ときめき part 17



コルティナ・ダンペッツォ①(イタリア)

2011年6月

コルティナ・ダンペッツォはドロミテアルプス東側の観光拠点。

盆地に、市街地が広がっている。

1956年、当地で開かれた冬季オリンピックで、猪谷千春が日本人として初めてのメダル(銀)を獲得した。



尖った石灰質の岩山が屹立し、その山裾に緑の原野や樹林帯がのびやかに展開している。
これがドロミテの特徴的な景観といえる。










街の目抜き通りコルソ・イタリア.

左側の建物が宿泊したホテル「コンコルディア」。












朝7時、目抜き通りコルソ・イタリアで、教区教会が朝日を浴びて輝いていた。










ホテルのテラスからの展望。

周りの山々は日が傾くにつれ、だんだん赤みを帯びていった。





コルティナ・ダンペッツォ②(イタリア)
ファローリア山

2011年6月

コルティナ・ダンペッツォの市街地からロープウェイを乗り継いで到着した標高2123mの広場。

ここからランドクルーザーに乗って標高2341mの山頂へ行った。



山頂からの眺め。

ロープウェイの駅舎が小さく見える。

駅舎の眼下左方に、コルティナ・ダンペッツォの市街がある。








山頂には、スキー用リフトが孤独な休暇をすごしていた。

こんな急斜面をスキーヤーは、よくも滑り降りるものだ。









山頂から北方には、3000m弱のトレ・チーメを含む山塊が見える。

写真中央部の右下に濃紺の小さな点のように見えるのがミズリーナ湖。




ドロミテ街道(イタリア)

2011年6月

ドロミテアルプスの西側ボルツァーノから東側コルティナ・ダンペッツォまでの山岳道路をドロミテ街道と呼ぶ。

2枚の写真は、ボルドイ峠からコルティナ・ダンペッツォに向かって少し進んだあたりの風景。



このあたりのドロミテ街道は、今年9月に開催されるマウンテン・バイク・レースのコースに組み込まれている。

自転者走行者やのんびりと草をはむ牛たちとの出会いは、旅の興趣を更に高めてくれる。





ボルドイ峠①(イタリア)

2011年6月

ボルドイ峠は、ドロミテ街道で一番の高所。標高は2239m。

右手の建物から出発するロープウェイに乗って、サッソ・ボルドイ(標高2950m)へ行ける。









有名な自転車レース優勝者の記念碑を背にして、まずは記念写真といこう。










はるか彼方の岩山サッソ・ボルドイの頂にロープウェイの駅舎が見える。






ボルドイ峠②(イタリア)
サッソ・ボルドイ
2011年6月

ロープウェイが駅舎に到着する寸前の眺望。

はるか彼方に、雪を頂いた連峰が見える。









サッソ・ボルドイ標高2950山頂。

峠からはわからなかったが、雪がまだ解けずに残っていた。












頂上は。360度の展望がきく。

眼下に、ボルドイ峠とドロミテ街道が見える。











こちら側には、真近に岩山の頂が迫って、圧倒されそうになる。






ミズリーナ湖①(イタリア)

2011年6月


ミズリーナ湖は、コルチナ・ダンペッツオから10kmほどのところにある。

急ぎ足で歩けば1周1時間程度といわれるが、我々にはちょっとキツイような気がする。


湖の北側からの眺め。





湖の北東部、岸辺にはいろんな草花が咲き競っている。














湖の東側から、西側を見た眺。














湖の南側に聳えるのは、標高3205mのソラビス山。





ミズリーナ湖②(イタリア)

2011年6月


湖の南側から、北側を観た眺。












湖の西側の山麓に広がる緑地帯は、放牧地として活用されてい。














湖の北側には、守り神のようにトレ・チーメがそそり立っている。












湖の西側には、レストランや観光道路がある。

ママ、パパはどこへ行ったの?






トレ・チーメ①(イタリア)

2011年6月

トレ・チーメを目指して、ハイキングへ出発。

しばらく、平坦な道が続く。








雲一つない晴天、空気も澄み渡り、遠くの山々もハッキリと見て取れる。

なんという幸運。









新装あるいは改装したばかりに見える山小屋、ここで一息入れて、いよいよトレ・チーメへの登り道に挑む。









トレ・チーメは、3つの頂を意味する。

写真では、3ッの頂が重なって見えるので判別しづらいが、手前が
「ピッコラ」、真ん中が「グランデ」、奥が「オッチデンターレ」と呼ばれている。

登攀道に人影が点のように見える。




トレ・チーメ②(イタリア)

2011年6月


ピッコラの山裾で。記念写真を撮る学級登山の生徒たち。












下山路では、身体は疲れていても、出会いを楽しむ気持ちの余裕がある。












童心に帰ったような気持ちにさせられるメルヘンチックな情景。














父ちゃん、もっとゆっくり歩こうよ!





