ときめき part 25



世界遺産 パタン①(ネパール)

2014年2月


パタンは、15~18世紀にかけて栄えたマッラ王朝時代の首都の一つ。

このタルバール(宮廷)広場には、旧王宮やたくさんの寺院が建ち並んでいる。





パタンは、カトマンドゥの南方2㎞程のところにある。

町の北方には、ヒマラヤ連山が遠望され、35ミリ判換算、300mm撮影だとヒマラヤがこんなに近くなる。










旧王宮の前に建つシッディ・ナラシン・マッラ王の像。

王の背後で、コブラが鎌首を立てて守護している。




 



世界遺産 パタン②(ネパール)

2014年2月

ヒンドゥー教のシヴァ神を祀るクンベシュワール寺院の境内。

2006年半ばまで、ヒンドゥー教は国教だった。

今でも国民の80%強が、ヒンドゥー教徒とのこと。






ヒンドゥー教は、かなり世俗的な宗教らしく、いろんなところでお供え物をしている風景が見られる。










この二人ずれは、どんな願い事をしているのだろう。

向うの聖職者は、横見をして他者の実入りが気になる様にも見える。





世界遺産 パタン③(ネパール)

2014年2月


豪勢に火を焚く方が、ご利益があるのだろうか。

それにしても、ヒンドゥー教徒の神々への篤い想いが、それとなく伝わってきた。





境内の獅子像の横では、野菜売り場をご開帳。

「奥さん、とれたての野菜だ、お安くしとくよ」。

確かに、野菜の色つやはいい感じだ。








キノコでも売っているのだろうかと思いきや、違ったようだ。

ココナッではないかという人もいたが、確かめようがなかったのが残念でした。





世界遺産 パタン④(ネパール)

2014年2月


ゴールデンテンプル。

たしかに、境内にあるものは、光を浴びて黄金色に輝いていた。

これは、仏教寺院だそうだ。














正面の本堂にはご本尊が鎮座しておられた。

入り口は、獅子やゾウや毘沙門天(?)などが守りを固めていた。




 



 世界遺産 パタン⑤(ネパール)

2014年2月


ネパールの子供たちは、素朴で人なつっこい。

「この花飾りいいでしょ、可愛く撮ってネ、お願いします。」。







この子を、夕方の散歩に連れてきたんだけど、もうそろそろ帰って、夕飯の支度をしなくっちゃいけないわ・・。












お供え物を、気忙しく運ぶ少年。





世界遺産 パタン⑥(ネパール)

2014年2月


今日は、何かお祝い事でもあったらしい。

おめかしした女性たちが、なんだか誇らしげである。







屋上に設営されたカフェで、修道士のような身なりをした白人を見つけた。





世界遺産 パタン⑦(ネパール)

2014年2月

ヒンドゥー教のマチュンドラナート寺院。

マチュンドラナートはシヴァ神の化身で、仏教徒にとっては観音菩薩にあたるらしい。

ネパールでは、信仰する宗教に拘らず、異教の神々にもお参りをするらしい。




パタンにも日本人が住んでいた。

向かって左側の女性は、この土産物屋を営んでいた。





アンナプルナ・ヒマラヤ(ネパール)
ポカラ

2014年2月

1 アンナプルナ South 7,219m    2 アンナプルナ Ⅰ 8,091m
3 マチャプチャレ 6,993m       4 アンナプルナ Ⅲ 7,555m

5 アンナプルナ Ⅳ 7,525m      6 アンナプルナ Ⅱ 7,939m

7 ラムジュン ヒマール 6,932m                    

ポカラの北方に聳えるアンナプルナ・ヒマラヤ連山。 

ホテルの屋上で日の出を待っていると、朝日を浴びて連山が白く輝いてきた。 

「アンナプルナ Ⅰ」が標高は一番高いが、遠方にあるのでここからは低く見える。 

マナスル(標高8,163m)は、向かって右側に連なって居るのだが、残念ながら写っていない。




 



サランコット 日の出(ネパール)
ポカラ
2014年2月

サランコットは標高1,592m、ポカラ市街地の北西約6km、東側に展望の開けた山である。

午前7時、太陽は真っ赤に燃えた火の玉になった。







午前6時50分過ぎ、ついに太陽が姿をあらわした。

皆、感動の一瞬。












展望台で日の出を楽しむ観光客。

このグループは、中国人の観光客。









朝もやに覆われたポカラの街は、眠りから覚めたばかり。






テュラコット①(ネパール)
ポカラ

2014年2月


テュラコットの頂上から撮影したマチャプチャレ 6,993m。

35ミリ判換算 300mm望遠撮影です。






山頂に近いこんな高地にも人が住んでいた。

生活用水はどうしているのだろか?









