ときめき part 32



スキャグウェイ①(アメリカ・アラスカ州)


2017年5月22日

スキャグウェイは、1887年にムーア大佐が蒸気船で最初にやってきた土地。

それからすぐ後に、アラスカ3大ゴールドラッシュの嚆矢となったクロンダイク(Klondike)金鉱の発見があった。



金鉱から最短距離に在る港として、ここに人々が押し寄せてきて、街ができ鉄道も敷設された。

最盛期には人口2万人に達したといわれるが、現在は冬季800人、夏季1600人だそうだ。

しかし、年間15万人の観光客が訪れると云われている。






クルーズ船を降りて、真直ぐこの道を進むと、スキャグウェイのメインストリート、ブロドウェイ通りに間もなく辿り着ける。




スキャグウェイ②(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月22日


ユーコン鉄道で使われていたラッセル車、さすがに迫力がある。









ユーコン鉄道で最初の頃に走っていた蒸気機関車だろう。













白髭を生やしたサンタのようなお爺さん、この景色にぴったり嵌まっている。





スキャグウェイ③(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月22日

スキャグウェイのメインストリート、ブロードウェイ通りに面した商店街。

背後に、峻厳な山並みが迫っている。








ポップコーンの店。

観光客が夢中にポプコーンを食べている。









スキャグウェイの商店は、ほとんどが、ブロードウェイ通りに集中している。

この街並みは、アラスカのなかでも、最もゴールドラッシュ時代の雰囲気をとどめていると喧伝されている。




 スキャグウェイ④(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月22日


この地に、最初に蒸気船でやってきたムーア大佐が住んでいた歴史的な邸宅。








ムーア大佐が息子と最初に建てた丸太小屋。

現地ガイドの御嬢さんは、なかなかチャーミング。









ムーアさんの屋敷の白い花をつけた木々と残雪の山々の景色はなかなか素敵だ。





スキャグウェイ⑤(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月22日

スキャグウェイのシティホール。

この中に、スキャグウェイ博物館がある。







砂金探しにくたびれ果てた黄金亡者と忠犬が実にリアルに表現されている。

荷を背負い、手鍋と飯盒をぶら下げ尻餅をついたワンちゃんは「ご主人様、大丈夫ですか!」と気遣いも健気だ。









緑の木の下で、若者たちが楽しそうに集っている。





スキャグウェイ⑥(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月22日

これは、流木で造られた希少な建物。

日本的表現では、旅籠屋。

CAMP SKAGWAYと書かれている。






トーテンポールが、飾り付けてあったりして、これはどう見ても観光用に新しく建てられたものだろう。





スキャグウェイ⑦(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月22日

スキャグウェイでは、いろいろ愉快なバスと出会つた。

今回の旅で野生のクマとの出会いがなかったのは,残念。








スキャグウェイ巡回バス。

いにしえのバスのスタイルが偲ばれる。











跳ねシャチの勇姿。

シャチの実物は見ることかなわず、でしたが・・・。





ユーコン鉄道①(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月22日

ユーコン鉄道は,1898年に建設開始。

1900-1982年の間、スキャグウェイ(アラスカ州)とホワイトホース(カナダ・ユーコン準州)までの約180kmを、鉱山列車として運行された。

1988年からは、スキャグウェイから45kmの区間が観光列車として運行されている。




今回われわれが乗車した観光列車は、スキャグウェイとWhitePass
間32kmを往復するコースだった。

右はスキャグウェイにある車庫。






車窓からスキャグウェイの町が遠望される。




 



ユーコン鉄道②(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月22日

車内は中央に通路があり、その左右に2人掛けの座席が並んでいる。

思ったよりも明るく開放的だ。








車両と車両を繫ぐ連結部分のデッキは狭く、そこからガラス越しでない写真を撮るには、デッキに出るタイミングと要領が必要だ。





ユーコン鉄道③(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月22日


列車は、この針葉樹林帯を抜けると、雪と岩石と氷河の世界に突き進んでいく。









車窓からのこの景観を目の当たりにすると、ゴールドラッシュ時代チルクート峠の断崖から、約300人の人間と荷を負った馬千数百頭が、墜落したという伝聞が納得できる。









このトンネルをみると、この鉄道が金鉱開発という目的に絞って造られたことが判る。




ユーコン鉄道④(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月22日


使われなくなった橋脚が、厳しい自然環境の中で、老骨に鞭打ち頑張っている姿は凄まじい。










車窓の眼下には、峡谷を氷河の雪解け水が勢いよく流れ下っている。









White Pass、標高879m、スキャグウェイからの距離32km。

ここがわれわれの乗った観光列車の折り返し地点。

公平を期して、乗客はみんな席を左右入れ替え交代させられる。



ユーコン鉄道⑤(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月22日

復路の列車が、スギャクウェイに帰ってきた。

操車場の向うに雪を頂いた山が見えてきた。








もう間もなく、終点。

クルーズ船がお出迎えだ。





シトカ①(アメリカ・アラスカ州)


