ときめき part 16



ナンシー(フランス)
スタニスラス広場T

2010年10月


ナンシーは、パリの西280km、ロレーヌ地方の中心都市である。

この広場は、18世紀中頃、この地方に亡命してきたポーランド国王スタニスラス・レスチンスキーが造営した。








広場の中央に、スタニスラス公の銅像が建っている。

銅像の左にルイ15世凱旋門が見える。

石畳に描かれている模様は、すべてこの秋、畑でとれた農作物を並べて造られている。。











広場を訪れた観光客は、広場を取り巻く建物や石畳の幾何学模様に、しばし呆然となる。







ナンシー(フランス)
スタニスラス広場U

2010年10月




正面建物の向こうに、サンテブヴル教会の尖塔が見える。








広場から西南にのびるGambena通り。




ナンシー(フランス)
スタニスラス広場V

2010年10月




市庁舎、Hotel de Ville。

正面バルコニーからの眺めは素晴らしい。

上の写真は、すべてこのバルコニーから撮ったもの。










市庁舎に入ると正面に、煌びやかな螺旋階段があり、それを登ってバルコニーのあるフロアーに行ける構造になっている。

















豪華絢爛たる螺旋階段には、ただ圧倒される思いだ。






ナンシー(フランス)
スタニスラス広場W

2010年10月


ロココ様式の傑作といわれるネプチューン門。

ネプチューンの噴水がある。











広場に面して建つ豪華ホテル、グラントテル・ド・ラ・レーヌ。











広場の北東にある門、ここを出るとアリアンヌ広場へ行ける。



ナンシー(フランス)
ナンシー派美術館
2010年10月

ナンシーは、アールヌーボー発祥の地である。

エミール・ガレなどナンシー派と呼ばれる人々の工芸品が展示されている。

日本の影響を受けた作品が、かなりあるが、日本人地質・植物学留学生高島北海の伝授によるものである。



ナンシー(フランス)
ナンシー駅
2010年10月


ナンシー駅の古い駅舎。

今も現役である。

左隣に新しい駅舎が併設されている。








古い駅舎なのに、構内はこのようにモダン。

天井から吊り下げられている照明は、形や彩がなんとも面白い。








ホームには、2階建ての列車が停まっていた。




ストラスブール(フランス)
プチット・フランス地区

2010年10月

ライン川の支流イル川の周囲5キロにも満たない中州が、ストラスブールの旧市街である。。

旧市街に、プチット・フランスと呼ばれる一画がある。






ここには、アルザス風の木組みの家の集落が残っていて、世界遺産になっている。

昔は、なめし皮職人の居住地区であったといわれる。







プチット・フランスは地理的には、イル川が一時4つに分流するところにできた3つの中州を占めている。

分流には、船運のため、右の写真のような閘門が、大小いくつも設置されている。





ストラスブール(フランス)
旧市街散策 @

2010年10月


旧市街には、いろんな場所に、木組みの家が残っている。










コウノトリは、ストラスブール市の鳥で、縫いぐるみが土産物として人気がある。

今は、残念ながら自然な形で、生息してはいないそうだ。










路地を独占する形でおかれた店飾り、彩りが周囲の景観によくマッチしている。












いろんな形の看板を、眺めて歩くのも楽しい。













狭い路地に、観光用の観覧車が闖入している感もあるが・・・。



ストラスブール(フランス)
旧市街散策 A

2010年10月



雨にもかかわらず、市場はかなりの賑わいを見せていた。











開店準備を終えて、ランチに訪れる客を待つ路地裏のレストラン。











ストラスブールの人々の心を支え続けててきたストラスブール大聖堂。

12世紀後半から250年の歳月をかけて造られた。

赤色砂岩が、雨にも映える。





スト風景。

今回の旅で見かけたフランス各地のストは、切迫感のないお祭り気分さえ漂っているように感じられた。




ストラスブール(フランス)
トラム

2010年10月


中心街を走るトラム(路面電車)。

ストラスブールでは、1994年から路面電車が復活した。

モダンでスマートなデザインだ






中心街で、トラムの2路線が交錯するトラム駅には、ユニークな屋根がかかつている。

雨よけとしては不完全だよねー、目的を詮索するのは野暮の骨頂か?








ストラスブール郊外を走るトラム。

トラムのために、特製の緑のじゅうたんが敷き詰められたようにも見える。







郊外を走るトラムの車内風景。

結構市民の足として活用されている。

トラムの料金は、1時間乗り放題で、4.2〜3ユーロだったように記憶している。


ストラスブール(フランス)
アルザス博物館
2010年10月

ストラスブールは、パリの東500キロ、ライン川左岸に位置する、アルザス地方の首府である。

古来、海運と地下資源に恵まれ、領有権係争地として名高い、20世紀だけでも、仏・独で4度国籍が変わった。

ブルーとピンクの建物が、博物館。





アルザス地方に伝わる木造民家を活用して、民族博物館が設置されている。











館内には、アルザス地方の民芸品、いろんな生活用具が展示され、昔のアルザス地方の暮らしぶりが窺える。













昔の鍛冶場が復元されたもの。















博物館の窓からみた景観。

イル川観光船の船着き場の賑わいが見える。



ストラスブール(フランス)
ストラスブール駅
2010年10月


古い駅舎が、ガラス張りのドームで覆われている。

2007年に、当地とパリ間に所要2時間20分の高速鉄道TGVも開通した。








駅構内。

午後五時なのに、人影は意外と少ない、ストの影響か・・・?