テュラコットはポカラの東約10kmに位置する山。

コットは、ネパール語で「丘」を意味する。

右方雲間に、マチャプチャレの頂が顔を覗かせている。





テュラコット②(ネパール)
ポカラ

2014年2月


親子そろって、お昼のくつろぎのひと時。

お嬢ちゃんは、長い黒髪を垂らした舞姫のようだ。







家や樹木の周りには石垣がめぐらされているところから推察すると、この平地は山の公共広場なのかもしれない。










このような急斜面にも、段々畑がつくられ、訪れる人々はその素晴らしい景観の配置に感動する。





テュラコット③(ネパール)
ポカラ

2014年2月


テュラコットの住人にとっては、自動車はまだ珍しい乗り物というのが、現地ガイドさんの説明だった。

「バスと乗客」見物は、結構目の保養になるよ。




山頂で逢ったチベット難民と自称する土産物売りの親子ずれ。

ふもとの集落で再会した。

帽子をかぶったご老体は、地元の人らしい。









共同水場で、洗濯に精を出す女性たち。

ネパールの女性は、みな働き者だ。



 



ラムコット①(ネパール)
ポカラ

2014年2月

ラムコットはポカラの西南約20kmに位置する山。

山頂に建つ御堂、堂内には獅子に跨った色鮮やかな文殊菩薩が1体安置されていた。








清澄な鈴の音に、参拝者の心は洗われる。











遙か向うの丘の上に、白い大きなパコダのような建造物が見える。





ラムコット②(ネパール)
ポカラ

2014年2月


朝の洗濯や片づけ事を終えて、一家団欒中。

娘さんは昼寝を決め込んでいる。








峠道を行く、木材運搬車。













峠道に面した木材置場は、牛たちの遊び場でもある。





ラムコット③(ネパール)
ポカラ

2014年2月

ネパールは、奄美大島とほぼ同じ緯度なので、2月初旬でも、昼の日差しはあたたかい。

農家の庭先には、もう花が咲いている。








朝の仕事が済んだら、この時期昼寝が一番だよ。












なんとなく農家の暮らしぶりがうかがえる眺め。





ラムコット④(ネパール)
ポカラ

2014年2月


この集落の家屋は、どれもなかなか立派。

高地の農家に比べ、裕福な暮らし振りのようだ。






山羊は人見知りをしない動物だ。

道行く我々にも石垣の上に乗っかってご挨拶をしてくれた。





ペワ湖(Phewa Tal)((ネパール
ポカラ

2014年2月

ペワ湖はポカラの中心街からほど近いところにあって、右岸は観光地として賑わっている。

湖上からみるヒマラヤ連山の眺めは、また格別らしいが、残念ながら霞に覆われていて姿を現すことはなかった。





湖の左岸は、鬱蒼とした樹木に覆われた山並みが続いているが
その一角に小粋なレストランがあった。

食事を終えた客が、これからご帰還あそばすところである。








右岸へは、優雅に湖上をこのゴンドラに揺られてという仕掛けになっている。


 


山岳博物館(ネパール)
ポカラ

2014年2月

ポカラの山岳博物館。

エベレスト女性初登頂者、田部井さんの展示ブース。

このほかに、日本関連では今西寿雄さんのマナスル初登頂、野口健さんのエベレスト浄化活動、ポカラの姉妹都市駒ヶ根市などの展示ブースがあった。




山岳博物館の2階からの眺め。

天気が良ければ、館内からもヒマラヤが展望できるようになっている。






観覧を終えて、広々とした公園風に整備された敷地に出ると、雲間にマチャプチャレ(6,993m)が顔をのぞかせていた。

上空には、鷲か鷹かは判然としないが2羽舞っていた。、
写真では二つの黒点のように見えている。

35ミリ判換算 300mm望遠撮影です。



ポカラ(ネパール)

2014年2月

ポカラ空港。

我々が乗ってきた飛行機の尾翼の向に、ウルトラ・ライト・プレーン。

これから、ヒマラヤの遊覧飛行に出かけるところだ。






ペワ湖右岸の繁華街。

色んな店が軒を連ねていて面白い。











歩道で、石積みをして遊ぶ子供たち。



 



世界遺産 バクタプル①(ネパール)

2014年2月

バクタブルは、15~18世紀にかけて栄えたマッラ王朝時代の首都の一つ。

タルバール(宮廷)広場を、お供え物を持って進む信徒の列。

先頭の男性たちは上半身裸。





五層構造、高さ30mのニャタボラ寺院。

正面の石段は、戦士・象・獅子・グリフィン・女神の石像10体が守っている。









旧王宮の門の一つ。

細密で優美な門の装飾や庇を支える女神像を見ると、創建当時の木彫技術水準の高さに驚かされる。





世界遺産 バクタプル②(ネパール)

2014年2月

タンバリンと太鼓の少年バンド。

これからお供え物を持ったご婦人方を先導して、礼拝に行くようだ。









天秤棒を担いだお年寄り、お供え物の行商でもしているようにうかがえる。












お面や操り人形、見るだけでも楽しい気分になれる。







世界遺産 バクタプル③(ネパール)

2014年2月


今日も、広場中央に建つダッタトラヤ寺院の石段を拝借して、気のおけない仲間たちと、世間話に時を忘れるのでした。










広場の午後三時、人間も山羊もてんでんばらばらな方角を向いて何を考えているのだろうね?











