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「知っていますか? 男性の不妊治療
 〜男性に対する不妊の検査・治療についてのWebアンケート〜」の報告

◆2016年1月、Webにて表題の調査を実施致しました。
 この調査は、厚生労働省平成27年度子ども・子育て支援推進調査研究事業で、研究代表者は横浜市立大学附属市民総合医療センター・生殖医療センター泌尿器科の湯村寧ドクターです。
患者調査は「フィンレージの会」および「NPO法人Fine ~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~」の協力で行なわれました。アンケート実施期間は2016年1月15日〜2月14日です。
 
 不妊当事者を対象にした調査では多くの場合、回答者は女性中心であることが多いのですが、本調査では全回答333名中、男性140名、女性193名と、男性当事者からの回答が4割もありました。
男女ともおよそ半数が体外受精・顕微授精の経験者で、TESEや精索静脈瘤手術、AIDの経験者も少なくありませんでした。男性の基本検査である精液検査はほとんどの人が受けており、精液所見は体外受精・顕微授精の適応、さらに精子がゼロかそれに近いという、困難な状況を抱えている人が約6割でした。

 また、本調査では不妊治療の知識についての質問もいたしましたが、男女ともに男性不妊の概略についてはおおよそ知っているものの、具体的な治療各論についてはほとんど認知していないという結果が出ています。
こうした状況を背景に、女性も男性も、医療者や医療機関に対しては「男性不妊についての情報提供やアドバイス」「生活指導」「男性側に立った診療」を強く求めていました。

 自由記述においても、多くの人がエビデンスに基づいた明確な検査・治療に関する情報や、男性不妊の専門医や専門機関が増えること、婦人科医との連携を望んでいました。
また医療者・医療機関に対してそうした診療体制の推進はもとより、一般への啓発を含めた積極的な情報発信を求めていました。さらに男性不妊の原因解明、治療法の確立も求める声も多数ありました。

 こうした種々の経験をしてきた、特に男性不妊に悩んできた男性本人、そして女性たちが自らの体験や思いをアンケート回答というかたちで寄せてくれたことに、改めて感謝申し上げます。本当にご協力ありがとうございました。
 今後は全国どこにいても適正な質のよい男性不妊治療が可能になるよう、私たち不妊当事者グループも情報発信等の活動を続けていくことが重要と考えております


★なお、本調査の結果の一部は、2016年11月に開催された第61回日本生殖医学会学術会議においてポスターにて発表を致しました。
★報告書の正式名称は「厚生労働省子ども・子育て支援推進調査研究事業:我が国における男性不妊に対する検査・治療に関する調査研究/平成27年度総括・分担研究報告書」です。
この調査は患者アンケートだけでなく、泌尿器科領域の生殖専門医、ART認定施設、不妊症看護認定看護師を対象にしたアンケート調査も行っています。報告書全文およびダイジェスト版が、下記:横浜市立大学研究推進センターのサイトから入手できますので、ご高覧ください。
http://www.yokohama-cu.ac.jp/res_pro/researcher/20160822_yumura.html

 

「生殖補助医療法制化を考える院内勉強会」終了のご報告

6月10日(火)、参議院議員会館における「生殖補助医療の法制化を考える勉強会
――精子提供で生まれた人・産んだ人の声を聞く――」が無事終了しました。
参加者は議員含めて約150名。出席議員名などは下記のようになります。
ほか、省庁の方の出席もありました。
この場を借りまして、参加してくださったすべての皆様に御礼申し上げます。

なお、自民党による本法案は6月22日に閉会した第186回国会には上程されませんでした。
この夏のさまざまな検討・協議を経て秋の臨時国会に上程される予定とされています。
皆様には今後ともこの問題を注視していただけますようよろしくお願い申し上げます。



【国会議員(本人のご出席:発言順)】8名 ◎党代表挨拶 ○発言
◎民主党 郡和子 衆議院議員
◎自由民主党  古川俊治 参議院議員
◎日本維新の会 高橋みほ 衆議院議員
◎みんなの党  三谷英弘 衆議院議員
○自由民主党 赤枝恒雄 衆議院議員 
○民主党 林久美子 参議院議員
○無所属 阿部知子 衆議院議員      
◎社会民主党  福島みずほ 参議院議員   

*このほか、議員さんの代理で出席くださった秘書、党本部事務局の方などが18名。
*このうち無所属/糸数慶子参議院議員はメッセージを寄せてくださり代読しました。

【メディア(順不同)】
NHK、TBSテレビ、日本テレビ、テレビ朝日、東京新聞・中日新聞、
読売新聞、朝日新聞、産経新聞、毎日新聞、信濃毎日新聞、西日本新聞、
時事通信社、共同通信社、公明新聞、ふぇみん、婦人公論、週刊金曜日

【報道の例】
精子提供で生まれた子「提供者知る権利を」(日本テレビ系(NNN)

精子提供や代理出産など第三者が関わる不妊治療について法制化に向けた動きが進む中、
10日に都内で開かれた集会で、第三者の精子提供を受けて生まれた子供らが、
「提供者の情報を知る権利を認めてほしい」などと訴えた。

