日本大学商学部砧祭 お笑いライヴ砧ism2002/2002.11.3
今年の学祭は2本。激減。関東学院大は遠いのでパス。チケットに整理番号がついてないおかげで朝もはよから祖師ヶ谷大蔵。
きっと激サムなんだろうなーと覚悟を決めて行ったらなんと教室待機。 嬉しいじゃないの。
しかもいたるところに係員がいるという徹底ぶり。 トイレ行くにも半券とかもらって行くんだもん。
さすがにそこまでされるとウザいって思わないこともなかったけど、手際やシステムがちゃんとしてるに越したことはないし。
去年の東京●際大学とかひどかったからねー。
8時半に並び始めて10時に整理券配布。18時開場の18時半開演。
鬼のような空き時間にしこたま買い物をしてしまったじゃありませんか。
会場は扇形の大講堂。端っこの人には死角が多すぎてかわいそう。 わしらは一段高くなった真中よりちょっと左よりの席に無事陣取る。
しかし暖房が入ってなくて激サムだった…凍えながら開演を待つ。
定刻やや押しで暗転。くるりのワンダーフォーゲルがかかる。来るぞ来るぞ。
「どうもー、ラーメンズでーす」 第一声がそれかよーなエレキコミック登場。
客席の雰囲気が落ち着いていて、これはOLの雰囲気だよと言い合うエレキ。
谷井「これがラーメンズの客だよ」
先の注意事項アナウンスを受けて、写真を撮れモノを投げ入れろ、「エレキがネタやってるよ」って携帯かけてもいい、
しまいには谷井「舞台上がってきちゃってください」。
日大生はどのくらいいるの?ということで挙手を求めるが皆無(笑)。
谷井「うそー!そんなわけねーだろー。じゃあ拓殖は?」と何故か拓殖大生を探し始めるやっつん。
今立「なんで拓殖なんだよ。昨日の関東学院大の学祭でも拓殖探してたよな」
谷井「ちょっとみんな目をつぶって…手挙げにくいだろうから」
今立「拓殖の人に失礼だろ(笑)」
手は勇気がいるから拍手で、と言ったらなんとひとり拓大の人がいたという(笑)
改めて日大生探しをしたら、両端の後ろの方からぱらぱらと拍手が。
今立「なんで固められてんの?アパルトヘイト?」
ここにいる人たちは壮絶なチケット争奪戦をくぐり抜けてきたんだろうなーということで母親にチケ取りを手伝わせる娘をふたりで再現(笑)
こういうのを即興でぱぱっとやれちゃうとこがステキ。
何かとラーメンズとの格差を愚痴るエレキ。日大のポスターやパンフレットに「あのラーメンズがやって来る!」と書いてあり、
その横にスペースがあるのに「エレキもね」の一言もなかったという…(苦笑)
楽屋の差別。ラーメンズはちゃんと楽屋なのに、エレキが案内された部屋はただのがらーんとした教室。
今立「一番後ろの席にぽつーんって座っちゃった」
でも黒板に「エレキコミック歓迎!やっつんバーガー最高!」って書いてあって学生の歓迎ぶりに喜んでいたら、
小林賢太郎がやってきて「これ俺が書いたんだぜー!」…ふたりは速攻近くのゲーセンに遊びに行ったそうです(笑)
今日ここに来る前にも学祭があって、全然間に合う時間なのにマネージャーが焦ってタクシーを停めようとしたら、
間違って教習所の車を停めちゃった話。
KICK THE CAN CREWがラーメンズファンだってことでやっつんと小林で彼らの歌を歌おうとしたら、全然歌詞がわからなくて、
「♪にゃーにゃにゃにゃにゃにゃー、にゃにゃにゃにゃにゃーアンバランス!」
(わかんないところはだらだらしながら、アンバランスのところだけ姿勢よく)
谷井「歌えねーの。あの完璧な賢太郎が」
日大がラーメンズの告知しかしてなかったから、もしかして俺らのことラーメンズだと思ってるかも、というエレキ。
今立「お前が仁だって思われてるかもしんない」
谷井「仁、こんなに日本語上手くないもん」
