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ストリング命令


7-1.ストリング命令とは

  ストリング(String)とは直訳すると紐とか糸という意味である。コンピュータ関連では、 糸のようにつながった(連続した)メモリー空間を指す。(場合によっては「文字列」を指す人も いるようだが、ちょっと違う。)

  ストリング命令とは連続したメモリーの転送(コピー)、比較などを行う命令である。 転送、比較の単位は1バイト、1ワード、1ダブルワード(32bitCPU)である。

  ストリング命令自体は、1単位の転送、比較しかできない。したがって今まででてきた 「MOV」命令や「CMP」命令と対して変わらない。もっと言えば、今までの命令の方が 高機能である。しかしリピートプリフィックス命令「REP」などと組み合わせて使うことで、 便利な命令に変身してしまう。

  ストリング命令は次ページから詳しく解説するが、次のような基本仕様がある。

  • データの読み出しは[DS:SI]からのみである。
  • データの書き出しは[ES:DI]へのみである。
  • 使えるレジスタは(EAX),AX,ALのみである。



なお、80186以上で使われる「INS」と「OUTS」は8-4で説明する。


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