ときめき part 21



サバンナの王者 ライオン(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

ノッシ、ノッシと辺りを払う感じで近づいてくる。

サファリカーの人間どもなどまったく眼中にない様子。

1メートルほどの至近距離を通り過ぎて行った。






この雄ライオンは、近くの小高い場所に登ると、俺が「サバンナの王だ!」と言わんばかりのポーズをとった。





親子のライオン(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

かあちゃん、今日も人間たちがおいら達を見に来たよ。

悪さはしそうもないから、安心しなさい。








子供のライオンは何匹?

4匹よりは多そうですよ。





ライオン 家族の絆
(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬


番兵役の雌ライオン、朝方
家族で斃したバッファロー。
内臓が食べつくされて、空洞になっている

周りには、腹を満たした雌雄のライオンたちが、満足そうに寝そべっていた。







頬ずりを交わす雄ライオン。

寝る前に兄貴?にご挨拶といった感じ。

スキンシップを済ますとスタスタと数歩すすみ、腹を空に向けて寝転がってしまった。








立小便をする雄ライオン。

寝支度ですか?



チーター(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

サバンナの最速短距離走者チーター。

最近、数が減って対面できる機会は少ないらしい。.


体型は想像していたよりも小ぶりだったが、なんといってもスマート。



 ゾウ ①(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

朝の斜光を浴びたキリマンジャロ
山をバックに、行進するゾウのファミリー。

ゾウたちの足元に、連れ立つアマサギの姿が見られる。








草原の湿地で、泥浴びを済ませたゾウ。











泥浴び中の親子ゾウ。

アマサギが周りに群れて、草むらから飛び立つ昆虫を採っている。




ゾウ ②(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

夕日を背に、アンポセリ国立公園のオブザベーション・ヒルの麓を歩く親子連れ。

彼方にキリマンジェロ山が霞んで見える。








アンポセリの草原が茜色に染まりかけた夕映えのなかで、ゾウたちは無心に草を食んでいる。












夕暮れ迫るアンポセリで、ゾウの親子は影絵になった。





サバンナの重量級(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

白サイの親子。

乱獲で、一時は絶滅の危機にあったらしい。


愛らしい眼をした重戦車と中戦車の突進。

人間を恐れる気配は微塵もない。





水浴び中のカバの顎の下に、子カバの頭が浮かんでいる。






キリン(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

サバンナには、幾種類ものアカシヤの木が自生していて、キリンの大好物である。

キリンには、アミメキリンとマサイキリンがあるらしいが、これはアミメキリン。





ナクル湖国立公園の森の中で、早朝、朝日に浮き立つキリン。

それにしても、この森の樹木の大きさには驚嘆させられる。





シマウマ(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

このシマウマはスマートに写っている。

まだ子供かもしれない。

ケニア北部では、縦縞がもっと細いグレービーシマウマが見られるそうだ。



牛の仲間(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

泥浴びの泥が落ち切っていないバッファロー(水牛)。

サバンナで、もっとも獰猛な生き物として人間に恐れられている。







エランド。

のど下部の肉垂れと背中の細い縞が特徴。

左がオス、右がメス。

背中に留まっている鳥は、ウシツツキ。一宿のお礼はダニ退治。





ヌー。

季節がら大きな群れに出会えず残念。



インパラ(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬


インパラ。

オスには角があるが、メスにはない。

お尻の両側とシッポにある黒い縦縞が「川」の字に見える。





草原の斜面で草をはむインパラの群れ。

中央で、頭を上げているメスは、見張り役かもしれない。





ガゼル(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬


グランドガゼル。

オス、メスともに角があるが、オスの角の方が大きい。

これは、オス。





トムソンガゼル。

グランドガゼルよりは、小型でスマート。

オス、メスの角の特徴はグランドガゼルと同じ。



小さな狩人(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬


ジャッカル。

ライオンファミリーが斃したバッファローのおすそ分けの順番待ちをするジャッカル。







ハイエナ。

この様子では、食餌にありつけたように見える。






親しみを感じる動物(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬


イボイノシシ。

眼の両側にイボがある。

物忘れがひどく、愛の交換中にオス・メスともに、居眠りしてしまう、こともあるらしい。





ヒヒ(バブーン)。

草むらで、お昼の親子団欒。

すっかりリラックスしている感じだ。