まったくです。
ここらへんでネタを1本見ていただきたいと思います…とネタ準備。
谷井「賢太郎のリクエストということでね…賢太郎が好きだったら笑った方がいいよ」
今立「ラーメンズに迎合しすぎ(笑)」
というわけでやっつんバーガー。実は初見なのでありました。 また筋を書くようなネタでもないので(笑)
谷井「お会計は現金で?カラダで?息子で?」
今立「俺親でもねえし。てかなんでこれから生まれてくる息子が負債抱えてんだよ」
やっつん本気でウケてました。今立くんの切り返しは職人芸。
もう1本ネタ見たいですかー?と呼びかけてエレキコールを強要するやっつん。でも返ってきた反応は拍手だけ…(笑)
谷井「普通コールって声出すだろぉ?なんで拍手だけなの」
次はやっつんレストラン。 今立「うわーまた『やっつん』ってついてるよ」
やっつんを呼ぶボタンの押し方がかっこよかったよ今立くん。
谷井「ドリンコは何を?」
今立「ダイドー限定!?」
谷井「♪さーらりーとしたー養ー命ー酒」
「お送りしたのはエレキコミック。街で会ったら気軽にやっつんって声かけてね…」
ダンディ…(笑)
持ち時間短すぎ!なんで2本しかネタやんないんだよー!ラーメンズの前座なのか!?
と怒り狂っていたら、実行委員の人がスタンドマイク持って出てきた。
…と思ったら実行委員のウィンブレを着たラーメンズだった。仁くんの手には紙袋。 舞台裏を一周して帰ってくる。
小林「実行委員のホンダです…」
片桐「アサクラです…」
小林「あのー、ラーメンズさんのライブをやるはずだったんですけど、昼間中庭でやってたウルトラマンティガショーで、
中味と外見はギャラが別だって言われて…」
で、予算の折り合いがつかなくなって小林さんの方が「そのギャラじゃちょっと」ということなので帰られて、
片桐さんは軽音部がやってたX-JAPANでヘッドバンキングしすぎて首を傷めて病院に運ばれてしまった…とのこと。
ホンダ「ほんとすみません!申し訳ないので、ふたりで一生懸命ラーメンズさんのビデオを見て練習してきました」
節目がちでぼそぼそっと喋るコバ…ホンダ。若造るためか髪の毛を全部前におろしてちょっとワタシの好きな髪形(どーでもいい)
ホンダ「えっと、インターネットで買ったhomeっていうビデオに入ってたやつで、長縄をふたりで回してて、それ部活なんだけど、
途中で女子マネージャーが来て…」
たどたどしく説明するホンダの横で必死に首を振りながら見守るアサクラ(笑)
「インターネットで買った」っていうとこに苦笑してしまったよ…
(註:homeっちゅービデオはもう流通してなくて、ヤフオクで1万以上の値がつけられてしまってるレアビデオに成り果ててしまったのだった)
長縄部
homeに入ってるのよりは短縮バージョン。
コバ…ホンダがフェイクっぽく歌って笑いを取ると、アサクラも負けずにフェイクっぽく歌うのでした…(笑)
ネタを終えてホンダ「やべぇ、すっげぇ緊張した」
読書対決
入りはワタシの大好きな「183センチ!」バージョン(図書館で一人芝居)。
・龍の子太郎×力太郎
内容がちょこっと変わっててびっくり。
アサクラ「するめやイカリングは当然…アタリメ!」の後の観客の笑いに、
ホンダちょっと驚いて「お前らアタリメよく知ってたな」
そりゃあ…そういう客が多いんですもの(笑)
・フランダースの犬×忠犬ハチ公
アサクラ「ルールがわからねえ!」
相変わらず仁…アサクラのスネ夫のマネには笑っちゃう。
・鶴の恩返し×かさ地蔵
途中森本レオ口調になったホンダ(久しぶりに聞いたけど上手いな)をまねてアサクラも森本レオに・・・なり切れてないモノマネが面白でした。
ホンダも笑ってたよ。