この付近には、露店がたくさん出ていた。

路上に置かれた竹囲いの中には鶏がたくさんいて、買い手がつくのを待っていた。





世界遺産 バクタプル④(ネパール)

2014年2月

メガネをかけた太目の男性が魚屋さんで、左の男性が野菜屋さん。
これは、こちらの勝手な想像です。


それにしても、海のないネパール淡水魚でしょうか?





現地ガイドさんによれば、ネパールには120~30ほどの民族が住んでいるとのことだった。

道行く人も、その暮らしぶりも多様性に富んでいる。









トラックの荷台に乗った若者、手前の下校途中の高校生、両者の年頃はあまり変わらない。

貧富と身分の違いを暗示しているようだ。



ナガルコットからのヒマラヤ展望① (ネパール)

2014年2月


1 ガン・チェンポ 6,397m       2 ドームブランク 6,830m
3 ドルジェ・ラクバ 6,990m       4 レンポ・ガン 6,979m

5 プルピ・チャツ 6,660m                      


カトマンドゥの東北東約30kmに位置する、標高2,000mのナガルコットは、
ヒマラヤ眺望で名高い観光地である。 

この写真はナガルコットの北側に展開する夕映えのヒマラヤ連山。 

 
 
ナガルコットからのヒマラヤ展望②
(ネパール)

2014年2月

ナガルコットの朝明け。

ナガルコットの東側に見えるヒ
マラヤ連山が影絵のようだ。  

エベレストは写真左側の奥の方になるらしいが特定できない。 





ナガルコットの西側に見える夕映えのヒマラヤ3山。        

たぶん、カンベチェン7,211m、ランタン・リルン7,246m、キムシュン6,745mと推定するが、位置関係は定かではない。       








ナガルコットには、ヒマラヤ展望のホテルが林立し、多くの観光客が訪れる。             

宿泊したホテルから撮ったこの写真からも、その様子が窺える。 




ナガルコット(ネパール)

2014年2月

宿泊したホテルの庭。

澄んだ朝の冷気を胸いっぱいに吸い込んで、ヒマラヤの雄大な眺めを堪能した。










ナガルコット下山中に見た風景。

観光客がのんびりと朝食中。









これも、ナガルコット下山中に見た風景。

朝の小学校、隣地では、牛が藁を食んでいる。

何とものどかだ。



世界遺産 カトマンドゥ①(ネパール)

2014年2月


カトマンドゥ空港への着陸態勢に入った機内からの眺め。

市街地に空港が隣接している感じだ。








クマリの館。

クマリが右手にある3階の窓に、しばしの間、顔を見せてくれたが、撮影は禁止でした。








旧王宮。

入り口は、彩り鮮やかな獅子に乗った神々が護っている。

赤い建造物は、ヒンドゥー教の神ハヌマン(猿)の像である。




世界遺産 カトマンドゥ②(ネパール)

2014年2月

右手に剣、左手に生首を持つシヴァ神の化身「カーラ・バイラヴ」。

この神の前では、嘘をついてはいけない、生首にされるよ、と信じられているらしい。






旧王宮前の広場。

鳩、鳩、鳩・・・、日本野鳥の会のメンバーでも、数えるのは大変だろう。

ネパールでは、牛は神様。
人が来ようが、鳩が騒ごうがお構いなし、爆睡中です。







神様!今日は特別にお供え物を持ってお参りに来たわよ。
よろしくね。




世界遺産 カトマンドゥ③(ネパール)

2014年2月


タルバール広場の賑い。

ネパールの持つ多様性の面白さが伝わってくる場所だ。










ここでは、神々への色とりどりのお供え物が売られている。







世界遺産 カトマンドゥ④(ネパール)

2014年2月



市場での買い物も済ませ、寺院の庇を借りて、ご婦人方はお昼の息抜きを楽しんでいるようだ。






中心街に隣接したトゥンディケル(広々とした草地の意)では、ネパール軍の演習が行われていた。

手前にたむろする将校たちは、なんだかのんびりムード。



飛行機からの眺め(ネパール)

2014年2月


マレーシア・クアラルンプール発、カトマンドゥ行きの機内から、ヒマラヤの山並みが遠望されるようになってきた。

もう、カトマンドゥも近い。






カトマンドゥからポカラに向かう国内線の右側ウインドウからは、好天に恵まれると、ヒマラヤが間近に見える。