1.コ−ティング剤 「ポリラック」2000年5月16日更新  


ポリラックを知るまでは、ワックスですが同じドイツ製のソナックスと、シュアラスタ−の
カルナバワックスを使っていました。
ソナックスはとても塗りやすく、持ちもまあまあですがツヤがあまり出ません。
そこで、ツヤだしようにカルナバを重ね塗りしていました。要するに2度手間ですね。
拭き取りは大変だし、時間は掛かるし、それはもう1日がかりの大仕事でした。
特に子供が3人となってからは、休日の半分以上を洗車とワックス掛けに費やすことが困難となっていました。
そんな折、『洗車クラブ』とか云うサイトで、ポリラックのことをそれはもうベタ誉め状態で紹介していて、
胡散臭さを感じながらも1度使ってみたくなりました。

ところが、価格がとんでもなかったのです。
確か300ml で7000円はしたと思います。これではいくら使ってみたくなったとしても、
購入するにはかなりの勇気がいります。
知人か誰かが既に使用していて、その効果が実証されているならともかく、結局購入するまでには
至りませんでした。

数ヶ月が過ぎポリラックのことを忘れかけていた頃、GCC(German Car Club)というホ−ムペ−ジに辿り着き、
そこでもあの『ポリラック』が話題に上がり、盛り上がっていました。
しかもそこは個人輸入のサポ−トをしてくれているサイトで、問題のポリラックを共同輸入している真っ最中だったのです。
そして驚いたのがその価格でした。
300ml で7000円もする高価なコ−ティング剤が、3倍強の1000ml もので価格が確か4000円位でした。
これにはさすがに自分もビックリ仰天しまして、今度こそホントに欲しくなってしまったのです。

ところが、ところがです。既にその時点では私は乗り遅れてしまっていたのです。
共同輸入の申込締切日を過ぎてしまっていたのです。
ショックでした。
しかし、ダメなものはダメなので、諦めるしかありません。
と、
またもや、新情報。
何と、あのポリラックが、最近通販で買えるようになったのです。
"私のお気に入りのサイト" で、紹介してある、『Speed Japan』という通販のショップで、
実に信じ難いような価格で、売っていたのです。
勿論、言うまでもありません。ハイ !! 買いましたよ1リットル入りのヤツを、

さてさて、
やっと手に入れた(安価で1リットルで7000円)ポリラックの使用感ですが、
多少洗車クラブの記述は大袈裟ではあるものの、期待を裏切らないものでした。

それから、洗車クラブでは専用布での添塗、またはネル生地を推奨していましたが、
自分は普通の木綿タオルと、ネル生地の両方を試して見ましたが、タオルでも特に問題はなく、
強いて言えば、ネル生地の方が塗りやすいという事くらいでしょうか。勿論拭き取りもタオルでOKでした。
施工の仕方については、洗車クラブのペ−ジをご覧いただくとして、この後はいよいよ自分なりに感じた
ポリラックの長、短所をお知らせしましょう。

1.長所

  1. とても塗りやすいこと・・・これはコ−ティング剤としては私の知る限り一番でしょう。普通コ−ティング剤といえば塗りにくいのが常識ですよね。水分を含ませた布を使用するので、とてもスム−ズに塗れるのでしょう。                         
     
  2. とても拭き取りやすいこと・・・多少白い粉が出るものの、さっと一拭きでキレイに落ちる。                        
     
  3. 汚れが落ちること・・・これは少々の水垢程度なら問題なく落ちてしまうようです。あまりに酷い汚れについては無理ですが、拭き取った後の塗装面を見ると、明らかにキレイになっています。                                        
      
  4. ツヤが出ること・・・これまた実にビックリなんですが、私の認識では、コ−ティング剤はどちらかというと塗装の保護が目的のもので、ツヤについてはワックス系のものには及ばないものだと思っていたからです。多分 3. でお話したように、汚れ落としの効果が相乗していると思うのですよ。透明感のある輝き、ツヤが得られるのです。                               
     
  5. 水玉が出来ないこと・・・これについては好みの問題もあるかな、人によっては水玉が好きという場合もありますし、まっ、自分はどっちでも良いとして、とりあえずは、ウォ−タ−スポットは出来ないという利点があります。                      
            
  6. ※この程度の水弾きです
     
  7. ほこりが付着しにくいこと・・・何故なのかは判りませんが、塗りも拭き取りも簡単なので、静電気が起き難いためでしょうか。  
     

以上、気付いたことを書いてみましたが、やはり何といっても施工が容易な割には、ツヤも結構出ます、という事につきますね。


2.短所

  1. 添塗してから30分待つこと・・・まぁこれは欠点といえるかどうか判りませんが、定着するのに30分かかるようです。しかし実際は塗りはじめから塗り終わりまでの時間があるので、作業に20分掛かれば、最初に塗った場所は、実質10分待てば拭き取れるわけで、そんなに問題はないでしょう。                                                       
     
  2. 花粉は落ちにくいこと・・・季節がら最近気づいたことですが、普段の手入れは水洗い洗車のみなので、(6ヶ月持続と正規代理店は言っているが、実際は3ヶ月程度と考えた方が無難) いつも通り手洗い洗車をしていたら、誇りの類の汚れはさっと落ちるのですが、どうも花粉はさっとは落ちませんでした。塗装面に水玉が出来ない所為か、粘り気がある花粉は雨上がりに付着して、乾燥してしまうと結構しつこく残ってしまうようです。まぁこれも欠点といえるかどうか判りませんが、ただ少なくとも、水玉ができるワックス系と比べると、花粉が落ち難いのは確かです。                                             
     

さて、2つ短所として上げましたが、いずれも欠点とは言い難い物だし、結論としては、今まで使用したこの手の類のものの中では、一番良いかなと。

話は違いますが、それにしても正規代理店の価格は何なんでしょうかね。
300mlで7000円 !! 
私が買ったのは、1000ml で7000円 !!
あまりにも暴利ですよね〜 3分の1以下ですもの !!!!