次はアサクラが準備に時間がかかるので…とホンダのモノマネコーナー。
・片桐さんが楽屋に入ってくるとき
・片桐さんが自動販売機の前を通り過ぎるとき
・エレキコミック今立進が相方の話を巧みに聞きかわしているとき
…最後のはめちゃくちゃウケました。面白すぎ。
たかしと父さん
準備が整い、「くらーい!!!」と照明のあたってない後ろの方の席から父さん登場。
側転をしてから「広いよ!こんな広いところでやったことないよ!」
父さん発言。
「思いついたことも言えないかわいそうな父さん…」
「後で俺を怒るのはやめろ!」
「ラブレターフロームきぬーたー♪ 砧ってなんだよ!硯って読んじゃったよ!」
「盗んだバイクで走らせろよー。窓ガラス割らせろよー。父さんは普通に弁償させられたぞー」
萌えポイント
「かまえよー」とたかしの肘を軽くゆする父さんの仕草 …わっかるっかなー、わっかんないだろーなー(笑)
ホンダ「すみませんでした」
ネタ終わりに謝ったりして。再び舞台上はホンダひとり。
ホンダ「いつもは舞台の端と端にスーツケースを置いてそこで小道具とか準備するんですよ。幕間に音楽流して。
アサクラ準備しながらでいいから何か歌ってー(呼びかけるが反応なし)。マイクとか準備できたら歌ってください。
(紙袋からボルヴィックを取り出して)水飲ませてもらいます。ちゃんとホンダって書いてある」
アサクラ息切らしながらバサバサな感じで登場。
ホンダが「水飲んできて」と命令すると素直に飲みに行くアサクラ…こういう関係性がツボなんですけど変ですか?変ですか。
彼が水を飲んでる後ろでキックの「アンバランス」をちゃんと(でも抑揚なく)歌うホンダ。
ホンダ「本当はちゃんと歌えるんだよ!」
ホンダ「照明さん、1時間過ぎてたら1回パッと暗転してすぐ明転ください」
確認するもまだ過ぎてないらしい。こういう確認の仕方するとこがにくいよねぇ。
ホンダ「時間があるみたいなのでじゃあ…やっつんバーガーを…」
すごい目を輝かせてしまったが仁…アサクラが首を振って拒否。
ホンダ「じゃあ怪傑ギリジンっていうのがあるんですが…」
アサクラ必死の形相で首を振る(笑)。
アサクラ「(小声で)竹馬ないから…」
「じゃああれやる?できるかなー」とその場で相談するふたり。「ちょっと懐かしめのやつを…」と期待を持たせる。
はじまったのは「男女の気持ち」。懐かしいか?雀のネタだよ。
中居のマネして前髪をふーふーさせるのが面白かった(笑)
お互いのウィンドブレーカーを見て。
ホンダ「稽古場みたいですね」
そうそう、仁くんはラフな感じで羽織るように着てるのに、コバケンはちゃんとジッパーを上まであげて。対照的なふたり。
袖に入っている名前を確認。「M.ASAKURA」の文字。アサクラさんはふたりいるらしい。
片桐「アサクラ、まんじろう」
最終コントの準備のため、ホンダが水を飲む間アサクラをセンターに立たせて歌を歌わせる。
何を歌いだすかと思えば山口百恵「ひと夏の経験」。抑揚ない感じで(笑)水飲み終わった後も袖で座って歌う彼を眺めるホンダ。
結局1コーラス歌っちゃったよ。
ホンダが袋の中からあれを取り出して悲鳴が上がる。すっかりアイドルだねえ。
マーチンとプーチン
マーチン「うどんときしめんの違いを述べよ」
プーチン「なぐ…」
殴っていいのが男だよねえ(笑)
ノーマルバージョンのマーチンプーチンに、桜バージョンの「せーかいーのどこかで誰かがきっと私を待っている〜」の歌が入っておりました。
あれ好評だからねー。
ネタすべて終了。鳴り止まない拍手の中、本名で自己紹介。
ホンダ「紹介とかいってすげえリアルじゃなかった?アサクラ髪伸ばしててよかったなー」
エレキを再び呼んでステージへ。ィヤッター!絡みがあるー!
