ときめき part 31



タージ・マハル
(インド)

2016年2月


世界文化遺産タージ・マハル。

巨費と22年の歳月をかけ1653年に完工。

ムガール帝国最盛期の第5代皇帝が、亡くなった最愛の妃のために建てた霊廟。

この霊廟は、古都アグラにある。



大理石にイスラム装飾が美しい。

インドで一番人気の文化遺産と言われるだけに、平日にもかかわらず、すごい賑いであった。







霊廟から正門へ目を転じた風景。

ちなみに、入場料はインド人50円、外国人1300円。




フマユーン廟
(インド)

2016年2月

世界文化遺産フマユーン廟。

1565年建立、ムガール帝国第2代皇帝の霊廟。

大理石と赤砂岩で造られている。

この霊廟が、タージ・マハルの祖形であることは、一見しただけでわかる。

この霊廟はデリーにある。





この霊廟を訪れた母娘の衣装が陽光に映えて美しい。












この方角から見ると、霊廟のスケールの大きさがよくわかる。



 


ビービー・カ・マクバラ
(インド)

2016年2月

ムガール帝国第6代皇帝の妃を祀った霊廟。

タージ・マハルを模して造られたが、ムガール帝国も衰退期に入っていたために、大理石は一部に使われているに過ぎない。

この霊廟は、デカン高原の古都アウランガーバードにある。



大学生のグループであろうか、カメラを向けると即座にポーズをとってくれた。

インドは、写真を撮られるのが好きな人たちが非常に多いことを実感した。




ジャンタル・マンタル天文台
(インド)

2016年2月

世界文化遺産ジャンタル・マルタン天文台。

1728年築造、現在も天体観測に使われている。

地球儀を地下に埋め込んだような装置。

この天文台は、ラジャースタン州の州都、ジャイブールにある。



これは、20秒単位で測れる日時計。











この装置は、太陽、惑星、星の位置を観測するためのもの。













インドの色んな場所でシマリスとの出会いがあったが、天文台で会えるとは驚き。





 アグラ城①
(インド)

2016年2月

世界文化遺産アグラ城、1565年築。

ムガール帝国の権力の象徴。

赤砂岩の城壁が、威容を誇る。


城内から、城下を流れるヤムナー河の向うに、タージ・マハールが遠望される。




城内の宏大な敷地に、いろんな建物が配置されている。











イスラム建築の柱廊が豪華。





アグラ城②
(インド)

2016年2月


居住空間。

大理石の建物と庭園が落ち着いた雰囲気を醸し出している。







建物内部は、大理石に美しいイスラム装飾が施されている。






ファテーブル・シクリ①
(インド)

2016年2月

世界文化遺産ファーテープル・シクリ。

この城は、1573年に完成したが、水不足のため14年後に放棄された。

アグラ南西37kmに位置する。





庭園と回廊の手入れが行き届き、静謐な空気が漂っている。

木組みのように見える赤砂岩の庇は、ヒンドゥー様式。









赤砂岩の建造物が、この時期には珍しい雨水に清められ、色味が冴えわたっている。





ファテーブル・シクリ②
(インド)

2016年2月

ファーテープル・シクリは、ヒンドゥーとイスラム文化が融合してできた建築と云われている。

この写真にもそのような雰囲気が感じられないだろうか?







線形の美しさを意識させられる風景である。












赤砂岩に徹した造りになっているところが面白い。




レッド・フォート
(インド)

2016年2月

世界文化遺産レッド・フォート(別称ラール・キラー)。

アグラからデリーに遷都したムガール帝国第5代皇帝の都城。

1639~48年にかけて建設。

殆どが、赤砂岩で築かれているので赤い砦レッド・フォートと呼称されている。



この城は、平地に造られ、直線的な長い城壁で囲われている。

城のある場所はデリー。




アンベール城①
(インド)

2016年2月

世界文化遺産アンベール城。

16世紀にアンベール王国の都であった地に築かれた巨大な山城。

州都ジャイプールの北西11kmに位置する。






この城は。黄色がかった石造りで、赤砂岩のムガール帝国の諸城とは趣を異にしている。











庭園と周りを囲む建物には、イスラム様式の影響が大きいように感じられる。

先方の山上にも、城塞が築かれている。









大理石に施された装飾は、まさにイスラム様式である。




アンベール城②
(インド)

