ときめき part 33



アイシー・ストレート・ポイント

(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月23日

アイシー・ストレート・ポイントはアイシー海峡に面した人口800人の小さな村ホーナーを中心にまとまっている。

昨年まではテンダーボートで上陸していたが、今シーズンからは海に長く突き出た桟橋から直接入島できるようになった。

旅のクルーズ船NORWEGIAN SUN号も景観に溶け込んでいる。




この海域は、海の宝庫として知られ、ザトウクジラ、ネズミイルカ、アザラシ、オヒョウ、5種類のサーモンなど多様な生き物が生息している。







また、ここを取り巻く景観は実に素晴らしい。







アイシー・ストレート・ポイント

(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月23日

地元の若者たちが民族衣装を着て熱烈歓迎。










何やら先ほどまで焼き茸が振る舞われていたらしい。





アイシー・ストレート・ポイント

(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月23日

欄干も真新しく木の香が匂いたつようだ。

観光客は皆、しばらくここからの景観に見とれてしまう。







午後5時40分帰船の刻限が近づいている。

急がなくては!






アイシー・ストレート・ポイント

(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月23日

観光用に復元されたサーモンの缶詰工場。

1912年から1953年まで稼働していた。もう昔の物語になってしまった。







復元された缶詰工場の製造装置。











白頭鷲。

木道脇の樹上にいた。





アイシー・ストレート・ポイント
(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月23日

勤めを終えたばかりの鯨ウォッチング船が係留されている。










アア、パパ、今日は楽しかったよ!






鯨ウォッチング①(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月23日

アイシー・ストレート・ポイントでホエールウォッチィング船に乗った。

揺れる船上で足を踏ん張り、望遠で鯨を捉えての撮影だった。

突如、海面に突き出てきてすぐに沈んでしまう。





ザトウクジラだろう、少なくとも3頭はいるようだ。












口を少し開いている、胸びれも見える。




鯨ウォッチング②(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月23日

ザトウクジラは、集団で泡を吹いて魚群を取り込み捕食するらしい。










カモメが群れて、おこぼれ頂戴。

鯨を見つけるには群れカモメと白い泡がひとつの目印になる。









アイシーストレイトに、鯖の魚群を追って鯨が来ているらしい。

胸びれが少し見える。






鯨ウォッチング③(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月23日


胸びれが突き出ていて、クジラの体位はよく判らない。










小さな背びれが突き出ているのだろう。

前方に向って進行中。





鯨ウォッチング④(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月23日


右側で、顔が突き出ているのは子鯨か?










尾から海水が、滴りおちている。











鯨の尾っぽの真ん中あたりで、カモメが翼を広げて横っ飛びしている。






鯨ウォッチング⑤(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月23日

鯨は、尾っぽがかたちとして一番とらえやすい。











背びれがよく見える。






鯨ウォッチング⑥(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月23日

鯨は臆病なので、大きな船には近づいて来ないらしい。

カヌーだとこんなに近づける。










随分大きな鯨だ、カヌーが近くにいるのでよく判る。







鯨ウォッチング⑦(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月23日

鯨の家族連れの遊泳か、少なくとも3頭はいる。











鯨の潮吹き、結構長持ちするので遠方からでも見ることができる。











鯨と戯れているようにも見えたオットセイ。



 



ジュノー①(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月20日

ジュノー港が見えて来た。

ジュノーは、アラスカ州の州都。

人口 32,164人(2011年)アラスカで3番目に大きな都市。

周りを高い山々で囲われているため、ここに通ずる道路や鉄道はない。

海路と空路に頼っている。



海岸線まで急峻な山が迫っているのと水深もあるのだろう、海にせり出す形で桟橋が作られている。








船を降りてすぐの小さな桟橋から、長い傾斜面の桟橋をのぼって、やっと町へ通じる広い桟橋へ出る。











建物が海岸ぎりぎりに並び立っている。

板張りの桟橋は足には優しく捨てたものではない。





ジュノー②(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月20日

ジュノーの商店街。

建物の構造や色使いが、それぞれ個性的で楽しい。









白い建物と木々の緑がよくマッチしている。

白く水蒸気がたなびいているのもなかなか風情がある。











向かいの木造の建物は、斬新なデザインだ。












ジュノー港の向島にも、かなりの居住地域が広がっている、渡には海路しかないのだろうか?