今立「実行委員なんでしょ?楽屋とかちゃんとやってよー」
ホンダ「黒板書いたの俺なんですよー。握手してください」
アサクラマンジロウです、と自己紹介する仁くん。
谷井「モサモサだよ!お前はアサクラモサモサだよ!」
仁くんはことあるごとに気を抜いてしまって会話に入って来れない(笑)
「変な電波受信するなよ!」「気を抜きすぎだよ!」「(小林が言ったことを復唱して)それさっき聞いたよ!再放送早ぇーんだよ!」と
今立くんにつっこみまくられる(笑)
谷井「♪腹立つぞっ」(「♪つかもうぜっドラゴンボールっ」の節で)
片桐「♪日本大学っ商学部っ」
字余り…(笑)
谷井「賢太郎なんでちゃんと歌えるんだよー。あの時は歌えなかったじゃんよー」と促されて、
一緒に怪しい動きをしながら適当「アンバランス」を…(笑)
やり終わった後ものすごく冷ややかな目でやっつんを見てました(笑)
告知。 エレキからは単独とDVD発売のお知らせ。ラーメンズからはカレンダーの告知。
片桐「今年中に出せればいいな。…って言ってました」
あれ?まだアサクラ?(笑)
最後の締めは実行委員から。
小林「来年はアメリカザリガニと神田北陽さんが来ます」
今立「ああ、講談師の?」
小林「そう。…微妙なとこついちゃったなー」
反省してます。
小林「で、音楽の方はグレイプバイン」
絶叫しそうになりましたが理性を働かせてみました。ラーメンズの口からバインの名前を聞く日が来ようとは。
谷井「そういえば俺グレイプバインに似てるっていわれる!ボーカルの人と」
…それは嘘だよ。似てるとこは歯並びくらいだよ。ていうかバインファンに怒られるよ(笑)
やっつんは街中で知らない人勘違いされてよく声をかけられるらしいです。
谷井「ふざけた頭してんじゃねーよ!って言われた」
仁くんは電車の中で落ちたモノを拾おうとしたら、横にいた女の人に「ぎゃーっ!」って叫ばれたそうです。髪型パワー炸裂。
最後にホントのこと言っていいですか、と小林。
「僕ら、ホントはラーメンズでしたー!」
騙されたエレキに向かって「バーカバーカエレキバーカ!電気漫画電気漫画!」と人が変わったようにはやし立てる小林…
「なんか言ってやれ」というやっつんに、
今立「よくスープが絡まって、おいしい麺になってたぜ」
誉めてんじゃん(笑)
小林「そっちこそみんなしびれてたぜ」
言った後、「『エレキに』って前フリすればよかった」とひとりダメ出し(笑)
仁くんはまたどっかから電波を受信してたみたいで、「すみませんでした!」とコバケンに頭を押さえつけられて謝る。
その垂れ下がった髪の毛に今立「ぎゃあっ!」
以上で終了ー!ワンゲルが大きくなって暗転して退場。
明転したときにはけきれてなかった仁くんとやっつんがいたみたいだけど、 ワタシは見逃してしまったー。ざーんねん。
言うことナッシング!
…バインの名前が小林の口から出たということは、やっぱりバインの知名度は微妙だということか?
頼むぜバイン(笑)