メルヘンチックな動物(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬


ディクディク。

目元と大きめの耳がなんとも可愛い。

オスには小さな角があるが、メスにはない。

小型で、臆病。





トピ。

顔面と脚部に、暗褐色の模様がある。










トピの群れ。

見張り役が、一段高いところに立って、安全を確認しながら行進する。
これがトピの特徴。





バッグ(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

ウォーターバッグ。

水中から顔を出していることもある。

オスには、U字型の角があるが、メスにはない。




ブッシュバッグ。

ブッシュの中にいることが多い。

頬と肩に白い模様がある。

オスには角があり、メスにはない。



目立たぬ生き物(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

グレータークドゥ

首から背中にかけて、細い縦じま模様がある

オスは、短い角をもち、メスにはない。







マングース。

ちょこまかと忙しなく、群れて動き回っている。










ハイラックス。

マサイ・マラのムバタ・サハリ・クラブで、木陰の岩石に身をひそめ、こちらの様子をうかがっていた。
大きさはウサギほど。







トカゲ。

ムバタ・サハリ・クラブで見かけた。
体長は、25センチほどだった。



水鳥(ケニア

2012年3月下旬~4月上旬

フラミンゴ。

ナクル湖は、水質がアルカリ性で、フラミンゴの生息に適しているらしい。

雨季、湖水の水嵩が増すと、フラミンゴの大群が押し寄せ、乱舞するそうだ。






アフリカトキコウ。

コウノトリの仲間で、嘴と脚が黄色い。








手前、黒い嘴の鳥は、アフリカクロトキ。
トキの仲間で、古代エジプトでは神の鳥として崇められたらしい。

左手、黄色い嘴の鳥は、ダイサギ。
嘴は、冬場は黄色、夏場は黒色。





オニアオサギ。

大型のサギで、エチオピアの1部地域に生息しているとされているので、ケニアのマサイ・マラで見かけるのは珍しいことかもしれない。

 



スタイリッシュな鳥たち(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬


ホウジロカンムリヅル。

この美しい姿は、サバンナの貴婦人といったところか。

大型の鶴で、孔雀ほどの大きさである。





ツメバケリ。

日本にもいるケリの仲間。

水辺や湿地帯が好きらしい。











この鳥もケリの仲間。

名前は、確認できていない。












この鳥もケリの仲間だと思うが、名前も確認できていない。




鳥もいろいろ(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

ハゲワシ。

ライオン・ファミリーが斃したバッファローから20メートルほど離れた位置取りで、じっと我慢の順番待ち。

おすそ分け順位は、現在のところ1位。2位は、ジャッカル。





テリムクドリ。

ムクドリの仲間。

日本でよく見かけるムクドリとはちがって鮮やかな色取りだ。










ハタオリドリ。

スズメほどの大きさ。木の実を食べに来たのだろうか?








ハタオリドリの巣。

ハタオリドリは、アカシアの木にこのような巣をつくる巣作り名人。

材料を運んでくるだけでも大変だろうな!
それは人間の勝手な心配かも?

 



マサイ・マラ国立保護区(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

写真はマサイ・マラ国立保護区への入口の一つ、オローロロゲート。

マサイ・マラ保護区の面積は、琵琶湖3個分程である。








サファリカーのなかから見たマサイ・マラの景観。

このサファリカーは、天井が開く仕組みになっている。










マサイ・マラの草原に最初は、1本だった虹が、いつの間にか2本になった。

もう日暮れも近い。




ムバタ・サファリ・クラブ(ケニア)
マサイ・マラ

2012年3月下旬~4月上旬

ムバタ・サファリ・クラブはオローロロゲート北側の丘陵地帯に建つ宿泊施設(ロッジ)である。

写真は、スイートルームの居間、
扉が開いている部屋が、ベッドルームになっている。






居間に附設されているキッチン・スペース。











スイート・ルームに併設されている専用のジャグジー風呂。

マサイ・マラの広大な眺めを楽しみながら、のんびりした時間が流れる。

24時間入浴可。








ムバタ・サファリ・クラブの食堂。

3泊4日間、我々日本人11名限りの貸切だったので、閑散としている。









ムバタ・サファリ・クラブからマサイ・マラを撮った写真。

35ミリ判換算 270㎜望遠撮影です。



空を愉しむ(ケニア)
マサイ・マラ

2012年3月下旬~4月上旬


マサイ・マラ空港。

建物は、この茅葺の小屋だけ。

滑走路は土、滑走路わきに吹き流しが1本立っている。勿論常駐の空港関係者はいない。






マサイ・マラ空港から、ナイロビのウイルソン空港に向けて、飛び立った飛行機からの眺め。










マサイ・マラの草原に浮遊するバルーン。

人影が1本の線になっているところから、バルーンの大きさが想像できる。




マサイ・マラのマサイ族(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

マサイ族の女性。首飾り、耳飾り、衣装のビーズにご注目。

何はともあれ、マサイ族の女性たちは、ビーズ細工が大好きなんです。









マサイ族の子供たち、男女の違いを見分けるには、どこに注目したらいいのでしょう?










