重量鉄骨増は寒い家?

重量鉄骨造は寒いのかも知れません。

特に外気に剥き出しになっている躯体(柱・梁)が家を冷やすのでは・・・
間に木胴縁をいれて直接鉄骨に触れないようにはしてありますが、
ガルバニウムの外壁もそうかも知れません。
何せ金属ですからねぇ〜(苦笑)

メインは薪ストーブで、補助暖房としてガスファンヒーターを使用しています。
就寝の23時前後まで、通常20〜22℃程度の室温管理をしています。
それ以上になると普通の格好では暑すぎてしまいますので、
20度〜22度というのは我家の適温かも知れません。
輻射熱の薪ストーブはエアコン暖房などの20度より暖かいと感じます。

下記表は毎朝6時前後に観測したデータです。
前日の暖房状況にもよりますが、約7時間後の各階室温ということになります。

1階の書斎の気温が特に低いのは、間仕切り壁無しで玄関スペースとオープンとなっていて、
それはつまり、四面が外壁の内壁となっているということになりますし、
1日の中で暖房している時間がもっとも少ないからでしょう。

2階リビングが比較的暖かなのは、薪ストーブの余熱によります。
3階は主寝室にエアコンがあるだけで、子供室にはエアコン暖房など何もありません。
薪ストーブの煙突が3階廊下空間を通っているだけです。

2階天井の剥き出しデッキプレートは薪ストーブにより暖められて、10センチのコンクリートに蓄熱されるのだと思います。
ちょっとした床暖房のような感じになっているようです。

意匠を考えないのであれば、
鉄骨造外壁にガルバニウムを使う時は、断熱を考慮しないと北国では辛いですね。
燃料費を考えると今更ですが・・・ 多少のコストアップになっても外断熱にすれば良かったと思っています。


※外気を測る温度計は、ガレージ1箇所と玄関先1ヶ所とベランダに1ヶ所です。
全く同じ温度計を使用しているので誤差は少ないと思います。


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追記 : 2月に薪ストーブを買い換えました。
    上記リポートはそれ以前の小型ストーブによるものです。
    暖房能力が 5,500kcal → 11,750kcal と2倍以上、さらに燃焼時間も長くなりました。
    
    起床した時点でストーブ炉内には十分な熾きが残っていて、薪を追加すれば直ぐに稼動してくれます。
    毎日着火していた時とは、暖かさも手間も雲泥の差ですね。
    結果、補助暖房は全く使わなくなりました。

    これから新築される方には、ぜひ薪ストーブの導入をお勧めします。

    こちら参考まで・・・
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毎朝6時前後に観測 [2004/1]

1階[書斎・玄関] 2階[リビング] 3階[子供室] (単位℃)
月日 外気温 1階 2階 3階 月日 外気温 1階 2階 3階
1/1 - - - - 1/11 -4 5 10
9
1/2 4 8 12 11 1/12 -2 6 12 10
1/3 5 8 13 11 1/13 0 6 12 10
1/4 3 7 12 10 1/14 -1 7 12 10
1/5 0 5 11 9 1/15 -2 5 10 8
1/6 -1 6 11 9 1/16 -2 5 10 8
1/7 -2 5 12 10 1/17 -3 5 11 8
1/8 2 7 13 11 1/18 -5 5 10 8
1/9 - - - - 1/19 1 5 12 9
1/10 0 6 11 10 1/20 2 7 12 10










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