ときめき part 22



マルタ島 マルサシロク
(マルタ共和国)

2012年11月

マルサシロクは島の南東部にある漁師町。

左端にポンペイ聖母教会が見える。







海沿いに、漁師のおかみさんたちが手編みした品々を売る店が立ち並んでいる。

港には、色鮮やかな漁船が舫っている





マルタ島 ヴァレッタからの眺め
(マルタ共和国)

2012年11月

ヴァレッタの先端部は尖った形をして外海に突き出している。


対岸の先端部との間にある湾口は狭く、グランド・ハーバーが軍港に適した地勢になっていることがわかる。




グランド・ハーバーの対岸、左側の突出部がヴィットリオザ。
先端部が聖アンジェロ砦。

右側の突出部がセングレア。
先端部が聖ミカエル砦。










アッパー・バラッカ・ガーデンに並ぶ「サルーティング・バッテリー」と呼称される大砲の列。











こちら側(ヴァレッタ)の監視塔と
向こう側、聖ミカエル砦の監視塔がグランド・ハーバーを睥睨している。





マルタ島 聖ヨハネ騎士団
(マルタ共和国)

2012年11月

聖ヨハネ騎士団総長の宮殿。

通廊に並んだ甲冑が目を引く。。








聖ヨハネ司教座聖堂。

この聖堂は、外観は質素で厳格な造りになっているが、内部は絢爛豪華。

床面は、貴族階級の騎士たち400の墓碑で覆われている。








ヨハネ騎士団旗を掲げたヴァレッタにあるレストラン。





マルタ島 ヴァレッタの繁華街
(マルタ共和国)

2012年11月

小粋な女人、何が気になる?

右端のおじさんからは、地の人の雰囲気が漂う。








海に向かってのびる道路。

左側には駐車した車の列。

出窓と玄関上部にあるバルコニが特徴的な景観。










何となくマルタ的な、のんびりとしたムードが伝わってくる繁華街。




マルタ島 セングレア
(マルタ共和国)

2012年11月

セングレアの聖ミカエル砦からの眺め。

グランド・ハーバーの向こう側は、ヴァレッタ。

ヴァレッタの左端に見張り塔が小さく見えている。




聖ミカエル砦から見たDockyard Creek.

この入江には、どちらかといえば大型のヨットが停泊している。




マルタ島 コスピークワ
(マルタ共和国)

2012年11月

ヴィットリオザとセングレアから内陸部に向った地域が、コスピークワ。

ここには、古い建物や細い路地が残っている。






この地区の建物は、玄関脇の壁面に、好みの彫像を飾っているところが多かった。

この家は、聖母子像になっていた。

マルタは、マリア信仰の篤いところだと実感させられた。



マルタ島 Dockyard Creek
(マルタ共和国)

2012年11月

Dockyard Creek。

造船所入江と呼称されているが、現在はヨットの停泊地になっている。










この入江の向こう側がヴィットリオザ地区。

こちら側がセングレア地区。









客待ちをする「ガイザ」と呼ばれる色鮮やかなゴンドラ。

このゴンドラは、古代フェニキア時代が起源とされる。

昔は、停泊する大型船から物や人を運ぶのに利用されていたといわれる。


マルタ島 セント・メアリー教会
(マルタ共和国)

2012年11月

マルタ島のほぼ中央部モスタ地区にあるセント・メアリー教会。

この教会の円筒形のドームはヨーロッパで三番目に大きい。





1942年ドイツ軍が投下した500キロ爆弾が、ドームを破って落下し不発に終わった。

教会では参加者100ほどのミサが行われていたが、一人のけが人も出なかつた。

教会のある地名をとって「モスタの奇跡」と言われ、マリア様の庇護によるものと信じられている。



マルタ島の海浜
(マルタ共和国)

2012年11月

St Jurian's Bay。

11月上旬なのに、浜では海水浴をしたり、甲羅干しをしている人たちがいる。







Sliema Creek。

入江の全面が船溜まりとして利用されているように見受けられる。




マルタ島 ホテルの部屋からの眺め
(マルタ共和国)

2012年11月

宿泊したホテルの部屋からの眺め。

ホテルはセントジュリアン地区にある。







暫し、ベランダの椅子に身を沈め、茜色に染っていく夕景色に見惚れてしまった。





マルタ島 イムディーナ①
(マルタ共和国)

2012年11月

イムディーナは、島の中央部よりやや西南寄りの地域にある。

ご覧のような城壁に囲まれた古都。








城内にはいると、年輪を重ねた厳かな石造の建物が、立ち並んでいる。











狭隘な通路と両側に聳える高い石壁。

これは、9世紀頃この島を支配したイスラム文化の残影を留めた建造物群といえる。




マルタ島 イムディーナ②
(マルタ共和国)

2012年11月

カラフルなイムディーナの土産物屋。

隣には、イムディーナガラスの店がある。







この辺りは、車が進入してくることもないので、安心だ。

今日は、どんな話の花が咲いているのだろうねぇ・・・。











今日は、あがったりだあまり面白くねーなぁー。





マルタ島 イムディーナ③
(マルタ共和国)

2012年11月

マルタ島の伝統工芸、イムディーナのガラス工房。










なんとも個性的で、愉快な気分にさせられるトラック。





マルタ島 タルシーン神殿
(マルタ共和国)