写真中央の階段を降りて、左に進むと、地下に乗り入れているトラム駅に行くことができる。。










ストラスブール駅の地下に乗り入れているトラム駅のホーム。



ランス(フランス)
ノートルダム大聖堂

2010年10月


ランスは、パリの東北130km。
シャンパーニュ地方の中心都市である。

ノートルダム大聖堂は、13世紀初頭から約260年の歳月をかけて完成した。









大聖堂の外部ファサードには、ゴシック建築の傑作とされる彫像が並んでいる。

この彫像はその中の一つである。

聖母像の横に並んでいる首のない彫物は、何によって損壊したのであろう?











シャガール作のステンドグラス。

20世紀後半に設置された。


















祭壇。

フランス歴代の王は、この大聖堂で、戴冠式を行うのが仕来りとなっていた。













大聖堂の裏側面の眺め。

正面とは違った膨らみと奥行きが感じられる

画家の藤田嗣治は、1959年にこの大聖堂で、洗礼を受けた。



ランス(フランス)
シャンパン製造 G.H.Mumm社

2010年10月


シャンパーニュ地方は、言わずと知れたシャンパンのメッカ。

G.H.Mumm社は、有力シャンパンセラーの一つである。

左の写真は、見学棟の入口ロビー。





シャンパンの原料は、左の写真の「PINOT MEUNIER」と 「CHARDONAY」 「PINOT NOIR」の3種類のブドウに限られているそうだ。












G.H.Mumm社の地下貯蔵庫。











シャンパン試飲室。

グラス1杯のシャンパンが振る舞われる。

よく味わって飲みましょう!










セラー見学に来ていたスペイン人母娘。

このかわいい子は、日本のことを片言英語で、盛んに聞きたがった。



ランス(フランス)
フジタ礼拝堂

2010年10月

画家 藤田嗣治がG.H.Mumm社の支援で建てた礼拝堂。
1966年ランス市に寄贈された。
内部は、藤田嗣治が描いたフレスコ画で飾られている。
彼は夫人とともに、ここに眠っている。




ランス(フランス)
ランス街歩き
2010年10月




市庁舎か?








トー宮殿。
大司教の館として、大聖堂の隣に建てられた。
現在は、戴冠式で使われた品々を展示する美術館になっている。











ランスの繁華街。

左側に教会らしき建物の塔が見える。










立派すぎる寿司屋。

店の前に、「SUSHI SHOP」と書いた箱を積んだ単車が、数台あったので、出前もやっているらしい。



パリ(フランス)
モンマルトル

2010年10月

モンマルトルの丘に建つサクレ・クール聖堂。

普仏戦争やパリ・コミューンで亡くなった人々を弔うために建てられた。

40年の歳月をようして、1914年に完工。





サクレ・クール聖堂前の広場からは、パリ市街が一望される。













モンマルトルの丘のテリトル広場。

30年前に訪れた時は、画家も多く活気があったが、今やなんとなくうらぶれた雰囲気が漂う。









それでも、記念として残しておきたいのだろう、似顔絵描きは若人客で繁盛していた。












モンマルトルの丘に登るケーブル・カーに沿って続く階段道。

街路樹、街燈、周りの建物が醸し出す風趣は、なかなかなものだ。








モンマルトルの丘の最寄地下鉄駅の一つ、ANVERS駅前。

地下鉄入口を示すアールヌーボー様式の鉄製枠組みが見える。


 



パリ(フランス)
パリ・アラカルト

2010年10月

左の写真は、プランタン百貨店の円錐形屋根下の空間を取り巻く円型回廊式フロアー。

オペラハウスの観覧席と錯覚しそうだ。









左の写真は、上掲写真の屋根部分の景観










夕暮れ時のアンドレ・マルロー広場。

正面の建物は、ホテル・ルーブル。




パリ(フランス)
パリの地下鉄
2010年10月


パリの地下鉄駅。

午前中は、ストで停まっていた路線もあったようだが、午後は全通していた。






何となく、都会の孤独を感じさせられる車内風景ではないだろうか?



パリ(フランス)
パリのユニクロ開店順調
2010年10月


オペラ座の脇、ラファイエット百貨店の道路を挟んだ筋向いに、ユニクロ・パリオペラ店が10月1日に開店していた。

近隣にそそり立つ、ラファイエット、プランタンの両横綱に、外国出身の新人力士が挑戦する構図だ。





ユニクロ店舗の入口。

日本国内の店舗よりは、階段に電飾を使ったりして、派手な演出だ。









店内のカウンターには、長い行列ができている。

物珍しさと、低価格のせいだろうか、店内はフランス人客で、大盛況。