 



ジュノー③(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月20日

RED DOG SALOON、昔懐かしい酒場。

二挺拳銃、カーボーイハットのお兄さんが千鳥足で出て来たりしたら怖いだろうなぁー。










RED DOG SALOONの店内は観光客で賑わっていた。












観光案内所、なかなか垢抜けた雰囲気が漂っていた。





ジュノー④(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月20日

白い花が満開、雨にうたれて清々しい。

この木なんの木?









鯨、白頭鷲、熊、オオカミ、ワタリガラス、ネイティブアメリカン。

白人入植前にはあった自然との共生をモチーフに描いているのだろうか?









歩を進めたくなる風情ある坂道。













クルーズ船以外の地元の船が出入りする港前広場。

午後7時過ぎ、雨模様だし流石に閑散としている。





    ジュノー⑤(アメリカ・アラスカ州)

         2017年5月20日
市街地と海岸に面して横たわる丘の斜面には瀟洒な邸宅が建ち並んでいる。









なんともメルヘンチックな風景。

テーブルクロスが架けられているのも小憎らしい演出。









丘の上に、20世紀初頭にジュノーに赴任してきた裁判官ウイッカーシャムの家が保存公開されている。

その建物よりも隣のこの邸宅の方が魅力的だった。





ソーヤ氷河①(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月20日

ソーヤ氷河はアラスカで最南端にある氷河。

それだけに、氷河の海への崩落が最も期待される。


午前8時40分、トレーシーアームフィヨルドの最奥部にソーヤ氷河が見えてきた。






近づくにつれて、流氷が多くなり海面の一部が氷結しているようにも見える。








先方に見えるのは、小型の観光船だ、氷河の舌端にかなり近づいている。

われわれのクルーズ船はここまで。 安全を期して引き返すことになった。

ついに、崩落シーンは見られなかった。



ソーヤ氷河②(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月20日


このくらいの小型船に乗れば、小回りが利き、氷河や流氷にも最接近できるので、細かな観察が楽しめるだろう








午後10時50分。

海は凪いで、夜霧が海面近くまで降りてきている。








クルーズ船を見送る親子づれ。

船べりのすぐ近くに立っているように見えるが、望遠撮影なので実像は豆粒のように見えていたのだった。

知らぬこととはいえ、こんなところでよくも暮らしているなと、こちらはついセンチメンタルになった。
達者でなぁー・・!




ケチカン①(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月19日


クルーズ船がケチカンに着いた。

平地が狭いので、クルーズ船が何艘も接岸できるように、板張りの桟橋が張り巡らされている。





ケチカンは、アラスカで5番目に大きな町で、その最南部に位置する。

人口 8,245人(2014年)。

1898年に初めて白人が入植し、おもに鮭などの漁業で発展してきた。







この地方は、世界で最も雨量の多いところで、幸運にも今日は晴天に恵まれた。

この港は、アラスカクルーズにとっては、アラスカの玄関口にあたるので、クルーズ船で賑わっている。









港に張り巡らされた板張りの桟橋は、道幅も広く見晴らしも良いので、歩くと心地よい。




ケチカン②(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月19日


歓迎アーチを掲げた通り。

アラスカのファーストシティ ケチカン、世界の鮭の首都へようこそと書かれている。









サーモンマーケット、観光客が群がりホクホク。












観光客で、活気づく商店街、日の丸も見える。









客招きのオオカミ。

店内にも、5、6頭のオオカミの毛皮があった。

値札は、9995ドル、110万円強。

アメリカは、ロッキー山脈にオオカミを呼び戻そうと躍起になっているのに・・・・。




ケチカン③(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月19日

白人が当地に入植して、最初に作った住居、クリーク家屋。

川に杭を打ち込みその上に20軒の家が造られ、板敷の桟道でつながっている。


今は、クリーク通りの名称で、色んな商店が店開き。 観光名所に変身している。





見上げるように高いトーテンポール。

頂上には先住民が敬うワタリガラスがいる。













川の対岸がクリーク通り。




ケチカン④(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月19日


トンガリ帽子の屋根、八重桜などの花々、トーテンポール等々、目を引き着つける物が多い。









ここは、海岸から山際まで平地が極めて狭い。











クルーズ船ターミナルにあるみやげ物屋。

グレートショッピング、ロウプライスと書かれている。











街中を堂々と進む水陸両用観光船。




ケチカン⑤(アメリカ・アラスカ州)