2017年5月25日

シトカは、ロシア統治時代(1804-1867)アラスカの首都だった。

現在の人口は88,000人。

ロシア時代はラッコやオットセイなどの毛皮交易が盛んだった。

シトカ空港のある島は、昔日本人が漂着したことからヤポンスキー島と名付けられている。



シトカ港には、他のクルーズ船が先着していたので、我々のクルーズ船は車で20分ほど離れた旧港
に寄港した。

この旧港には、船修理用のドッグがあった。





われわれのクルーズ船は、停泊中に船腹の洗浄が行われていた。





シトカ②(アメリカ・アラスカ州)


2017年5月25日

シトカ港のバスターミナル広場からの眺め。












天候不良なれどシトカ港は、船の出入りで繁忙していた。











聖ミカエル教会。

ロシア統治時代を象徴する遺産。





シトカ③(アメリカ・アラスカ州)


2017年5月25日

この海岸沿いの道は、シトカ港から国立歴史公園の入り口まで、約1キロほど続いている。











この道は素晴らしい景観の連続で、恋人たちの小径とでも言ったらどうだろうか。











この小径沿いに建つSt.Peter’s by the Sea Eriscopal Church。



 



シトカ④(アメリカ・アラスカ州)


2017年5月25日


トーテムスクエア。

正面の建物は、パイオニアホーム。









ターミナル広場に展示されている先住民手漕ぎ船の模型、











シトカ国立歴史公園入口に建つトーテンポール。






シトカ⑤(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月25日

これは、地元の親子ずれでしょうか?

母親は、港に向かってカメラを構え、子供の視線も同じ方角を向いています。










広い芝庭の住宅。

今日も、イクメンのパパです。










PACIFIC HIGH SCHOOL

看板が躍動的だ。

日本人には、看板が出ていないと学校とはわかりませんね。


 
 



シトカ⑥(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月25日

シトカの消防隊。

これから訓練でしょうか、女性隊員が多い。









地元の子供たち。

人種もいろいろのようです。






シトカ⑦(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月25日

海辺の住宅では、カヌーを常備しているところが多い。













晴れない霧のなかを疾走する漁船。











壁に女神像が飾り付けてある。

この建物の色は、ロシアンブルーだろうか?





  シトカ⑧(アメリカ・アラスカ州)

         2017年5月25日

シトカの白頭鷲。

樹上で平然と構え、王者の風格がある。








樹上の白頭鷲が、悠然と飛び立った。














樹上の白頭鷲は、この邸宅の右側の針葉樹にいた。












白頭鷲の親子。

左側が1歳未満の幼鳥。

この親子は、クルーズ港近くで見つけた。





アストリア①(アメリカ・オレゴン州)

2017年5月17日

アストリアは、19世紀初頭に開拓が始まった。

ロッキー山脈以西では、最も古い入植地。


コロンビア川の河口に拓かれた港町である。





ヨットハーバーの風景。

アストリアは、かって盛んだった毛皮取引、サケ漁などは今や廃れてしまっている。







幅広いコロンビア河口に架かるアストリア橋。

この橋を渡りきった向う側は、アメリカワシントン州。

アストリアの街中には、ワシントン州のナンバープレートを付けた車が結構走っていた。




アストリア②(アメリカ・オレゴン州)

2017年5月17日


アストリアのメインストリート、コマーシャル通り。

通りに面した建物には、開拓当時の物がいくつか残っているのだろう。






フラベルハウス博物館。

コロンビア川の水先案内人で、のちに豪商となったジョージ・フラベル(1823-1893)の邸宅。

邸宅の家具骨董品は、サンフランシスコの百貨店で買い付け、船で運んできたものだそうだ。





アストリアは、川に沿って続く丘陵に拓けた坂の町でもある。






アストリア③(アメリカ・オレゴン州)

2017年5月17日


コロンビア川海事博物館前の広場からの眺め。

博物館に、東北地震で流れ着いた船が展示されている。







川沿いに造られた木組みの桟道を走るリバーフロントトロリー。

現在は、専ら観光用に走らされている。




アストリア④(アメリカ・オレゴン州)

