ときめき part 12



トロイ (トルコ)
2009年9月



ヨーロッパ側のBeliboluの港をフェリーに乗って、アジア側に向けて出発。










ダータネルス海峡は、快晴で波静か。
微風が心地よい船旅であった。












トロイ遺跡の入口にある観光用木馬。
木馬の窓から遺跡を展望しつつ、ここを掘り当てたシュリーマンの情熱に思いをはせるのも一興か。










遺跡は、イサルルクの丘の展望の良い場所にある。
戦略上からも見通しのきく場所が選ばれたのだろう。、










不届きな観光客と一瞬勘違いするが、観光用に設営された石組みの展望台。





アルテミス神殿跡(トルコ)
2009年9月

ギリシャのパルテノン宮殿よりも規模の大きい神殿が、紀元前7世紀前後に造られたことで、世界の七不思議の一つとされる、アルミテス神殿。

円柱127本からなる壮大な神殿も、現在は、円柱一本が残るだけ。






地中海沿岸セルチュク近郊の道路沿いの陶器店。
リゾート客が狙い目だろう。











エーゲ海地方では、このようなリゾート風の建物が多い。





エフェス都市遺跡(トルコ)
2009年9月



ここエーゲ海地方 で、紀元前10世紀頃から創建され始めたとされる古代都市の遺跡。










大理石造りのメイン・ストリート。













公衆便所の跡。
便座の下には水を流す遺構が残り、水洗トイレであったことがわかる。
用を足しながら、四方山話がはずんだことだろう。









ケルススの図書館。















図書館から広場(アゴラ)とメイン・ストリートを望む。













2世紀に完工した、2万5千人収容の大劇場。














みやげ物屋が建ち並ぶ通りで、地元の男衆はトルコ将棋?に熱中。



パムツカレ(トルコ)

2009年9月


パムツカレは、紀元前から栄えてきたとされる温泉リゾート地。
現在でも、トルコ人のリゾート客がたくさん訪れる。
保養地だけに、車の移動店舗も繁盛の様子。






世界遺産の石灰棚。
温暖化の影響だろうか、純白の景観を期待していたのに、残念。












日本で言うところのプールではない。
これがトルコの温泉風景。
皆、水着です。











石灰棚の背後の丘には、温泉リゾートとして栄えた古代ローマの都市遺跡ヒエラポリスがある。











ホテルで開かれていた地元の結婚披露宴。
このような結婚式が当地でははやりとか、なかなかやるもんですネ。




コンヤ(トルコ)
2009年9月


 中部アナトリア高原。
耕地では、初秋に焼畑が盛んなようだ。











中部アナトリア高原地帯の雄大な眺め。











コンヤ郊外の風景。
コンヤは中部アナトリア地方の中心都市。
郊外の土地開発が盛況。













メヴラーナ霊廟。
13世紀に造られた緑鮮やかな円錐形の屋根。
イスラム、メヴラーナ教団の神秘主義を象徴しているようにみえる。
霊廟が博物館として一般公開されている。












コンヤには、立派な佇まいのイスラム寺院(ジャーミィ)が多いが、これもその一つ。












緑色の建物が目を引く製粉工場。
中部アナトリア地方では、小麦栽培が盛んなので、コンヤには製粉工場が集中している。









ホテルの回転ドアー。
ドアーの中心で、セマー旋回舞踊の舞衣を身に着けた男性がお出迎えとは、なんとも粋なデザイン。





シルクロード(トルコ)
2009年9月




シルクロードは、アナトリア地方の中央を東西に通じていた。
今にも、ラクダの隊商があらわれそうな景観である。








今に残る隊商宿キャラバンサライ。匪賊などの襲撃を防御するために、四方を高い石壁で囲ってある。











キャラバンサライの内部。
左が宿泊棟。
右がアーケード棟。
中央建物を抜けた奥が礼拝棟。










キャラバンサライの礼拝所。
宿屋の中にも、立派な礼拝所があったのですね。
きびしい旅路の安全は、神にすがる思いだったことでしょう。




カイマクル(トルコ)
2009年9月


 カッパドキア地方、カイマクル近郊の農家。
屋上には、太陽光発電装置、アンテナも数個、なかなか近代的な暮らしぶりに見える。







カイマクル地下都市。
紀元前4世紀頃から人が暮らしていた記録が残っているそうだ。
地下に、幾層階にも掘り進まれた巨大な都市ができている。
盛時には、2万人が暮らしていたと伝えられる。
現在、地下五階まで公開されている。








カイマルクの広場で、麦を打つ農婦。













ネヴシェヒル城砦。














トルコ絨毯工場の織姫。
頭上の絵柄を忠実に織り込んでいく。



カッパドキア(1)(トルコ)
2009年9月




パシャパー地区の奇岩群。
昔、修道士が住んでいたといわれる。










キノコ岩。
とても、自然の造形とは思えない。













クルキュラルの谷。
谷の手前の平地は、放牧地として利用されていた。









デルベント谷にあるラクダ岩














ラクダ岩のみやげ物屋のおばさん。
トルコ人は写真好き、気楽にポーズをとってくれる。





カッパドキア(2)(トルコ
2009年9月

 


ギョレメ野外博物館。










4世紀頃から迫害を受けたキリスト教徒が、奇岩を掘って、住宅や教会・修道院などをつくり、住み暮らしていた地区が、ギョレメ野外博物館として公開されている。










ギョレメ野外博物館にはたくさんの洞窟教会がある。
教会の天井や壁面は、このようなフレスコ画で飾られている。











ギヨレメ地区に揚がった観光用ゴンドラ。





カッパドキア(3)(トルコ)
2009年9月




ウチヒサルの洞窟ホテルからの展望。










ウチヒサルの洞窟ホテル。
日の丸掲揚は、日本人宿泊客への気配り。












ウチヒサルの洞窟ホテルのテラスで相談中の地元の男性。
深刻な話のようでもあるが・・・?。













ウチヒサルの奇岩。何に見えますか?











ウチヒサルで出会ったトルコの人ぴと。
ラバを引く女性は、右手の奇岩住宅に棲んでいた。





カッパドキア(4)(トルコ)
2009年9月




陶器の町アヴァノス。











アヴァノスには、小さな陶器工房がいくつもあるようだ。













ゼルベ地区の奇岩群。
30年ほど前までは人が住んでいたそうだが、、今は野外博物館となっている。












ウルギャップの土産物屋のおバーちゃんとイケメンの孫。













ウルギャップ旧市街に建つ鳥居。
由来は、現地ガイドも知らなかった。











陶器工場の絵付け風景。





寝台特急に乗って(トルコ)
2009年9月




カッパドキアから首都アンカラへ向かう街道の風景。













アンカラ駅の正面玄関。

















アンカラ駅構内。
この情景は、旅行中に感じた、国家意識に溢れる気風を象徴しているように思える。












アンカラ駅構内のロビー。














アンカラ駅のホーム。














この寝台特急列車に乗って、イスタンブールへ向かう。












もうそろそろ、終着駅イスタンブールに着く頃だ。
窓外にマルマラ海と船影が見えてきたぞ。