ときめき part 10



ベルゲン(ノルウェー)

2009年6月


 ベルゲンは、人口22万、オスロに次ぐ、ノルウェー第2の都市である。

 昔から、漁業で栄えた。

 中世は, ハンザ同盟の商人たちが、商権を握っていた。

 一年のうち300日は雨、と言われるほど天候の変わり易い土地柄でもある。


 
港に面した地区は、世界遺産の建物群が中世の面影をとどめ、ベルゲン観光の中心となっている。

 この一帯は、ブリッゲン地区と呼ばれている










 ブリッゲン地区の港に面した建物群の裏手に、これらの木造建築が建ち並んでいる。

 

 
 







 昔は、タラ、ニシンなどの海産物の貯蔵庫であったが、今は、観光目当の商店として利用されている。

 









 港に面した魚市場が、写真の左手にある。

 先方、フロイエン山の斜面は、高級住宅街となっている。










 魚市場のオネーさん。

 チューブ入りキャビアを買ったせいか、ご愛嬌のポーズで応じてくれた。

 北欧では、キャビアは、魚卵の総称らしい。










 フロイエン山展望台に行く、登山ケーブル
の駅舎

 









 おとぎの国から、舞い降りてきたような可愛い電車が、町のいたるところを走っている。



エイドフィヨルド(ノルウェー)

2009年6月


 エイドフィヨルドは、ノルウェーで一番長いゾグネゲルフィヨルドの深部にあるフィヨルドで、海口から200km程入っている。

 海水を指で掬って舐めてみたら、塩気はほとんど感じられなかった。

 

 


 岸辺に咲くこの花は、日本の高山で、なんだか見かけたような気がする。

 ヤナギランだったかな?












 接岸したばかり、船人たちの胸も期待で膨らんでいるようだ。













 地元の娘さんたちは、健康的で、明るく、愛想がいい。














 白夜の午後8時、フィヨルドは、若者たちの独擅場となった。












 午後九時、水上スキーが始まった。

 船釣り、遊泳、モーターボート、なども加わり、真夜中近くまで、若者たちは白夜のフィヨルドの夏を楽しんでいた。




ヴォス(ノルウェー)

2009年6月


 ヴォスは、ハルダンゲルフィヨルドとゾグネフィヨルドの中間に位置する。

 スキー・乗馬・フィッシング・トレッキング・サイクリング・カヤック・ヨット・ゴルフ・川下り・スカイダイブなど山岳スポーツのメッカである。

 また、ベルゲン鉄道のヴォス駅がある。

 



 石造りの教会。この日は日曜日、礼拝には、お年寄りの姿が目立つていた。、














 教会の前には、民族衣装の人々もいた。















 何となく気持ちが落ち着く教会の庭。














 浮き浮き気分で、これからデートですか。






ニガース氷河(ノルウェー)

2009年6月



 氷河の前進基地ともいえるおしゃれな山小屋風レストランのテラスで寛ぐ観光客。

 写真の中央右手の谷あいに、ニガース氷河が遠望できる。








 レストランのテラスからズームアップして撮ったニガース氷河。















 ここからモーターボートに乗って、氷河をめざす。











 温暖化の影響で、氷河は年々後退している。

 遠くから眺める氷河は、神秘的だが、だんだん近づくにつれ、表面の汚れなどが、目に付くようになる。











 氷河登攀を終えた登山者の列。













 氷河から溶け出した水は、幾筋もの細流となって、岩場を流れ降る。













 氷河から誕生したばかりの水は、幼げな淡い水色を装って、旅立っていく。













 岩場の細流が、平らな流れに変わる湿地帯では、数種類の高山水生植物が、綿状のきれいな花を咲かせていた。





ゾグネフィヨルド クルーズ(ノルウェー)

2009年6月


 フロムで乗船し、約2時間強のゾグネフィヨルド、ネーロイフィヨルドのクルーズを楽しみ、グットバンゲンで下船した。

 







 カモメの群れが、クルーズ船に同行し盛んに餌をおねだりする。

 カモメは、手元まで接近し餌をとっていくので、景色を楽しむのも忘れ、餌やりに熱中する乗船客もいる。

 








