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敷地は三重県の小都市の郊外で静閑とした住宅地である。環境、敷地形状にも恵まれた自由度のある条件での建築設計依頼である。
施主の希望は”明るい家”それだけで後は全て任された。建物はスキップフロアー形式で階段の踊り場が居間とする提案の住宅であるその下が2台の駐車スペース、玄関アプローチとなる。階段を含む大きな吹抜が居間、食堂とつながりパブリックスペースを一体化されている。家族の誰かが出かける時も、家に帰ってきたとき、必ず誰かとふれ合う導線計画となっている。子供室は南側に配置する平面計画で、子供室の風と光の確保を配慮した。子供は太陽をいっぱい受けて育つべきである。これも私の持論である。”家族が支え合って生る”と言う言葉が好きである。”住まい”とはこの言葉を包み込むような物のであってほしいと心から願う。 |
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