2016年2月

アンベール城の頂上から山裾まで、幾重にも城壁が、巡らされている。

先方に見える左右の山々にも、万里の長城の様な城壁が築かれている。







アンベール城に通ずる登り道の片隅で、珍しい楽器を奏でる芸人。










アンベール城足下の町では、いたるところで、このような色鮮やかな装飾をほどこした「象のタクシー」を、目にすることができる。




ジャイプール①
(インド)

2016年2月

ジャイブールは、北インド平野部、ラジャースタン州の州都。

首都デリーの南西266kmにある。

左の写真は、水の宮殿。

今は、無人だが、ホテルの計画もあるそうだ。





水の宮殿に面した路上風景。











ヒンドゥーとイスラム様式が融合してできたようなホテル。




ジャイブール②
(インド)

2016年2月

風の宮殿。

白く縁どられた各階のテラスから、宮廷の女性たちが、通りの行列や見世物を眺めたといわれる。









風の宮殿に面した街並、いろんな店が建ち並び賑わっている。










異様な建物が建ち並び、道路は人と車が混然とした風景に、此処はまさにインドだと実感させられる。





ジャイブール③
(インド)

2016年2月

牛が公道を平然と歩いている。

少々痩せてはいるが、肌の色艶は良い。


迷い牛か、飼い主はいるのだろうか?






街頭市場の風景。

マネキンの飾り付けがなんともユーモラス。








三輪車の親爺さんも、ややお疲れのご様子。

ここでも、雌牛が、道路の真ん中を遊歩している。




ジャイブール④
(インド)

2016年2月

自転車物売りの男性、暗算で勘定計算をやっているようだ。

売り物は新鮮に見える。










RAJASTHAN大学の正門。

構内は、緑豊かに感じられる。










シャイブールにも、こんな近代的なショッピング・モールがあった。





ジャイブールからアグラ①
(インド)

2016年2月

石積の塀で囲われた敷地内で、片付け物をしていた青年が、これからシャワーを浴びるところを失礼してパチリ。









どんな集まりだか判然としないが、なんだか楽しそうな雰囲気が伝わってくる

中央の女性は、カメラを手にしている。







街へ出かけていた男性たちが、乗り合いジープでご帰還あそばされたところだろうか?


 



ジャイブールからアグラ②
(インド)

2016年2月

農村地帯の風景。

小麦の袋詰め作業だろうか?










女性達は、サリーを着て農作業をしていた。

鎌を使った作物の刈り取り作業。








広場で、牛たちはのんびりと時を過ごしている。





アグラ
(インド)

2016年2月

アグラは、デリーの南東200kmにある古都。

ダージ・マハールは、駐車場から結構距離があるので、馬車などを利用する人が多い。








観光馬車を曳く馬に乗る少年。













アグラ城観光にお勧めのラクダ馬車。












道端をやや所在無げに歩く牛。

ずいぶんと痩せて、背中に骨がこぶの様に突き出ている。

 



アグラからデリー
(インド)

2016年2月

バス移動中にトイレ休憩で立ち寄ったパーキング・エリアで、日銭を稼ぐ芸人父子。









パーキング・エリヤを我が物顔に占拠していた鳥たち。

人間を恐れる気配は微塵もなく、足元まで近づいてきた。










機械化も進んでいると思われる農村風景。






デリー①
(インド)

2016年2月

デリーは、インドの首都、人口は1千7百万人弱。

デリー、オールド・デリー、ニュー・デリー、3地区それぞれに全く違った表情をしている。3地区の総称はデリー。

左は、世界一大きいヒンドゥー寺院、アクシャルダム寺院。


インドで、初めて鉄道が走ったのは、1853年で日本より19年早い。

線路は延べ6万4000km、アメリカ、中国、ロシアに次ぐ世界第4位、、年間利用客は72億人。

写真はデリー駅近くに停車していた列車。




国会議事堂。

近代的なオフィスビルのようにも見え、威厳に欠けるが、シンプルで新生共和国にふさわしい容姿かも知れない。



デリー②

(インド)

