ときめき part 34



フロイデンベルグ

(ドイツ)

2017年10月

白い壁に灰色屋根の木組みの家が、50軒ほど建ち並ぶ小さな村。

近年、Photo GenericとしてSNSで若者の注目を浴び、観光客が訪れるようになった。






静かな暮らしを続けてきた山間の村に、突然観光客が訪れるようになり住人にとっては迷惑な成り行きであろう。









まだ観光用の店や施設は、ほとんど見受けられず、時代の変化にどう対応していくか、模索中である。

この村はケルンの東方、車で1時間半程のところにある。





ケルン
(ドイツ)

2017年10月

1248年着工、1880年完工のケルン大聖堂。

このところ、ドイツ人の間でも最も人気のある観光名所とのことで、教会の内部や周辺は、観光客で溢れかえっている。






街中で見かけた珍奇な乗り物。





アーヘン
(ドイツ)
2017年10月

アーヘンは、フランク王国のカール大帝が794年に宮廷を造営した町である。ローマ時代から温泉保養地として知られていた。

正面はアーヘン大聖堂、世界文化遺産制度創設時に初回登録となった世界文化遺産の一つである。



これは、796~805年にかけて、大聖堂にカール大帝の宮廷付属教会として増築された八角堂の豪華なドームの内部構造。

蛇足だが、現地在住の日本人ガイドの言によれば、日本で聖徳太子を知らない人はいないように、ドイツでカール大帝を知らない人はいないとのことであった。



トリーア(TRIER)
(ドイツ)

2017年10月

トリーアは、ルクセンブルグとの国境から10㎞東、モーゼル河に接したドイツ最古の都市の一つである。。

これは、4世紀に造られた古代ローマ遺跡で、世界遺産ポルタ.二グラ城門。




これは、2世紀初頭に造られた古代ローマ遺跡で、世界遺産円形劇場。

地下の遺構も残っている。








モーゼル河にかかったローマ橋のキリスト像を拝む現地の老婦人。

この街には、このほかに古代ローマ時代の遺構や中世の大聖堂や聖堂などがあり、それらも世界遺産に登録されている。

人口は10万人程である。。




トリーア(TRIER)
(ドイツ)

2017年10月

中央広場は、観光客でにぎわっている。

十字架の向こうに、ロマネスク様式の大聖堂が見える。







中央広場の酒場。

ビールと思いきや、ワインを飲んでる人が多いのは驚き。












トリール大司教館、白い清楚な彫像が目を引く。



 



トリーア(TRIER)
(ドイツ)

2017年10月



「資本論」の著者、カール・マルクスの生家。

父親は弁護士で、裕福なユダヤ系ドイツ人家庭であったらしい。





モーゼル河畔。

ロマンチックな景観。











丘の斜面に広がるブドウ畑。

モーゼル・ワインになるのだろうな?




ベルンカステル・クース
(ドイツ)

2017年10月

ベルンカステル・クースは、モーゼル河に面した人口7500人程の小さな町である。

正面のホテルの背後にはブドウ畑が広がっている。








モーゼル河に白鳥が遊ぶのどかな景観。












モーゼル河遊覧船の乗り場。





ベルンカステル・クース
(ドイツ)

2017年10月


マルクト広場に面した木組みの建物は、それぞれに個性を競っている。









ブドウを食べに来た兄弟熊か?

昔は、ブドウ畑に出没していたのだろう。










さまざまな木組みの模様に目が引き付けられる。




ベルンカステル・クース
(ドイツ)

2017年10月


マルクト広場から少し離れた路地の向こうは、もうブドウ畑だ。









土産物屋の店頭。

当地の名物ワインの銘柄は、「ベルンカステル・ドクトール」、領主の病気がワインを飲んで治ったと言うのがその由来。







街燈や看板、鉢植の花々が路地に彩を添えている。





コッヘム
(ドイツ)

2017年10月

丘の上に、11世紀創建のライヒスブルグ城が聳える人口5000人の小さな町コッヘル。

ワイン作りが町を支えてきた。







モーゼル河の船着場。

我々も、ここでモーゼル河クルーズ船に乗り込んだ。




コッヘム
(ドイツ)

2017年10月

マルクト広場。

要塞跡と思われる古い建物が残っている。









河畔沿いの広場では、観光客目当ての市が開かれていた。












広場のくつろいだ雰囲気に、黄葉した木々が華やいだ彩を加えている。




モーゼル河クルーズ
(ドイツ)

2017年10月

いよいよモーゼル河クルーズのスタートだ。

風よけに、フードを被るのは賢い選択。








船尾から、コッヘルのライヒスブルグ城がだんだんと遠ざかっていく。












河沿いに展開する長閑な風景。



 



モーゼル河クルーズ
(ドイツ)

2017年10月



やや小型の遊覧船。

背後には、ブドウ畑がベルト状に続いている。






ひょろ長いばら積み船、喫水線が船縁まで達し、積みすぎではないかと心配になる。

急峻な斜面にもブドウ畑が拓かれている。





モーゼル河クルーズ
(ドイツ)

