ときめき part 6


マウント・クック
(ニュージーランド南島)

2007年11月

マウント・クックは、ニュージーランド最高峰標高は3,754m。

この山があるサザンアルプスには、西側のタスマン海から海風が吹きつけ、雨や霧で視界が閉ざされることが多いと云われる。

朝、目が醒めたら、快晴、幸運。


クライストチャーチ
(ニュージーランド南島)

2007年11月


クライストチャーチは、南島で最大、国内第三の都市。

人口31万人。


右は、大聖堂広場。見せ物や屋台が並び、市民の憩いの場となっている。






ビクトリア様式の邸宅モナ・ベールは、現在、一般に公開されている。

そこを流れるエイボン河畔の風景











市内を走るレストラン路面電車、トラムカー。

車窓の風景を楽しみながら、朝食をとった。

一時間強、市内を3周して、ブレックファーストタイムは終った。






トラムカー内部の厨房。

ここで、ちゃんと調理された食べ物が出た。

お味も良好。




テカポ湖(ニュージーランド南島)

2007年11月


デカポ湖は、南北30kmに及ぶ縦長の湖である。

湖面は、氷河から溶け出した純水と、岩石の粒子が創り出したエメラルドグリーンである。









湖畔には、善き羊飼いの教会が、ぽつんと建っている。




アロウタウン(ニュージーランド南島)

2007年11月


19世紀中頃、ゴールドラッシュで、賑わった町。

メインストリートは、西部劇に出てきそうな街並みで、今も当時の面影をとどめているが、店は観光客目当のものが多い。









メインストリートを外れれば、閑静な住宅街となっている。




プカキ湖(ニュージーランド南島)

2007年11月


ブカキ湖には、湖周辺を取り巻く山々や、湖の北方に横たわるサザンアルプスの雪解け水が流れ込んでいる。

湖面は、多彩なエメラルドグリーンの競演といったところだ。



クィーンズタウン(ニュージーランド南島)

2007年11月


クィーンズタウンは、周りを山々に囲われたワカティブ湖畔の風光明媚な避暑地である。


右は、石組みの教会。










クィーンズタウン・ベイ。














夕暮れ時のクィーンズタウン・ベイ。













ボブズ・ヒルの頂上にあるスカイライン・ゴンドラ・レストランからみたクィーンズタウン。



オアマル(ニュージーランド南島)

2007年11月


オアマルは、建築資材オアマル石(石灰岩)の産出地として、発展してきた。

テームズ・ストリートに面して、ビクトリア朝時代にオアマル石を使って建てられたナショナルバンクとフォレスターギャラリー。



ミルフォード・サウンド(ニュージーランド南島)

2007年11月


ミルフォード・サウンドは、フィヨルドランド国立公園に数多くあるフィヨルドの一つである。

このミルフォード埠頭から、遊覧船が出ている。

右後方に聳えているのが、標高1682mのマイター・ピーク。






滝が水面に、ぶっつかってできる飛沫の洗礼を受けるために、遊覧船が接近中。












ミルフォード埠頭から、フィヨルド湾口のタスマン海に到達するのに、一時間程かかる。

遊覧船は、そこでユーターンして帰路に着いた。

右は帰路の風景。









フィヨルド内では、各所に滝が見られる。
また、ペンギンも遠望できた。

右は、落差161mのレディー・ボーウェンの滝。





ロトルア(ニュージーランド北島)

2007年11月


ロトルアは、大地熱帯にできた街で、美しいロトルア湖に面している。

ガバーメント・ガーデンは、春の草花が見頃であった。










テプイア間欠泉。




オークランド(ニュージーランド北島)