 谷裾の緑地に、人家が点在するメルヘンチックな景観は、北欧フィヨルドの最大の魅力かもしれない。












 デッキチェアーに寛いで、過ぎ行く景観をのんびり眺めるのも一興。












 滝となって下り降りた雪解け水が、フィヨルドに注ぎ込んで形成されたと想像される三角州に、童話のような牧場があった。

 ここへのアクセスは、船によるしかないだろう。小さな船着場が見えた。











 正面の山頂には、まだ雪が残っている。穏やかな水面は、鏡のようだ。





フロム(ノルウェー)

2009年6月


 フロムは、人口500人ほどの小さな町だが、フロム鉄道の終着駅がある。

 夏には、鉄道と船を利用して、観光客が押し寄せて来る。
 






 午後6時44分、フロム駅に、列車が帰ってきた。

 散歩中のご婦人と秋田犬がお出迎え。

 こんなところで、秋田犬が飼われているとは、感動ものだ。










 午後7時19分、白夜の始まり。
宿泊したフレットハイム・ホテルも魅惑的なムードに包まれてきた。

 









 快晴の朝を迎えた広場。フロム鉄道のフロム駅も船着場もこの広場に面している。

 正面に垣間見える白い建物が、フレットハイム・ホテル。

 



オスロ(ノルウェー)

2009年6月


 オスロは、全長約100キロのオスロフィヨルドの最奥部にある。

 2008年に開業したオペラハウス。革新的な建築が目を引きつける。






 オスロ郊外にあるフログネル公園。別名ヴィーゲラン公園。

 公園内には、ヴィーゲランが彫った彫刻が、200以上置かれている。

 



車窓の風景 (1)(ノルウェー)

2009年6月



 エイドフィヨルドに面したプりムネスで、フェリーを待つ車の列

 

 





 お馬さんも、フェリーに乗って、バカンスへ。
船上では、馬の気を静めるために、お嬢さんたちが厩舎へ移動。

 上の写真で、行列最後尾の車に、このお馬さんが乗っていたことが判った。










 フィヨルド沿いに点在する小さな町の一つ。














 スティンダールの滝裏から見た風景。













 峠越え。

 北欧では、日中でも車は、点灯が義務付けられている。














 フェリー乗り場で、近在の農園で採れたイチゴを売るお爺さん












 エイドフィヨルドの長閑な風景。





車窓の風景 (2)(ノルウェー)

2009年6月


 フェリーに備え付けのモーターボート。
避難用にしては小さすぎるし、救助用か、緊急連絡用か、はてなんだろう。

 









 ニガース氷河の溶水が、激流となって下る。

 









 ニガース氷河近くの山荘。

 一階が、石造りかコンクリート造り。
 二階から上が木造。
 窓が小さく白枠、木造部分の壁面が小豆色。
 このての建物が北欧には多い。











 エイドフィヨルドを渡るフェリーの船橋からの眺め。












 このメルヘンチックな光景に出会うたびに、ついシャッターを切ってしまう。





フロム鉄道とベルゲン鉄道に乗って
(ノルウェー)

2009年6月



 始発のフロム駅から、この列車に乗って、フロム鉄道の旅が始まった。

 

 

 





 ショスの滝で、列車は一時停止し、下車、飛沫を浴びての瀧見物。

 

 









 夏場はいいとしても、冬はこんなところで暮らすのは大変だろうな。

 サマーハウスかもしれない。



 








 ミュルダールで、ベルゲン鉄道に乗り換え。













 雪解け水でできた湿地帯。。














 針葉樹林帯を、奔流となって下る雪解け水。












 ヴォスで、ベルゲン鉄道の旅ともお別れをして、列車を降りる。





オスロ⇒フロム(ノルウェー)

2009年6月


 ゴールの町にあるスターヴ教会。

 スターヴ教会は、12世紀から14世紀にかけて、ノルウエーで建てられた木造教会の総称である。

 当時は、1000ほどあつたと言われるが、現存するのは30に過ぎない。






 オスロからフロムに向かう山岳地帯の風景。












 アウルランフィヨルド。

 遠望される平地にフロムの町がある。











 アウルランフィヨルド。

 フロムの町も間近になる。