2017年10月


船が水位調節のために、これから水門に入っていくところである。







水門内の水位が徐々に上がってきて、前方の川の水位と変わらなくなってきた。

これから、水門の扉が開けられて船が水門から抜け出すことになる。

 



モーゼル河クルーズ
(ドイツ)

2017年10月


クルーズ船が、バイルシュタインの船着き場に着岸した。

我々は、ここでクルーズ船を降りた。








我々が乗ったモーゼル河クルーズ船。













クルーズ船内の様子。






ザンクト・ゴア
(ドイツ)

2017年10月


ライン河沿いの町、ザンクト・ゴア。

町の名は、聖人ゴアに由来するとのことである。






ザンクト・ゴアの河岸の丘上に立つラインフェルス城。

13世紀中頃に建造され、18世紀にフランス軍により破壊されたが、一部は現在古城ホテルとレストランになっている。







こちらは、ザンクト・ゴアの対岸にあるザンクト・ゴアハウゼンの船着場、往来する船で賑わっている。

ここから、少し上流に遡れば名高い「ローレライ」がある。




      ライン河クルーズ
         (ドイツ)

        2017年10月

サンク・ゴアから、ライン河クルーズ船に乗った。

下船予定地、リューデスハイムに向かって川を遡っていく。







監視塔のような建造物が2つ見えるが、手前の塔は何やら新しい。












1327年建造のプファルツ城。

通行料をとるため、中州に建てられている。





ライン河クルーズ
(ドイツ)

2017年10月


険しい傾斜面にブドウを栽培するため、石垣が何層も組まれているのが判る。









このように樹木に覆われた長閑な雰囲気の景観は、ライン河畔では珍しい。











この城は、11世紀建造のシュターレック城。

現在、ユースホステルとして活躍している。



ライン河クルーズ
(ドイツ)

2017年10月


丘の上に建っているのは、前掲の写真のシュターレック城。

城からの眺めは、さぞや絶景であろう。







シンプルなデザインの教会。













傾斜地に建っているのは、ブドウ収納用の塔であろうか、階段らしきものも見える。




リューデスハイム
(ドイツ)

2017年10月


この町は、ラインの真珠とも呼ばれるらしいが、有名な「ツグミ横丁」は中国人観光客に占有されている感もあった。







ゴンドラリフトで、ニーダーヴァルト展望台へのぼったが、時々小雨も降る天候で、くっきりとした景観とはならなかった。











ニーダーヴァルト展望台に建つゲルマニア像。

これは、ドイツ帝国を擬人化した女性像であるとのこと。

ドイツ帝国の権威を誇示するためか、像は驚嘆するほど大きい。




ヴュルツブルク
(ドイツ)

2017年10月


正面、大聖堂の白い双塔が、個性的で美しい。

ヴュルツブルクは、ロマンチック街道の北の起点である。

日本人になじみの深いシーボルトの生誕地。






これは、市庁舎(ラートハウス)、見飽きない建物だ。
















マルクト広場に面して建つマリエンカペレ、ゴシック様式のホール式教会である。





ヴュルツブルク
(ドイツ)

2017年10月


マルクト広場の賑わい。

向かいの建物は、ファルケンハウス、インフォーメーションセンターがある。








可愛らしい観光列車と思いきや、タイヤで走る連結バスでした。











興味を引く代物だが、観光用か展示物なのか判然としない。



ヴュルツブルク
(ドイツ)

2017年10月

マイン川に面した丘上に建つマリエンベルク要塞。

かって、ヴュルツブルクは大司教が治める司教領であった。

1253~1719年まで歴代大司教の
居城兼要塞として使われていた。

1720~44年にかけて建造された大司教の宮殿レジデンツ。

バロック様式の代表的な建築物として世界遺産に登録されている
参考
2004年12月上旬に訪れたヴュルツブルクのクリスマス市の写真は、「ときめきPART1」に掲載している。



ニュルンベルク
(ドイツ)

2017年10月

城塞カイザーブルクからの眺め。

第二次世界大戦で、壊滅的に破壊された町が、ここまで見事に復活されたことに感動を禁じ得ない。








1420年建造、1509~28年まで画家デューラーが住んだ終の棲家。
















中央広場、正面はブラウエン教会。



      ニュルンベルク
       (ドイツ)

       2017年10月

むーさんが観念的に思い浮かべるドイツ女性のイメージに近いたたずまいの人。

荷物が、まだ届かないわ…?
やや、お苛立ちの様子。







町のメインストリート、ケーニヒ通りを歩く、地元の若者4人連れ。

通りの向こうに聳える古い建造物はフラウエン・トーア塔、旧市街を囲っていた城壁の見張り台である。










ケーニヒ通りと直角に交差する広い通りに面して建てられた大きな建物。

シンプルな構造とたくさんの屋根裏部屋の明かり窓が興味深い。




ニュルンベルク
(ドイツ)