2007年11月

オークランド市は、ニュージーランド最大の都市で、人口41万人。

昔、マオリ人が砦にしていたとされる標高192mのマウント・イーデン。

頂上展望台からは、オークランドの町が360度展望できる。

頂上周辺の草地は、放牧場となっていて、訪れた人々を尻目に、牛たちがのんびりと草を食んでいる。





オークランドは太平洋に向かって開けたワイテマタ湾と、タスマン海に出口をもつマヌカワ湾、双方に面した海洋港湾都市である。










このアルバート・ストリートを、くだって行くと、港にぶっつかる。




ニュージーランドの動物たち

2007年11月


ケア。大声でケアと鳴く、名前の由来。

カラスよりやや小ぶり。南島山岳地帯に棲む。

人間を全く恐れず、ピョンピョンと跳ねて、近づいてくる。

人間の持ち物を持ち去ったりの悪戯もする。




パラダイスダック。別名シェルダック


頭が白い方がメス。夫婦仲がよく死ぬまで添い遂げるらしい。

ヒナが、まるで縫いぐるみのようで、何とも可愛らしい。







羊は臆病で人が近づいたりすると、すぐ逃げてしまうらしいが、この小羊たちはペットとして飼われているので、人間を怖がらない。

生後3ヶ月の子羊。

羊は成育が早く、6ヶ月もすると1人前の大きさになるそうだ。






羊飼いが、口にくわえた笛の音を吹きわけて、牧用犬に指示を出す。

その指示に従って、牧羊犬が羊の背中に飛び乗った瞬間のショット。


ニュージーランドの牧場風景

2007年11月


春の羊牧場は、どこも、子羊たちがたくさんいて、ほのぼのとした雰囲気に包まれている。

牧舎のない、牧草地暮らしである。











牛の牧草地。

建物は人家のようだ。












売却時期が到来し、市場に向けて行進する肉用牛の行列。









肉用鹿の牧場。

羊より鹿の方が儲かるそうで、鹿の牧場は増加傾向にあるようだ。

鹿肉は、国内と主にヨーロッパに輸出されるらしい。

ニュージーランドの牧場は、防風林で囲われていることが多い。




蘇州(中国)
2007年6月


寒山寺


日本人には、漢詩「月落ち烏啼いて〜姑蘇城外寒山寺〜」で馴染みの深い寺である。

6世紀はじめの創建とされるが、現存する建物は清代末に再建された。







虎丘

中央に建つ虎丘塔は、高さ50m弱、八角七層である。

10世紀中頃の創建とされるが、少し傾いているため、中国のピサの斜塔とも言われている。







拙政園

明の時代の16世紀初め頃、退官した役人が寺を買い取り、庭園を造営したとされる。

広さは、東京ドームよりやや狭い4万u。




周庄(中国)
2007年6月


長江下流のデルタ地帯、江南地方には、明清時代に築かれた水郷都市が、幾つも残っている。周庄もその一つである。











街を巡る運河の両岸に1000戸ほどの民家が建並び、現在も使われている。












運河には、14の橋が架かっているといわれる。




漓江下り @(中国)
2006年12月

漓江下りの乗船場竹江は、桂林の中心街から、バスで約1時間ほど離れたところにある。

この乗船場から、陽朔まで80Km強、普段であれば約3時間かけて、漓江下りを楽しむことになる。

クルーズの全区間が、海底の石灰岩層が隆起してできたといわれる奇山に囲まれ、まさに山水画の世界である。





12月は渇水期で水流が少なく、遊覧船は慎重な操舵を繰り返し、普段の2倍、6時間のクルーズとなった。

その分、ゆっくり食事や景観を楽しむことができた。









山水画のような幽玄の世界とはいえ、そこには、人々の逞しい生の営みがある。

流域では、人間に飼育されている、水牛、黄白色の小ぶりの鴨、鵜、馬などが、随所に見られる。

 


漓江下り A(中国)
2006年12月

直径が15cmほどはあろうかと思われる大き目の竹を、5〜6本横並びに組んだ筏が、現在でも人々の重要な生活手段として、使われている。

この筏を、棹でたくみに操って、至る所で航行中の遊覧船に横付けし、みやげ物を売りつけにくる。

また、鵜飼や、魚釣り、投網などもこの筏を使って行われている。





竹江から陽朔まで、80Km強の区間、景観保護を最優先しているのであろう、橋は1本もかけられていない。

随処に、公共施設と思われる手漕ぎの渡船場がある。









陽朔に近づくにつれ、河川敷で馬の放牧が、よく見受けられるようになった。




桂林(中国) 2006年12月

 桂林は、広州から飛行機で約1時間、広西チワン族自治区の東北部にある。

秦の時代から続く古都で、河川(漓江)、四つの湖、奇岩に囲まれた観光都市である。

桂林の名は、秋に桂花(キンモクセイ)が、町中に咲き乱れることから付けられたといわれる。左の写真は、杉湖に建つ、日塔と月塔。


夜には、四つの湖(両江四湖)の周りの建造物、樹木、奇岩、滝、橋などが、すべてライトアップされ、ナイトクルーズを楽しめる。

電力事情の厳しいこの国でも、観光都市は別扱いのように見受けられる。


正面の建物の中では、遊覧船が近づくと、京劇が演じられる仕掛けになっている。

船中で演じられた二胡の独奏は、また、格別に素晴らしかった。


七星公園のなかにある見世物

直径10mほどの鉄柵の檻の中に、虎と調教師がいて、25元(約400円)出すと、誰でも虎の背に乗って記念写真が撮れる。

日本では、とても認められそうにもない出し物である。

中国の女性は、なんと勇気のあることか。




陽朔(中国)
2006年12月

漓江下りを終えると、着船場のすぐ近くに、陽朔の観光名所西街がある。

西街は、欧米人にも人気があり、地元の人々は洋人街とも呼んでいる。
この日は、欧米人の姿は少なかった。

ここでは、少数民族の工芸品店が、人目を引く。








陽朔は、周囲を、幾重にも、奇岩が取り囲んでいて庭園などの見所も多い。











ここでも、住民の暮らしぶりは、逞しい。
近代的な乗物と、三輪車、手押し車などが混在し、かって日本でもみられた風景が、懐かしく思い出された。



広州(中国) 2006年12月


陳氏書院。

広東省に暮らす陳姓の人々が、清の時代に、お金を出し合って一族をまつる族祠と書院を造ったといわれる。

東京ドーム3個分の敷地に、19個の華麗な建物があり、保存状態もよく、広州でも指折りの観光名所となっている。



中山記念堂

中国共産党広州市第9次代表大会を控え、堂内では、出し物の稽古が行われていた。

共産党代表大会で、歌や踊りといっ柔らかな出し物まであるとは、大変な驚きであった。

「食は広州にあり」というが、広州で食べたものはすべて美味しかった。

広州は、4年後のアジア大会に備え、すでに、郊外に大きな空港が開業していた。