ときめき part 7


ブルージュ(ベルギー)

2008年4月


ブルージュは、運河を張り巡らした、水の都、中世、毛織物の商業地として、隆盛をきわめた。

その後、経済的には衰退したが、中世の都市景観が、観光遺産として残った。










運河に遊ぶ水鳥たちは、頻繁に行き交う遊覧船には、全く無関心といった風情。













遊覧船の船着場は、運河のいたるところに設けられている。












マルクト広場。

正面の建物は、鐘楼。
高さ 88メートル、15世紀に完成。
カリヨンは素晴しい音を奏でる。












ペギン会修道院に面した広場に咲いた水仙の花。












ご当地の老人たちが、午後のひととき、ベンチでくつろいでいる。

みな正装にみえるが・・・、やはり文化の違いなのかな?。









注文すると、ピンポン玉ぐらいの大きさの丸いかたちをした生地を取り出し、それを熱い鉄板に乗せ、金物で押し伸ばし、しばらく焼くと出来上がる。

紙に包んで、フーフー言いながら食べるワッフルは,なんと言ってもうまい。


ゲント(ベルギー)

2008年4月


ゲントは、中世、フランドル地方で、ブルージュと覇を競った、商業都市であった。

今は、産業都市として繁栄しているが、旧市街には、中世の面影が色濃く残っている。

右の写真は、運河に沿って建ち並ぶ、各種のギルトハウス。







1180年に築かれた、フランドル伯居城。













15世紀初頭に建てられた中世肉市場跡の路地。




アントワープ(ベルギー)
2008年4月


アントワープは、中世から、商業・金融・工業の中心都市。
特に、ダイヤモンドの研磨と取引は、世界最大規模。

17世紀には、画家ルーベンスが、活躍した。

右奥く、正面の建物は、ノートルダム大寺院。






市庁舎前広場の馬車。



ブリュッセル(ベルギー)

2008年4月


グラン・プラス。

ヴィクトル・ユーゴーは、世界で一番美しい広場と讃えたそうだ。














ショッピングアーケード、「ギャルリー・サン・チュベール」















看板が、矢鱈と目に付く、しかも、何となくオリエンタル風。











小便小僧。

意外と小さい。しかも、狭い路地に建っている。





ワーテルロー(ベルギー)

2008年4月


1815年、ナポレオンは、ここで敗れ、セント・ヘレナ島へ流された。

戦いを記念して、高さ40mの丘が作られ、頂上にライオン像が建てられた。

頂上に達する石段は226段。








丘の頂上からの眺望。












丘の麓にあるパノラマ館では、激戦の模様をパノラマ映像で再現している。






モダーヴ城(ベルギー)

2008年4月


アルデンヌ地方の古城の一つ、モダーヴ城。

オユー川沿いの断崖の上に建てられている。










お城のなかにある小さな教会。













城門に通ずる並木道。






デュルビュイ(ベルギー)

2008年4月


アルデンヌ地方のウルト峡谷に囲われた「世界で一番小さな町」と呼ばれるデュルビュイ。

ウルト川に面した断崖に城砦が築かれている。








町の広場に造られた花壇。















石畳の道、石造りの家。
















家々を飾る花々、おとぎの町の雰囲気を醸しだしている。





ディナン(ベルギー)

2008年4月


ムーズ川沿いに拓けた中世の町。

川沿いの断崖の上には、城砦があり、ロープウェーが通じている。

楽器サキソフォンの創始者はこの町の出身。
サキソフォンを模ったブローチは、お土産に良さそう。








右の写真、道路の突き当たりに、ノートルダム教会、断崖上に城砦がみえる。

中世、長期保存を目的に作られたといわれる、固焼きパンは、町の名物。
大判で薄型、金槌で叩いても、容易に割れない代物である。





ルクセンブルグ市(ルクセンブルグ)