 2017年10月


ムゼウム橋からヘグニッツ川を望む。

川上の建物は、レストラン、夕食はここで摂った。









ケーニヒ通りに建つゴシック様式の壮大な聖ローレンツ教会。















聖ローレンツ教会前で、通行人へ何事か訴えるグループ。

参考
2004年12月上旬に訪れたニュルンベルクの写真は、「ときめきPART1」に掲載している。



       パッサウ
        (ドイツ)

        2017年10月
この町は、ドイツの東南部にあり、オーストリアと国境を接している。

玉ねぎ型ドームを持つ大聖堂の向こうを流れるのがイル川、その対岸はオーストリアである。



この町は、ドナウ川、イル川、イルツ川の合流点に拓かれ、ローマ時代から交通の要衝であった。

遊覧船が停まっている手前の川がドナウ川、向こうがイル川。

いずれも左側が下流になる。

この2枚の写真は、オーバーハウス要塞展望台から撮ったものである。





ドナウ川の眺め、高い塔のある建物は13世紀末ごろに建てられた後期ゴシック様式の市庁舎、その岸辺に市庁舎広場がある。



パッサウ
(ドイツ)

 2017年10月

白亜の美しい大聖堂。

17世紀後半に建てられたバロック様式。

ここには世界最大級の教会パイプオルガンがあり、コンサートを聴くことができた。





この町は、739年から大司教が治める司教領となった。

そんな歴史的背景からか、市庁舎の壁面はキリスト教にまつわる装飾が施されている。










ドナウ川に向けての急峻な下りの坂道。

一幅の絵になる風景である。


      パッサウ
     ( ドイツ)


     2017年10月

イル川河岸の遊歩道。

地元の人々が散歩を楽しみ、岸辺に3羽の白鳥が浮遊している。

川は先方に向けゆったりと流れている。





イル川河岸で放課後のおしゃべりをしていた少女たち。

彼女たちの方から、日本語で「こんにちは」と声をかけられたのには、びっくり仰天。









やんちゃ坊主な年頃の少年たち、これが放課後の楽しみなんですよね



ドナウ河クルーズ
(ドイツ)

2017年10月


いよいよ、ドナウ・イル河クルーズへの出発である。

この川はドナウ河。

右手にパッサウ市庁舎の塔が見える。





ここが、ドナウ河とイル河の合流点。

左側がイル河、右側がドナウ河。

手前が下流域にあたる。





ここが、ドナウ河とイルツ河の合流点。

左側がドナウ川、右側がイルツ河。

中央に見えるのが、ニーダーハウス要塞。

丘の上に建っているのが、市立博物館とオーバーハウス要塞。



     ドナウ河クルーズ
        (ドイツ)

       2017年10月

イル河から、パッサウの大聖堂の塔が見える。

この大聖堂は、ウィーンのステファン大聖堂の先祖だそうだ。






イル河からの眺め。

左側の陸地が途切れたところが、ドナウ河との合流点。

三角帽子の塔は、見張り台。










イル河からドナウ河との合流点を眺めた景色である。




レーゲンスブルク
(ドイツ)  2017年10月

この町で、レーゲン川がドナウ川に合流している、そのため、ケルト人が居住していた紀元前から交通の要衝として栄えてきたと言われる。

12世紀に建造されたドナウ川の石橋から旧市街を望んだ風景。
旧市街は世界遺産に登録されている。





ドナウ河に接した旧市街の河港は、今も賑わっている。












中州の風景。

川の上に設置された装置の使用目的は何なのか、浅薄な身にはわからない。



      レーゲンスブルク
       (ドイツ)


       2017年10月

昔の城壁を巧みに活かして作られたと思われる建物。

建物の中央付近にあるアーチ型の石門は、横断地下道の入り口になっている。







1275~1524年にかけて建造された聖ぺテルス大聖堂、高さ105m。

世界最大の壁掛け型パイプオルガンと、「大聖堂のすずめたち」と称されるレーゲンスブルグ少年合唱団が有名。











壁面の絵に目が引き付けれてしまった建物。





レーゲンスブルク
(ドイツ)

2017年10月


ベンチ型のテーブル席の向こうに建っている平屋建ての店が、ドイツ最古のソーセージ屋ヒストリッシェ・ヴェルストクッフル。







この歴史的なソーセージ屋は、旧市街のドナウ河港に面した恵まれた場所にある。

テーブル席からの眺めも良い。









軍服?の下に前掛けを垂らしたソーセージ屋のマスター何やら作戦会議でしょうか!




      レーゲンスブルグ
        (ドイツ)

        2017年10月

路上で、禁じられた遊び?











結構間口の広い肉屋さん。

よく見れば、移動トラック式でした。











ドナウ河の石橋で、人力風車遊び?に興ずるレーゲンスブルグ大学の学生。