2015年10月6日


羊の油脂でつくった石鹸を売る店。

観光客は必ず足を止めて、羊に触れたり写真を撮ったりするが、石鹸はなかなか買ってくれない。






海鵜(Double-crested cormorant)の羽根干し、いつまでもこのポーズをとり続けていた。











アシカ(sea lion)。

鳴声がするので、あちこち探していると、ついにご対面の機会が来た。




アストリア⑤(アメリカ・オレゴン州)

2017年5月17日

午後4時クルーズ船はアストリアを出港した。

もう、この街ともお別れ、明日は終日クルージング。










心も和む浜辺の夕景。













浜辺に広がる草原の草叢に黄色のミモザの花が咲いている。





アストリア⑥(アメリカ・オレゴン州)

2017年5月17日


アストリアを出港する船舶。

アメリカ海洋気象庁の船だろうか?

沿岸警備艇が見守っている。






アメリカ沿岸警備艇。

船首に機関銃を備え、いつでも臨戦できる緊張感が漂う。






グレーシャーベイ国立公園
(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月21日

グレーシャーベイは氷河湾の意、
氷河が融けてできた巨大な湾である。

この国立公園は世界自然遺産に登録されている。


この船は、我々の船とは反対に北上している。

時刻は午後10時半。



午後8時30分過ぎ、左舷に、突如、虹が発生し20分程で消滅した。










午前11時40分左舷からの眺め、霧も雲も当分消えそうにない。





    グレーシャーベイ国立公園
       (アメリカ・アラスカ州)

        2017年5月21日

グレーシャーベイには、16の氷河が流れ込んでいる。

この氷河は、グランド・パシフィック氷河。



残念ながら、氷河が崩れ落ちる豪快なシーンは見られなかった、。

まだ、気温が低すぎるのだろうか。






氷河の表層には、形成の歴史が刻まれている。





グレーシャーベイ国立公園
(アメリカ・アラスカ州)

 2017年5月21日

クルーズ船が氷河に最接近すると、船はゆっくり360度回転し何処からでも観賞できるようにしてくれる。






ほら、あれを見てごらん!。







何も無理して寒い甲板に出なくったって、ブッフェからでも楽しめますわよ!。




      ナナイモ①(カナダ)

       2017年5月28日

ナナイモは、バンクーバー島にある観光都市である。

バンクーバー島は、本土側にあるバンクーバーの対岸にある島で、面積は四国の1.6倍もある。

右は、クルーズ船ターミナル港の風景。





ナナイモは、かって炭鉱の町として発展した。

右は、ナナイモ港。









テーブル席で寛いでいるのは、地元の人ではなく、クルーズ船で訪れた観光客。






ナナイモ②(カナダ)

 2017年5月28日

旧市街のこの街区には、ちょっと小粋な店が建ち並んでいる。













旧市街にあるST.ANDREW’S UNITED教会。

開拓当時の面影をとどめている。









ナナイモ博物館の黄葉の新芽が美しい。





     ナナイモ③(カナダ)

       2017年5月28日

マクラミン州立公園。

公園は、ナナイモから車で1時間ほど。

針葉樹林帯が自然の状態で保存されている。







倒木の根や木の幹に苔が密生し、この地が多湿地帯であることがわかる。












パパが寄り添い、ママが写真を構えています。

ママ上手く撮ってよ!











マクラミン州立公園からナナイモに帰る車中で目にした風景。

何とも奇妙な建造物です。






バンクーバー①(カナダ)

2017年5月29日

船中14泊のアラスカクルーズの旅もバンクーバーで終わりとなった。

アラスカの自然になれ親しんだ目には、バンクーバーの港が華やいで見えた。









グランビル・アイランド

平日なのに結構賑わっている。












2人の間隔から推して、旅人同士か?

次の旅は、もうお決まりですか・・などなど。









ハスキー犬か? 力が漲っている。食べるんだろーな。




       バンクーバー

        2017年5月29日

スタンレー・パーク。

カナダガンは、人が近くに来ても食餌に夢中、逃げる気配もない。

ここでは、人間との共生が当たり前か?






公園で、ジョキングやサイクリングなどを楽しむ人々。

この公園は、東京ドーム85個分の広さ。








色んなトーテムポールが建ち並ぶ広場。

姿かたちがそれぞれ違う、イヌイット種族の多様性を示しているのだろうか?