蜜柑」 {みかん}
 

この時期、日本で蜜柑といえば温州蜜柑。
カリフォルニアオレンジやスウィーティなんかも
実は好きなんだけど、
この時期、日本でみかんといえば、
やっぱり温州蜜柑。
実は、この蜜柑、
日本古来のものだと思っていたけれど、
明治以降のものなんだって。
コーヒーにクリーム、
コタツにミカンというくらい、
似合いの組み合わせ(^^)。
爪が黄色くなるくらい食べてしまうよね。


▼今日の一句
をとめ今食べし蜜柑の香をまとひ     草城

▼今日の鑑賞
蜜柑は爽やかながらもレモンにない甘さも持っている。
それが、乙女によく似合う。
いや、おばあさんにもよく似合うんだけど、
乙女と蜜柑を組み合わせると、
なんだかみずみずしい感じがする。
おばあさんと蜜柑だと、
おばあさんがじーっとコタツで座っている感じがする。
蜜柑を食べると、皮をむく時に、
蜜柑の香り成分が壊れて手につく。
蜜柑の皮を絞ったものは、
エッセンシャルオイルとして売られているから、
香水を作ることだってできるのだけれど、
この乙女は爽やかで甘い蜜柑の香りを
意図せずまとっているのだろう。
それがまた爽やかさをアップしている。

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2001/1/25 114,115号