2016年2月


第1次世界大戦でイギリスに協力して参戦し、戦死したインド兵士の慰霊碑インド門。







インド門から大統領官邸にかけて広がるラージパト広場の日曜日の風景。










これもラージパト広場の風景。

正面に見える建物が大統領官邸。

これら3枚の写真は、イギリス統治時代に建設されたニューデリー地区の風景。




デリー③
(インド)

2016年2月

日曜日なので、参加者の多いデモだったが、過激な行動もなくかなり整然としていた。











デモを終えた若者たち、表情は明るい。












公園の風景。




デリー④
(インド)

2016年2月


市街地の風景。

寺院風の建物が二つ見える。









路上の衣類市。

道路に沿って数百メートルは続いていただろうか、それでも人だかりが途絶えることはなかった。









家族そろってのお出かけ、ほほえましい光景。












路上でカード遊び。

休日の男たちの楽しみの一つなんでしょう。




クトゥブ・ミナール
(インド)

2016年2月

世界文化遺産クトゥブ・ミナール。

インド最初のイスラム王朝が、1192年に着工、高さ72.5m。

デリーの南郊15kmにある。












塔の周りに建てられた建物群の中で、このあたりはかなり壊れている。











ここには、古い建物が残っているが、ヒンドゥー様式の感じが強い。




アジャンタ石窟
(インド)

2016年2月

世界文化遺産アジャンタ石窟。

紀元前1世紀の前期窟と、紀元5世紀の後期窟から成る仏教寺院群。

この石窟は、デカン高原の北西部、古都アウランガーバードの北東104kmにある。





猿の親子が、今日もたくさん人間たちが来ている何かくれないかしら、といった表情で眺めている。











見学に来ていた学童たちも、なかなか愛想がいい、ナマステと挨拶を返してくれる。











このアジャンタ石窟は、1819年虎狩に来ていたイギリスの騎兵隊士が、右手に見える丘の上から見て、洞窟に気付いたと言われる。




アウランガーバード
(インド)

2016年2月

アウランガーバードは、ムンバイの東350kmデカン高原にある古都。

車で通りかかった若者たちも、悦んでポーズを決めてくれた。

後ろの畑では、白い衣装のオジサンが、綿花を摘んでいる。




街道に面しした商店の風景。










街道を歩く夫婦連れ、荷を担ぐのは女性の役割なのだろうか。











デカン高原に屹立した姿が遠望される岩山は、12世紀末に築かれたダウラターバード砦。

左に見る塔は、1435年に建てられた戦勝記念のチャーンド・ミーナール。



エローラ石窟
(インド)

2016年2月

世界文化遺産エローラ石窟。

この遺跡は6~9世紀にかけて造られた、12個の仏教石窟、17個のヒンドゥー教石窟、5個のジャイナ教石窟からなっている。

先方に見えるのは、ヒンドゥー教の第16窟カイラーサナータ寺院。



カイラーサナータ寺院を見学するインド婦人連。

かなり身分の高そうな感じがするが、右端のご婦人は裸足。






カイラーサナータ寺院は、大きな岩山を石工たちが、100年の歳月をかけてノミで削リ続け、創りあげた驚異的な作品。

この石窟は、デカン高原の古都アウランガーバードから北北西に30km離れたところにある。



ムンバイ①
(インド)

2016年2月

ムンバイはインド中西部アラビア海に面した港湾都市で、人口はインド第2位の約1250万人である。

左は、世界文化遺産ビクトリア・ターミナル駅、イギリス統治時代に造られ現在も使われている。




朝もやに霞むムンバイ、最近はスモッグでも知られるようになった。












街頭の風景。













ムンバイ空港、この造形には驚かされた。

 



ムンバイ②
(インド)

2016年2月


正面のドームを冠した建物は、19世紀末に建てられたタージ・マハル・ホテル。

その右にあるのが、20世紀初めに建てられたインド門。







ムンバイ港外に停泊したタグボート。











ムンバイから船で1時間ほどで到着するエレファンタ島。

桟橋からエレファンタ石窟を結ぶミニSL。










世界文化遺産エレファンタ石窟。

6~8世紀にかけて造られた5個の石窟があり、すべてが、ヒンドゥー教のシヴァ神を祀ったものである。