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敷地は名古屋市南部の庄内川のそばの住宅地である。
施主の要望でデザイン性と機能性を生かした住宅の提案である。1階は和室と玄関ホールとしパブリックスペースを集約した。23階にプライベートの空間を配置し、生活空間をまとめ、機能的な面を考慮した。導線は中央の螺旋階段ですべての部屋へと連絡する。廊下のない家でもある。1階は多目的に利用できる大空間とし、螺旋階段に沿って垂直に伸びる“竹”は住まい手に“和み”と“静寂”を提供してくれると考える。
竣工と同時に驚きを隠せない施主の雑談で吹き抜けの角にと骨董屋から購入した石地蔵の話を聞きながら、しっかりとこの家を自分の物にされている施主に安堵した。 |
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