2008年4月


旧市街は、川の浸食でできた台地を利用して築かれた城砦のなかにある。

写真の峡谷、左側が新市街、右側が旧市街。









峡谷に突き出た方かたちの、旧市街憲法広場。

旧市街と新市街を結ぶ、高架橋が見える












旧市街と新市街を結ぶアドルフ橋上から、旧市街を望む。













りんご娘は、可愛いリンゴのように、微笑む。













ご当地でも、中高年にしては、粋な姿と、言えるのだろう。






マーストリヒト(オランダ)

2008年4月


マーストリヒトは、西にベルギー、東西にドイツと国境を接し、古から、交通・軍事の要衝である。

城壁のお堀に沿った公園は、日曜日とあって、おおぜいの人が繰り出していた。









緑、お堀、噴水、城壁、心の和む風景。













マストリヒトの起源は、古代ローマ時代、ローマ人によって築かれた、マース川の渡し場にあると伝えられている。

マーストリヒトは、「マース川を渡る」を意味するらしい。











城壁に寄り添い、古を偲び、美味しいものを食べたいと思わせる雰囲気のレストラン。













日本にもってきたら、家具としても通用しそうにみえる、屋台。











「あー、こんな赤ちゃんが欲しい・・」
と、誰かさんが言った。





キンデルダイク(オランダ)

2008年4月


ここには、18世紀中頃に作られた、風車が19基残っている。

オランダでも、これだけの数の風車が残されているところは、他にないそうで、世界遺産に指定されている。












保存のため、様々に手が尽くされている、様子がうかがえる。













「きょうは、いいお日和で、すっかり堪能できたわ・・・」

「それじゃー、帰るとするか」

なんて会話が交わされていたのだろうか??



キューケンホフ(オランダ)

2008年4月


開園期間が、チューリップの開花期間に限られるため、世界各地から、観光客が怒涛のように押し寄せる、キューケンホフ公園。











今年は、春の訪れが遅く、木々の芽吹きは、ちらほらで、何となく寂しげな風情が漂う。













八重桜も満開。














木靴も、人を乗っけるより、楽チン、楽チン。













大人だって、つい、渡ってみたくなる石橋。














白鳥も、花に負けないように、頑張らなくちゃー・・・。












キューケンホフ公園の周辺は、花卉栽培が盛んな土地。












こんなにつくっちゃって、刈り取りは、大変だろうなと思うのは、貧乏性・・・?




アムステルダム(オランダ)
2008年4月


アムステルダムは、運河の街。


運河に沿って、水と陸の乗り物が、仲良く並んでいる。











運河クルーズ乗り場の一つ。














運河遊覧船から見たマヘレの跳ね橋















木靴の看板の下で、靴(?)ろぎのひと時。














ショッピングモール マグナ・プラザ。





アムステルダム郊外(オランダ)
2008年4月


都心から約1時間。

アムステルダム川岸の風景は、レンブラントのお気に入り、スケッチに、足しげくかよってきたと伝えられる。








ベネルックスは、自転車天国。

道路は、自動道、自転車道、歩道の三部構成。

右の写真、レンガ道に自転車乗り入れ禁止の、標識があるのも、いかにもお国柄といえる。









左側の白い建物の建つ土地の方が、運河の水面より低く見えるのは、
眼の錯覚か・・・?
写真の悪戯か・・・?
はたまた真実か・・・?










見た目通りの、楽チンかしら・・・?






デルフト (オランダ)
2008年4月

デルフトは、陶器が有名。

陶器工場のロビーの壁面は、レンブラントのデルフト焼き「夜警」、で飾られている。











デルフト陶器の絵付け。















運河と教会の尖塔。













陶器工場近くの風景



 



デン・ハーグ(オランダ)
2008年4月



デン・ハーグは、オランダ政治の中心都市。

この、ホフフェイファ池の周りには、国会議事堂、総理府、外務省などの建物がある。









広場右手正面の建物は、騎士の館、今は国会議事堂として、使われている。













こんな三輪車、日本でも使えるといいなぁ・・・。












マウリッツハイス博物館

フェルメールの「真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)」も、日本から里帰りし、展示されていた。










美術館の案内板には、レンブラントの「テュルム博士の解剖学講義」の一部分が使われている。