2012年11月

タルシーンの巨石神殿は、BC 2500年頃のものと推定されている。

イギリスのストーン・ヘンジよりも古く、世界遺産に登録されている。





豊穣を表す下半身の女神像。

マルタ共和国では、マルタ、ゴゾ両島合わせて、17箇所の巨石遺跡が発掘されている。。




マルタ島 ディングリ・クリフ
(マルタ共和国)

2012年11月

ディングリ・クリフの頂ディングリは標高250mで、マルタ島での最高地点。そこには、マグダラの聖マリアに捧げられた礼拝堂が建つている。

海に面した傾斜地に、段々畑が連なっている。



マルタ島 青の洞窟
(マルタ共和国)

2012年11月

マルタ島の西部は、嶮しい断崖が続いているところが多い。

断崖の至る所に洞窟がある。

第二次世界大戦中、付近の漁民たちは空襲警報が鳴ると洞窟に舟で避難したそうだ。




水面の色は、見る方角や陽光の差し具合いで、時々刻々、微妙に変化する。





マルタ島 ウィド・イズッリー
(マルタ共和国)

2012年11月

マルタ島西部のウィド・イズッリーは、昔から好漁場。

しかし、最近は、漁師たちは稼ぎのいい観光業に精を出しているそうだ。







ここは、スキューバダイビングで訪れる人たちも多い。













此の船着き場から、青の洞窟行きの観光船が出ている。


 


マルタ島 マルタバス (マルタ共和国)

2012年11月

かって、マルタでは、この形式の乗り合いバスが500台、島の至る所を走っていた。

今日、この一台だけが残り、観光バスとして人気を博している。

乗降口にドアは付いていない。


マルタ島 西部地方の風景
(マルタ共和国)
2012年11月

早朝のセント・ポール・ベイ

AC60年ローマに向かう聖パウロが、難破した船からここに漂着し、身を癒やしたと伝えられる。

100年ほど前から、海水浴のリゾート地として観光客に人気がある。





段々畑の続く丘陵地帯。

耕土は赤土。

耕地は低い石垣で囲われている。










丘陵上の建造物は、たぶん、Selmun Palaceと推察される。













チェルケウアの埠頭。

ゴゾ島行きのフェリーが停泊している。


 


コミノ島 (マルタ共和国)

2012年11月

マルタ島とゴゾ島間の海上に浮かぶ小島、コミノ島。

島上の監視塔が、周辺の海域に目を光らせている。

島の周辺は、ブルー・ラグーンでスキンダイバーの楽園となっている。



ゴゾ島 ①
(マルタ共和国)
2012年11月

ゴゾ島の玄関、イムジャー港。

マルタ島からのフェリーは、この埠頭に横付けされる。

丘上から、ルルドの聖母教会が、港を優しく見守っている。








島内の小さな漁港。Marsalforn。

昼時、ゆったりとした時間が流れていく。








ゴゾ島やマルタ島でよく眼にする
色鮮やかな漁船、「ルッツ」。

この船は、古代フェニキア時代を起源とするといわれ、その時代の海難除けの象徴「オシリスの目」が船首に描かれている。



ゴゾ島 ② (マルタ共和国)

2012年11月

肩章に帽子にネクタイ掛け、大仰な格好をしたお巡りさん。

その割には、何となく頼りなく、のんびりとしたムードが漂っている。

背後の彫像が、「しっかりせんかい!」と叫んでいるようだ。





チタデルの大聖堂のなかにある
大理石の美しいマリア像。





ゴゾ島 チタデルの城砦
(マルタ共和国)

2012年11月

チタデルの城砦は、ゴゾ島の首都ビクトリアの小高い丘の上にある。

この城砦は、16世紀から18世紀にかけて造られた。







この城砦からは、360度の展望がきき、ゴゾ島をまるごと俯瞰できる。











城壁の足元から平らな平地が広がり、丘を二つ超えて海に至っている。



ゴゾ島 肥沃な土地 (マルタ共和国)

2012年11月

コゾ島は、マルタ島よりも肥沃な土地柄で、農業も盛ん。

耕地もすみずみまでよく人の手が行き届いている。







小川が流れ、岸辺には花が彩りを添えている。

正面に見えるサボテンの叢は、葉先に小さな赤い実をつけていることだろう。

老夫婦の持つ籠のなかには、採りたての何が入っているのかな。




ゴゾ島 海辺の景観 (マルタ共和国)

2012年11月

アズール・ウィンドー(青い窓)と呼ばれている景観。

地元では、水平の岩屋根が年々薄くなり、そのうちに無くなるのではないかと心配する向きもあるらしい。




カリュプソの洞窟

この見晴らし台の足元にある洞窟が、ホメロスの「オデュッセイア」にでてくる「カリュプソ」の住処という伝説がある。

それよりも、眼下の素晴らしい入り江の景観にこころは虜になっててしまった。



ゴゾ島 ジュガンティ-ヤ神殿
(マルタ共和国)

2012年11月

ジュガンティーヤ神殿は、紀元前3500年頃に建てられた。

18世紀にその存在が確認され、1827年から発掘作業が始まった。

この遺跡は、世界遺産である。





人の手で加工されたと思われるさまざまな形の石板や、いろんな大きさの自然石を巧みに組み合わせて、石組みがつくられている。









切り出した巨石が、傾き加減に組み込まれている。

石組み技術の水準の高さに驚かされる。