2017年5月19日

ケチカン港が面する海は、水路が狭くまるで川のように感じられる。

インサイドパッセージの名にふさわしい港だ。

向うに見える森や山はすべて島である。




ケチカン港に停泊していた船。

BERING SEA CRAB FISHERMEN’S TOUR(ベーリング海蟹漁師の旅?)と書かれている。

階段状の座席で何やらレクチャーが行われている。







ケチカンから帰船してのティータイム。

お名残惜しや! 舷側にケチカンの家並みが通り過ぎていく。







どの家にも長く海に突き出た桟橋付の船着き場と船がある。


裏山に道路はなさそうなので、外界とはすべて船でつながっているのだろう。




   プリンスルパート①(カナダ)


     2017年5月26日

プリンスルパート港が近づいてきた。

プリンスルパートは、アラスカに向けてのカナダの玄関口。

人口 12,510人(2011年)。

雨が多く、「虹の町」の別名もある。


ここは、レジャー用船舶の係留地。

夏季には、SeaActivity客がわんさと押しかけて来る。









クルーズ船ターミナル背後にある高台。

ここからの眺めは素晴らしい。












夕方、クルーズ船見物に来た地元の家族連。





プリンスルパート②(カナダ・BC州)

 2017年5月26日

港に面した公園に展示してある三重県尾鷲からの漂流釣り船。

掲示板には、その由来が英語と日本語で詳しく併記されている。

1985年尾鷲で釣りに出て、1年半後に当地の近くクイーンシャーロット諸島近海を漂流しているところを発見された。

以前から、尾鷲と姉妹都市であっ当市に曳航展示され、さらに親交が深まった。



シティハウス。

トーテンポールが2搭見える。








犬の散歩。

今回の旅で出会った飼い犬は、どれもみな大型だった。










満開の八重桜。

姉妹都市尾鷲からの贈り物だろうか?



   プリンスルパート③(カナダ)

       2017年5月26日

港近く、10mほどの金属搭頂に立つ白頭鷲。










クルーズ船が、プリンスルパートに別れを告げた。

この港は、漁船の係留地。









プリンスルパート港からほんの数キロ離れたところにあるコンテナヤード。

船は中国船。

またここから数キロ離れて、天然ガスの積出港があった。








もう、プリンスルパートは船尾の視界から消えてしまった。





インサイドパッセージ
(アメリカ・アラスカ州)

 2017年5月27日

インサイドパッセージは内海水路の意。

アラスカ東南部からカナダ太平洋沿岸北部にかけての約750Kmに及ぶ海域には、多くの島とリアス式海岸が続く。

午後8時半、貨物船が悠然と航行し、山々は夕陽に染められている。



手前の樹木に覆われているところは島だろうか、奥の雪山は本土だろうか、判然としない。









このあたりはかなり入り組んだ地形になっていて、灯台が設置されている。




     インサイドパッセージ
      (アメリカ・アラスカ州)


        2017年5月27日

午後7時20分。

船尾から見える海岸線には夕霞が漂っている。








今日は終日クルージング。

いまは丁度、真昼時、みな船内でのんびりと寛いでいる。











屋上デッキでは、豪快な鍋料理が振る舞われている。






サンフランシスコ①(アメリカ)

2017年5月14~15日


サンフランシスコの路面電車。

路面電車と坂道が、この街にノスタルジーを感じさせてくれる。









車内も満員じゃないが、手すりにつかまり風に身を晒すのは、全く気持ちのいいもんだぜ!

丸坊主の車掌さんもやってるだろう。







路面電車内の映像。

俺、切符どこに閉まったっけ?

チンチンと鈴を鳴らす吊り紐、日本の路面電車でも見かけたものだ。







路面電車から見た中華街通り。

瞬時に識別出来る存在感はお見事。



    サンフランシスコ②(アメリカ)

       2017年5月14~15日

ゴールデン・ブリッジ。

青天に恵まれ、存在感が際立っている。








出航したクルーズ船からの眺め。

サンフランシスコが坂の街であることがよく判る。

海岸に向けて、大きな坂道が整然と並んでいる。








クルーズ船ターミナル広場の背景。

ここからクルーズ船に乗り込んで船中14泊の旅が始まった。