銀杏落葉」 {いちょうおちば}
 

落ち葉といえば紅葉っていうイメージだけど、
銀杏の黄色は独特の鮮やかさですよね。
明るい太陽の光にすかされた黄色が
普段より鮮やかに透き通る。
レモンみたいに尖ってなくて、
やわらかくて、あたたかい黄色。
私にはそんな色に見えます。


▼今日の一句
一面の銀杏落葉を踏み行けり    水府

▼今日の鑑賞
風が吹くと黄色い葉っぱが大量に落ちてきて、
その情景を思い浮かべると、
地面に葉が降り積もるカサカサいう音まで聞こえてきそう。
ちなみに大阪のメインストリートである御堂筋には銀杏並木があって、秋になるとそれはそれはきれいな黄色に変わります。
これは有名ですね。
もう少し西側にある「なにわ筋」っていう通りには、
また違った黄色の落葉樹が植えてあって、
うつぼ公園から本町界隈を通ると、
まるで映画の中にいるみたいな錯角に陥ることができます。
ホント、きれいよ。
そこを歩くと、車道はもちろん、歩道にも黄色い葉っぱが散り敷いていて、そのまっ黄色い葉っぱを踏まないと一歩も歩けないのね。
だから、ちょっとだけ痛みを感じながらも、
あわただしく毎日その上を歩いているんだけど。
一面の黄色を踏んで歩くのは、
通路にバラを撒き散らしてその上を歩くお姫様の気分。
贅沢。
でも、せっかくのきれいな黄色なのに、踏んで汚しちゃって、ごめんね。

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2000/11/21 15,16号