カナツァイ(イタリア)

2011年6月

カナツァイは、ドロミテアルプスの中心に位置し、3000m級の山々に囲まれ、ドロミテのレジャー基地として賑っている。

前方に点のようにスキー用のリフトが見える。




カレッツァ湖(イタリア)

2011年6月

朝日を浴びたカティナッチョ連峰が湖面にくっきりと映っている。

幸いなことに、湖の周辺は、まだ神秘的な環境が保たれている。






湖水は、透明度が高く、マスが悠然と回遊している。




サンタ・マッダレーナ村(イタリア)

2011年6月

ボルツァーノの北東30kmの山間にある小さな村、サンタ・マッダレーナ。

針葉樹林に囲まれた牧草地の向こうには、とんがり帽子を並べたような山々が聳えている、なんだか妖精の世界のようだ。








サンタ・マッダレーナ村の集落。

家々は、山荘風の立派な造作である。













村の教会は、丘の上にある。

下方には、広々とした牧草地が集落まで続いている。










午後6時、干し草の取り入れを急ぐ村人。





ボルツァーノ(イタリア)

2011年6月

ボルツァーノは、ドロミテアルプス西側の観光拠点であると共に、オーストリア、ドイツに通じる交通の要衝でもある。

街の中心にあるヴァルター広場。










ボルツァーノの周辺には城塞がかなり残っていると云われる。

正面の丘にも城塞が遠望される。










ボルツァーノからサンタ・マッダレーナ村に行くときに通る高速道路の車窓からの眺め。





コモ湖(イタリア)

2011年6月


コモ湖は、イタリア北西部の湖水地方にあって、北から南へ人の字のかたちをした細長い湖である。

ここは、遊覧船の船着き場。









コモ湖は、国際的な保養地で、湖畔にはモダンなホテルやヴィラが建ち並んでいる。

正面にコモの街のドウォーモが見える。









コモ湖は、南北50km、最大幅東西4.km強で、浜名湖の約2倍の広さがある。





ベスカトーリ島(イタリア)

2011年6月

ベスカトーリ島は、マッジョーレ湖に浮かぶ長さ350m、幅100mの小島。

べスカトーリは漁師の意。

今は、観光が生業となっている。









しばし、湖岸に佇む中年の二人。
何を思う?













今日は土曜日、ママはお家で「命の洗濯」でしょうかね。











湖畔のレストラン、眺めは3っ星、お味の程はいかがでしょう。






ベッラ島(イタリア)

2011年6月

ベッラ島は、マッジョーレ湖に浮かぶ長さ320m、幅180mの小島

17世紀にボッロメオ家が建てた宮殿が全島を占めている。

かって、ナポレオンもムッソリニーも滞在したという。









並び立つ彫刻を眺めながら階段を登ると屋上テラスに出る。












屋上テラスからの雄大な眺め。















屋上テラスから見たイタリア式庭園











ここからの眺めは、絵心を掻き立てる。

教会の塔があるのが、ベスカトーリ島






マッジョーレ湖&ストレーザ(イタリア)

2011年6月

マッジョーレ湖は、イタリア北西部の湖水地方で2番目に大きい。

浜名湖の3倍強、212㎞²の広さである。

ストレーザのこの波止場からは、湖畔の町へ向けて、定期船が出ている。

映画「武器よさらば」では、ロック・ハドソンとジェニファー・ジョーンズが、この湖を深夜ヨットでイタリアからスイスへ逃れるシーンが出てくる。




ストレーザの波止場脇の緑地。











波止場で、船を待つ二人。

土曜休暇のお出かけかしら?











ストレーザは、マッジョーレ湖観光の拠点。

湖岸に建つ豪華ホテル。





パドヴァ(イタリア)

2011年6月

パドヴァは、ベネティアの西40km、12~3世紀の都市国家時代に、文芸の花を咲かせた。

サンタントニオ聖堂、聖人アントニオの霊廟として、1232年に着工し、完工まで300年の歳月をようした。







1222年創設のパドヴァ大学。

ダンテ、ペトラルカ、ガリレオなども教鞭をとった。

壁面には、教授や学生の紋章が掲げられている。








シニョーリ広場。

右手前の建物はラジョーネ宮、1階は市場になっている。

塔のある建物は、市庁舎。









パドヴァ名所、通り抜け自由のCafe。

普段着では気が引けそうな豪奢な店構え。