君が望む永遠崩壊記

この物語は、永遠に魅せられたアホウことfidalが、 永遠に引きずりこまれていく愛と涙と馬鹿がふんだんに盛りこまれた物語である。(マテ
 注意
:一応レビューになってます。
 
 第1章 永遠へ引きこまれる漢

   私が「君が望む永遠」の事を始めて聞いたのは、私が良く行くげいむ乱舞界のチャットにおいてであった。
そこでは永遠の体験版に壊れている人が続々と現れていた。そこで私も壊れてみよう気が向いたら買ってみようと思い、製品の発売日を待っていた。
 
 発売日の8月3日は金曜日であったので、主に日曜日が休日である私は、当然のように8月5日に友人とともに秋葉原に出撃した。
 
そして・・

 「隊長!生存者発見できません!!」
 
 うろたえる私と友人部下。

 「・・何ぃ!?そんなはずは無い!くまなく探すのだ!」

 探すこと2時間・・・。
 
 「駄目です隊長!やはり生存者はおりません!」

 
 
 「くっ・・なんということだ・・一人も生存者がいないというのか!・・仕方有るまい、

サイタマシティの生存者の救出に向かうぞ!機関速力最大!」
 
 「/(・。・) 了解!」

そして2時間後・・
 
 「隊長!ここにも生存者はいないようです!」

 「馬鹿な!ここにもいなければ何処にいるというのだ!」

うろたえる馬鹿私。

 「隊長!・・もう22時タイムリミットです。残念ながら・・・」

 「くっ・・・だが何時か私はここへ戻る!・・・あい・しゃる・りたーん!(マッカーサー風)」




 ・・・もともとは有ったら買おう、くらいに思っていたんですが、ここで手に入らなかったことで意地でも買ってやろう

という気にさせられたんですね、ハイ。

 案外あっさりと見つかったら買ってなかったかも知れないので、今考えると、ここで見つからなかったのはある意味良

かったのかもしれません。



第2章
 永遠との邂逅

 
 諦めきれなかった私は、8月9日に再度出撃を敢行。

 今度はあっさりと手に入った(汗。

 社会人の悲しさで、仕事と法事が入り、ようやっと始めることが出来たの
は、14日の夜であった。

 そして。

 ここから、終わらぬ宴は始まったのである。

 とりあえず、その時点でやりたかったソフトを3台同時に立ち上げた。

 サーカスの「水夏」。

 同人ソフトの「月姫」。

 そしてアージュの「永遠」。

 これを同時にプレイしながら、気に入った1本をやろうという試みである。

 それは、駄目人間しか使えない乱舞系の技であった(ぉ。

 そして、雰囲気が良さそうな永遠を選択したのである。

 ・・・その後に待ち受ける激痛も知らずに・・・。



第3章
 連鎖し襲い繰る激痛に、君よ、挑むべし!
 

 第一部のEDを終了した私。・・・ええと、あの展開は、分かっていても痛かったですね(汗。
 
 で、第2部が始まります。




 ・・・・・・




 ・・・ ネタバレせずにどうこの痛みを、伝えれば良いのか?




 「艦長!後部機関室被弾!巡航速度30%に低下!」

 「第2艦橋被弾!応答ありません!」

 「前部主砲塔被弾!使用できません!」

 「舵やられました!補助に切り替えます!」

 永遠の痛主砲は、彼の心の装甲をあっという間に切り裂いた。

 「くっ・・・永遠の痛みには抵抗すら出来ないのか・・・」

 fidal艦長は絶望的な思いにとらわれた。

 彼の艦の持つ、絶大な萌えエネルギーすら、「永遠」はびくともしなかった。

 絶望的な思いが彼の全身を支配していた・・・

 (フィクションですが、心情だけはリアル)


 

 
痛い。

 

 ただ痛い。



 ひたすら痛い。



 逃げることも出来ない。



 打ち勝つことも出来ない。



 ただひたすら、打ちのめされるのみ。

 
 竜巻の荒れ狂う中にたたずむ、一匹の猫のように。


 あるいは、コミケで限定品争奪に群がるオタどもを、明らかに人数不足で押さえる時のスタッフのように(ぉ。


 何も・・・何も出来ない・・・。


 ・・・そして・・・どうやろうと痛い



 ・・・ああもうイタイイタイ痛い痛い助けてくれもう許してくれ俺が悪かった頼む許してくれ(魂の慟哭(ToT)




 ・・・と、壮絶な痛みに打ち勝ち(勝ったのか?、遥シナリオクリアしました。


 遥、水月、茜・・・痛さのアンサンブル(滝汗


 絡み合って痛さを増していきます。

 
 で、主人公は誠実だがへタレで、それを受け止めきれずにどんどん袋小路へ・・・


 


 自分のもっとも痛い過去を、思い出させる作品ですね(激汗

 
  しかし、完成度は間違い無く最高レベルです。

 萌えゲーマーの私ですが、それ