マサイ族は、今も独自の文化を堅持している遊牧民族。一夫多妻制で牛が最も大事な財産。

左の男性は、歯磨きに使う樹木の枝を刀で切って、そのやり方を示しているところ。

マサイ族の住居は、木柱と蔓を使って家の形を作り上げ、牛糞を混ぜ込んだ泥土で塗りあげて完成する。

居住地の外囲いは、動物の侵入を防ぐため、棘のある木を使う。
そして、出入り口は出来るだけ小さくする。



ナクル湖国立公園(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬


ナクル湖国立公園はケニアの南西部、ナイロビから車で約3時間のところにある。

右は公園入口の一つ、ラネット・ゲート。






宿泊したレイク・ナクル・ロッジ。

プールの向こうにサバンナとナクル湖が遠望される。












宿泊棟からロビーや食堂のある建物に通じる通路。













小路の両側が宿泊棟。

各ロッジの入口には燈がともされている。



アンポセリ国立公園(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

アンポセリ国立公園は、キリマンジェロ山麓北側に広がるサバンナ。

国立公園内にあるオブザベーション・ヒルから夕暮どきにみた景観。

蛇足ながら、キリマンジェロの山頂は、タンザニア領になる。




宿泊したアンポセリ・セレナ・ロッジからの眺め。

このロッジは、国立公園の内にある。











ロッジに敷設されたプール。





路上の風景(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬


ナイロビからナクル湖に向かって、丘陵地帯を走る幹線道路。

この辺りは大きな樹木が生い茂っている。








ナイロビに向かって、アンポセリ領内を走る幹線道路に面した、集落の風景。

赤い土層が目を引く。










アンポセリ公園内の生活感に満ちた路上の風景。






道端の競り市(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

子飼いの山羊を連れて、山羊の競り市に向かう女性。

道路の向こうに、競り市が見える。








山羊の競り市風景。




サービス・エリア(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬


アンポセリにあるサービス・エリア、パラダイス・ギャラリー。

茅葺の売店、ここでは飲物を売っている。

ケニア・ビール、TUSKERはいかがですか!





パラダイス・ギャラリーのトイレ。

持合せがなくても、御用を済ませておいた方が、安心ですゾウ!








パラダイス・ギャラリーの土産物売り場。

ここに限らず、土産物売り場には木彫りや石彫りの動物像が所狭しと並べられている。



ケニアの農牧(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬


ナイロビからナクル湖に向けて、丘陵地帯を抜けると、高原状の耕作地がひらけていた。

アカシヤの木の下に、トウモロコシ畑が広がっている。

トウモロコシは、ケニアの主食。


ケニアの草原では、至る所で牛・山羊・羊の放牧がおこなわれている。

放牧牛は、なぜか、みな痩せている。

見張り役を子供が務めているのをよく見かけた。


ケニアの学童(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬


ナクル湖の周辺に広がる森の車道で、スクールバスとすれ違った。

学童たちは、サファリカーに向かって大はしゃぎ。






ナクル湖に向かう車窓から、家路につく学童たちの姿をとらえた。

ケニアは、小・中校一貫8年間の義務教育と聞く。

高校・大学はそれぞれ4年制。
大学進学率は20%程とのこと。



首都 ナイロビ(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬

ケニアの中心街には、近代的な高層ビルが建ち並んでいる。












中心街のお昼時、ビジネスマン風の人々の姿が目立つ。











正面の森から、ナイロビ大学の敷地が広がっている。

この周辺は、ナイロビの文教区といったところか?



ナイロビの交通事情(ケニア)

2012年3月下旬~4月上旬


インド洋に面した、ケニアの海港都市モンサバから、内陸部に物資を運ぶこの幹線道路は、ナイロビの中心部に近づくと交通渋滞を起こす。

路上には、乗り合いバスを待つ人々が立ち並んでいる。






宿泊したナイロビのホテルから見た、夕方5時頃の交通渋滞。