ヶ月だけ入ってほしいデータだけを頂く人もいるでしょうが)。入ってなくても、着メロとか使う人もいるでしょうから、それで考える。 コンサートグッズはパンフ、Tシャツ、携帯ストラップ、リストバンド、タオルといったものが多々あるので、二点くらい買ったらそれくらいになるので5,000円。買う人は買うでしょうが、いっても一万円と予想。アンケートとってみないと正確な金額はわかりませんが、そこそこの予算でいってみました。地元にコンサートがくる場合なら、電車・バスで1,000円あれば往復いけるでしょう。 こちらワンセット、しめて合計は20,380円となります。チャリーン。流動費なのでこんな風にいかないと思いますけど、妥当なところかなと思います。んで、固定費と流動費を合わせた総合計は、39,480円となります。年間約4万円か・・・こんなもんじゃ終わらないと思いますが、大体こんなものでしょう。 4万円ですまないと思うのは、みんな実際もっと使ってると思うのです。氷室仲間が集まれば飲食費かかるでしょうし、氷室さんの真似しようと思って高価なクロムハーツやパーソナルジーザスにに手を出したり、コンサートも複数回行けばあっという間に金額は跳ね上がります。ツアーが地元にこなくて県外に行く方は、宿泊費もかかりますしね。 特に沖縄にいる氷室ファンは厳しいでしょうね。移動は船か飛行機だし。そういや氷室さんは、沖縄にツアー組んだことないのではないかな。機材搬送とかきつそうだし。沖縄に氷室ファンはいるのだろうか・・。 *** 年間氷室支出必要額は出しました。後は実際の費用をみるのが一番なので、私が費やした金額で見てみましょう。期間はアルバム「IN THE MOOD」のシーズン、シングル「スイレボ」が発売された2006年10月から、ツアーが終了した2007年7月まで。氷室活動の「一サイクル」にそってるので、わかりやすい。 2006年10月 シングル:SWEET REVOLUTION(限定版) 1,800円 2006年12月 アルバム:IN THE MOOD(限定盤) 3,400円 アルバム:IN THE MOOD(iTunes) 2,000円 2007年1月 カレンダー(価格:3,500円+発送手数料800円) 4,300円 2007年4月 ファンクラブ年会費 6,300円 2007年5月 ライブグッズ キーホルダー代 1,500円 ライブ "IN THE MOOD"富山公演チケット (価格:6,800円+発送手数料600円+交通費600円) 8,000円 2007年7月 ライブグッズ(トランポ+キーホルダー) 2,200円 ライブ "IN THE MOOD SPECIAL"さいたまスーパーアリーナチケット (価格:7,500円+発送手数料600円+交通費21,300円+飲食費4,000円) 33,400円 Lightning Trick on iTunes:- TOUR 2007 "IN THE MOOD" -April.4.2007~ (価格:300円/曲×25曲) 7,500円 CDは当然買い。当時「iTune」限定盤があったので、やむなく購入。一曲だけ買える事知らずに全曲買ったのが痛かった。カレンダーは毎年買ってますし、ファンクラブも入ってますのでそこは予定どおり。 ツアーは二回参戦。地元と最終公演(初日)で、さいたま公演は富山-埼玉県交通費分プラス。この時は東京の友人宅に泊まったので、ご飯をおごるだけで出費を抑えました。グッズはトランポ派なのでそれは買う。キーホルダーはぶっ壊れたので二回購入(それも壊れましたが)。この時期、何故か同じものを二回購入する事が多いです。 「Lightning Trick on iTunes」は配信型ライブ映像販売品。全曲買ったら懸賞品あったような気がしますが、当選しなかったような気もします。昔のことなので、多少ブレがあると思いますけれども、以上の金額だったと思います。総合計としては、「70,400円」となりました。 必要額と比べて3万円高いのは、やはりライブ一回分が追加された事ですな。それ以外はほぼ予想値に近いです。氷室一サイクルで7万かー、なかなかいってるとは思いますが、自分はグッズやクロムハーツとかはあまり手だしてないので、抑えてるほうかもしれません。読者の皆様は、如何なものでしたか? *** 氷室支出必要額についてご説明致しました。人によって異なると思いますが、ファンになった場合は年間(氷室一サイクル)で、約4万円の出費がかかるといえそうです。これをアナタなりに計算して氷室係数を出した時、低い場合は問題ありませんが、高くなった場合・・・生活を見直した方がよいのかもしれません。 パーソナルジーザスとかコンサートグッズでウン万円も飛んでいき、それが家計を圧迫した時、家族からは「何、この出費?」と言われるでしょう。その時アナタが「氷室さんに使ったよ、HAHAHA」と、にこやかに答えたら間違いなく首を絞められると思われます。そんな悲劇が起きないようにするには、この「氷室貯金」がお勧めです!(ようやく本題です) 氷室貯金といっても、そんなたいしたことではありません。普通に氷室さんに費やすお金を、別口座にて管理するだけの話です。特徴があるとすれば、「貯金する時期」があることです。先ほどから使ってる「氷室一サイクル」を応用すればよいのです。 氷室さんの活動をみてみると、CD販売やツアーを行うのは実際一年もありません(外部活動)。その他の時間は、スタジオに篭ってお仕事です(内部活動)。簡単に言えば、一年外で仕事したら、一年は外で仕事しない傾向が高いのです。我々はその内部活動中に貯金をしていくべきなのです。一ヶ月3,333円ためていけば、あら不思議、一年後は約4万円となり、必要経費が満たされるわけです。 日ごろきちんと貯金してる人は問題ない話です。でも活動期までに、月3,333円貯金してけば、大概は乗り切れると思いますので、参考にしてくださいな。氷室さんの内部活動が長くなれば、月あたりの貯蓄金額を減らすことも可能です。固定費だけならその半分でもいいですしね。流動費は個人の好みでプラスマイナスできますし。何かこれ、携帯電話の料金体系みたいだ。 *** さて、氷室ファンになった時どれだけお金がいるかシミュレートしてみました。また、その対応策(不買行為を除く)もやってみました。実績を調べたわけではありませんが、大体こんな感じではないでしょうか。一つの参考となれば良いかと存じあげまする。 尤も、ファンには年配の人が多いから、もっと費用かかってるかもしれませんけどね。パーソナルジーザスとか。これ高い奴で30万円のもあります(参考:Wallet Chain 12link) 。好きなものにはどれだけお金つぎ込んでもいい!という方には、全然関係の無い話ではありますが(笑)。 あ、そういえば氷室さんは20周年記念と称して、ライブビデオで販売してたものを、DVDにして販売をかけるという情報が入っております。四ヶ月連続で新作も含めて8本。それらのデータをまとめてみました(2009.1-4月間)。 ・20th ANNIVERSARY TOUR 2008 JUST MOVIN' ON-MORAL~PRESENT- ・L'EGOISTE ・KING OF ROCK SHOW 88's-89's TURNING PROCESS ・NEO FASCIO TURNING POINT ・OVER SOUL MATRIX ・LIVE AT THE TOKYO DOME SHAKE THE FAKE TOUR 1994 DEC.24~25 ・The one night stands tour “Collective Souls” ・COUNTDOWN LIVE CROSSOVER 05-06 1st STAGE/2nd STAGE 上から順に価格をいいますとね、「7,350+7,350+6,000+5,500+5,500+6,300+ 6,000+9,500=53,500円也」で、年間氷室支出平均額を軽く超えてます。ここまで長々と読んでくれた方々に報告します。こんな風にいきなりどぎゃんと来た場合は、このテキストは役に立ちませんので、ご了承下さいませ。 |