集会には国会議員や一般からの参加者約150人が集まり、第三者の精子で生まれた子供が
精子提供者の情報を知ることができるとする「出自を知る権利」について議論が行われた。
第三者の精子提供で生まれたという女性は、提供者が誰かを知ることができない現状について、
「自分はモノから生まれたという違和感がある。モノではなく人が介在していたという実感を
確認したい」と述べ、「出自を知る権利を認めてほしい」と訴えた。また、精子提供者側も、
出自を知る権利について理解してほしいという意見も出された。

精子提供で子供を産んだ親の会・清水清美さん「(出自を知る権利を認めることで)
ドナー(精子提供者)に更に負担をかけると考えられるが、役割も十分に理解してもらい、
ドナーになることも検討してほしい。ドナーになったことを誇れる社会であることを望みます」

「出自を知る権利」は、自民党のプロジェクトチームが今の国会への提出を目指している
「特定生殖補助医療法案」では検討課題にとどまっていて、今後、議論を重ねたいとしている

                                          2014年8月6日up


◆◆院内勉強会のご案内◆◆
「生殖補助医療の法制化を考える勉強会
  ー精子提供で生まれた人・産んだ人の声を聞く」

日時:6月10日(火)11:30~13:00
◆会場:参議院議員会館 1F講堂
(地下鉄 永田町駅/国会議事堂前駅/溜池山王駅)
この問題の当事者でもある私たちは、
現時点で示されている法案の内容について、
それぞれの立場から大きな危惧や疑問を抱いています。
なによりの問題は「生まれてくる子」の視点が欠けているということですが、
そもそも配偶子提供を容認するのか等には国民的な議論が必要と考えます。
そこで、議員の方々が今後の議論の参考にしてくださることを願い、
AID(非配偶者間人工授精=精子提供)で生まれた人やそれを選択する
カップルの現状や問題点をお話しする勉強会を企画しました。
◆主催:4団体合同
 DOG(DI Offspring Group)/非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グループ
 すまいる親の会/AIDの選択を検討している・AIDで親になった人の自助グループ
 第三者の関わる生殖技術について考える会
 フィンレージの会/不妊に悩む人のための自助グル―プ
参加ご希望の一般の方
 当日11:00以降に参議院会館1階ロビーにおこしください。
 担当者より通行証を配布いたします。
チラシはこちら

                                           2014年5月26日up

「生殖補助医療法案に関する法案」についての要望書

古川俊治議員に要望書を手渡してきました
 2013年11月より、卵子提供や代理出産などの生殖補助医療の法制化を目指し、
自民党のプロジェクトチームによる検討が始まったことが報道されておりました。
これは自民党成務調査会に設置された「生殖補助医療に関するプロジェクトチーム」
(座長:古川俊治参議院議員)です。

 2014年3月には同チームがA・B・Cの3案からなる法案の「たたき台」を作成しました。 
このたたき台は「出自を知る権利」は今後の検討課題とされているなど、いくつかの問題点が感じられました。

 そこで4月11日(金)、座長である古川俊治参議院議員に対し、以下の6団体で要望書/意見書を提出しました。
6団体の法案に対する意見はさまざまですが、
子どもの視点に立った法案づくりをしていただきたいという点では一致するということで、
提出行動をご一緒することとなりました。

 当日は古川議員とともに小渕優子議員も出席、各団体が1~2分発言して順番に要望書を渡しました。
フィンレージの会からは2名が参加して「現段階で示されている法案は賛成できる条項もあるが、
〝子どもの福祉〟という視点が欠けている。この技術をどうしていくのか包括的な、
ビジョンが見えるかたちで、またオープンな議論の中で案を提示していってほしい」
という趣旨のお話をしました。

 フィンレージの会は、
生殖技術については法律も含めた一定のルールづくりは必要と考えています。
よりよい制度整備を目指し、今後もこうした法案づくりなどに意見を述べたり、働きかけていく予定です。


以上、ご報告させていただきます。


【要望書/意見書 提出団体一覧(50音順)】
NPO法人OD-NET(特定非営利活動法人 卵子提供登録支援団体) 
NPO法人Fine ~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~ ▶要望書
すまいる親の会(AIDの選択に悩んでいる・AIDで親になった人の自助グループ) 
第三者の関わる生殖技術について考える会 ▶要望書
DOG(DI Offspring Group)非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グループ ▶要望書 
フィンレージの会(不妊に悩む人のための自助グループ) ▶要望書

【報道】
●TBSニュース https://www.youtube.com/watch?v=61Yy2nfVvFw
●毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/20140412k0000m040067000c.html
●日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1200G_S4A410C1CC0000/

                                             2014年4月17日up


調査ご協力のお願いReserch

*このコーナーは、不妊の問題の調査研究を希望される方のために開かれたページです。
掲載されている調査研究は、フィンレージの会が直接関与するものではありません。
*掲載をご希望の方は、フィンレージの会までご連絡ください。

現在、調査協力依頼はありません。


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