ときめき part 14



蘇州旅情(中国)

2009年10月




江村橋。

蘇州も開発が進んで、古を偲ばせる町並みが少なくなってきているのは何とも寂しい。







留園が接するこの街路は、かって文人たちが遊歩したであろう当時の雰囲気を感じさせてくれる。












江南屈指の名園「留園」。

ゆったりした時間が流れている。










留園。

文人たちは、蓮池に舟を浮かべ、名妓の奏でる音曲を楽しみながら、酒を酌み交わしたのだろうか。








留園。

回廊では、琴の演奏サービス。

観覧席は、中国人観光客で満席の盛況だった。





蘇州 寒山寺(中国)

2009年10月




日本人には、漢詩「月落ち烏啼いて・・」で知られる寒山寺。

肩のこらない庶民的な感じのお寺で、つい日本の浅草寺を連想してしまう。







あの丸い吹き抜けをくぐると、人格円満になれるかな?














1995年創建の五重塔、普明宝塔。

建設に当たり、日本からも多くの浄財が寄せられたと云われる。




蘇州 ライトアップ(中国)

2009年10月




遊覧船からみるライトアップされた蘇州。

昼間とは、まったく違う空間にいるように錯覚してしまう。









暗い運河に、白壁、たゆたう柳、つい足が止まってしまう風景












舞台衣装を纏ったように、色使い鮮やかなライトアップ。













赤いランタン、蝶や鳥を模った凧、などなど、夜店もまた目を楽しませてくれる。






烏鎮(中国)

2009年10月




烏鎮は、揚子江(長江)下流域、江南地方に残る古い水郷の一つである。










運河に沿って、石畳の道や柳の並木、石造りの家並が続く、風情に満ちた景観。











4年前、烏鎮に来たときには、ここにまだ人々が住み暮らし、独特の活力に溢れていた。

最近、住民は近郊の新興住宅地に移住させられ、街を観光目的に活用することになった。

人々の姿にも、なんとなく哀愁が漂っている









蒸し餅の店であろう、観光客で賑わうようになってくれればよいが。










藍染工場。






無錫(中国)

2009年10月




無錫の特産品、泥人形。

泥という文字にだまされてはいけない、なかなか味のある焼き物である。






太湖の湖畔に作られたテーマパーク三国城。

テレビの歴史ドラマ「三国志」のオープンセットが活用されている。











城門を守る衛兵。














三国志に登場する人物が勢ぞろい。

魏呉蜀同園と云ったところ。












停泊している軍船は、太湖遊覧船として活躍している。













太湖に向かって構える水塞の埠頭。












太湖遊覧船上からみた水塞。






錦渓(中国)

2009年10月



錦渓は、江南地方の水郷の中でも、まだ観光地化がそれ程ほど進んでいない。

蓮池から三亭橋を見た景色。

橋の向こうに五保湖がひらけている。






運河沿いの古木は、運河を守るように枝を広げ、まるでご神木のようだ。












遠くに見えるのは寺院の伽藍であろうか?
雄大な水郷の景観である。













運河に沿って続く歩廊。

のんびりとした暮らしぶりが、うかがえる。












日に何度かここに座して、鳥の鳴声を聴き、お茶を飲みながら、運河を眺める時間が持てたら、きっと長生きできることだろう。










運河沿いの料理店では、まな板の上で魚をさばいていた。






上海ヒルズ(中国)

2009年10月


上海ヒルズは、森ビルが開発した101階建、高さ 492mのビル。

2008年8月の完成時、世界で2番目に高い建物で、100階にある高さ474mの展望台は、世界一の高さであった。

そのビルは、写真の右手に聳え建っている。







ビルの夜景。

栓抜きビルとも別称される所以がわかる。

















展望台からみると、黄浦江河岸の高層建築も子供のようだ。













いつも、頭頂を見下されているビルは、気持穏やかではなかろう。

展望台の床の一部は、ガラス張りになっていて、そこに建つにはちょっと勇気がいる。




上海アラカルト(中国)

2009年10月



豫園。

なんとなく、のぞいてみたくなる構図。








上海動物園に遠足に来ていた子供たちのお弁当は、なんとケンタッキーフライドチキン。

この現象を、どう読み取ればいいのだろう?










多倫路文化名人街。

20世紀初頭、魯迅などの作家や文化人がすんでいたところで、観光名所として整備されている。





上海魯迅公園(中国)

2009年10月



魯迅公園は、上海市民の憩いの場所として親しまれている。

修練に励む拳法愛好者のグループ。







麻雀かと思ったら、トランプだった。

見物する人たちもかなり真剣に入れ込んでいる。











よく中国の公園で見かける風景。

乾けば消えてしまうし、エコロジーな趣味と言えよう。











カラオケでないところが、いいですねネー。







上海リニアモーターカー(中国)

2009年10月




上海浦東国際空港と地下鉄龍陽路駅間、30kmを最高時速431kmで走行。

所要時間は約8分弱。






龍陽路駅を発車して徐々に加速をはじめ、431kmに到達して、しばらくすると、もう減速をはじめ、あっという間に空港到着となってしまう。





上海雑技団(中国)

2009年10月




積み上げられた六脚の椅子の上で、いろんなボーズを取る妙技は人間業とも思えない。








出し物のなかで、もっとも驚嘆したのは、舞台中央にある球体内を、5台のオートバイが疾走するショーだった。