長崎   ふじわら旅館    長崎くんちの説明
     長崎市の旅館
  長崎市上町6番12号
 TEL095-822-2378 FAX095-822-9758
    お諏訪神社に踊奉納する町内 上町、元船町鍛冶屋町油屋町、筑後町
   平成14年度 長崎くんち
   踊 町       だ し も の             平成14年度長崎くんちの踊町とだしものが決まりました
五ヶ町で今年も賑わせてくれるでしょう、
上町の本踊りは 長崎検番 が5年振りに参加されて
今年は庭先回りまで勤めます、市街中心地の町内の
庭先で踊呈上します、めったに見られない光景です
ぜひご覧下さい
6月1日の「小屋入り」から本番に向けていろいろと
裏方の仕事が始まります、
その内容を1ヶ月ごと説明を入れていきます、10月
くんち本番にむかって楽しみにご覧下さい
  うわまち
  
上 町
  傘鉾・本踊
  もとふな まち
  元 船 町
  傘鉾・唐船祭(とうせんまつり
  か じや まち
  鍛冶屋町
  傘鉾・宝船・七福神
  あぶらや まち
  油 屋 町
  傘鉾・川船
  ちく ご  まち
  筑 後 町
  傘鉾・龍踊(じゃおどり
      6月1日 小屋入り この日から長崎くんちが始まります、各町内だしものの準備、練習の開始日となります
       小屋入りの行事は 
             清祓い・・・・・・・
上町の場合本踊の踊り子・地方・シャギリと町内役員及び関係者全員が諏訪神社で
                       参拝して、清払いを受け その後伊勢宮神社と八坂神社を参拝します。 
             打込み・・・・・・・シャギリによる打込み(あいさつ回り)を行う
             場所は・・・長崎伝統芸能振興会・NBCと各自治会事務所
             年番町・・今博多町・魚の町・江戸町・勝山町・桜町・玉園町・古町・籠町 
             踊町・・・・今籠町・油屋町・鍛冶屋町・筑後町・元船町・中町・上町  
            午前7時に町内を一番太鼓が回り小屋入り行事が始まり、その後清祓いと打込みで1日中の仕事になります
       
               注)上町のシャギリ連中は無形文化財田中町(中尾)の方々です
            踊りのお題目が決定しました  10月本番に向けて練習が始まります
                   
さくら ばな  す   わ のまつりいろ くらべ
                         
「 桜 花 諏 訪 祭 彩 競 」
<・・・・・・左側
 綺麗どころが
諏訪神社の長坂を登って清祓いに行く処


  右側・・・・・・・>
  清祓いを受けてお神酒を頂き帰る処 
    6月 6日 桟敷指定席引換券の発売    場所        ; 諏訪神社
                             午前7時から    ; 初日午前7時の席
                             午前7時30分から ; 初日午後4時の席
                             午前8時から    ; 後日午前8時30分の席
                 枚数は1060枚   A席(4人)24,000円・  B席(4人)18,000円
                             C席(4人)12,000円・  立ち見席(1人)1,500円
             発売は1人1枚、指定席券との引き換えは6月17日〜21日桟敷運営会事務所にて   TEL;095-821-8596
             その他の桟敷席は
                 八坂神社     ;6月10日午前8時から 電話予約受け付け
TEL;095-822-3833
                 市公会堂前広場 ;7月 1日午前9時から 商工会議所・長崎コンベンション協会で発売
                 お旅所       ;7月22日午後1時から 元船町事務所で発売
  7月 庭先調べ
     注) 庭先廻り・・・くんちの3日間に本場所終了後、各踊り町がお世話になっている関係先の家々を廻って、
          敬意を表して踊りなどを披露し「花」と呼ばれるご祝儀をもらうものです。・・・
       その廻る道順を決められた踊呈上区域内で準本場所の出場時間、昼食の時間等もろもろの条件を
       満たしたコースを設定して、初日・中日・後日の庭先回りの帳面を作る為の調査です、
       毎週土曜・日曜日に2・3人のグループで決められた道順に従い関係先の屋号・又は氏名の確認を
       して帳面を作っていきます、見落し、ダブリ等をしていないかを何回も確認して7月中に帳面作成用
       の資料を完成させます。
       帳面が出来あがったら再び確認の為に帳面に従って家々を廻ります,くんち本番までに何回も確認します。
       帳面は初日・中日・後日・の3種類にそれぞれ正帳面と副帳面と全部で6部作成しますこの作業は
       昔は全て筆書きであったものですが、最近はワープロで作成されたものに変ってきています。
       帳面が完成したところで「呈上札」に宛名書きです、これはまだまだ町内の筆達者が作業に入ります。
                    
当上町の傘鉾は・・岩屋・・に決まりました
       すでに各踊町の担当者が集まって踊の練習場所決め、準本場所の順番等その他諸々お互いに
       くんち本番で作業がやりやすい様に決め事をします。7月には元船町の自治会事務所で行われ 小生も出席しました。
  8月
      町内の裏方さん達は”くんちの作業と精霊船作成の作業”が有りますので今月も土曜・日曜日は町の為に働きます。

     検番方には”桜花諏訪祭彩競”を練習してもらっています。9月には町内役員達は踊り見せで仕上がり具合を確認致します。
検番のお姉さん達
の練習風景を
テレビ局が録画撮り
をする
小生もついでに
デジカメで撮影
させてもらう。
数社のテレビ局が来ていましたのでこの練習風景が放映される事でしょう。
       9月は裏方さん達の本番を前にした最後の働きです
            傘鉾の整備
             垂模様・・・・正絹緞子五色唐草模様に三社紋を金糸にて刺繍・・・虫食いのないのを確認・
             輪・・・・・・・・ビロード・・・・・虫食いがないかを見て刷毛で仕上げる
             飾(ダシ)・・・白木の八ッ足の上に烏帽子、鈴、 前に諏訪社由緒 後に榊に金幣・・・・指物大工さんに
             古銭・・・・・・バランスをとるための錘・・・・大きさを揃えて洗剤で洗う
        その他諸々の小道具の整備
             道中提灯、角提灯類の整備(本職に依頼)、幕の整備、旗の整備
        庭先廻りの総仕上げ
             帳面を見ながら一軒一軒確認をして行く何回も何回も確認します9月初めでも少し完成が遅れている
             ようです、完成後に呈上札を書込みます2千数百枚を10日間程で書き上げます筆の達人出番です
        本番に向けて
             本場所(踊り場)での入場順を決める、拝礼の位置及び礼の仕方を決める、まきもの(手拭い)を
             撒く手はずを決める、傘鉾奉納、シャギリ奉納、本踊り奉納が終了した後の退場の手はずを打合せる
       庭先廻り
             一班、二班に分かれて踊り子、地方、シャギリ、町内役員、アルバイト達の配列等の決定 
       傘鉾
            岩屋の鈴田棟梁自宅前で傘鉾担ぎの練習が始まりました、9月15日陣中見舞いに行く
            くんちまで毎日練習が続くそうですご苦労さんです。
長崎検番の本踊り総仕上げ(9月21日)踊り見せ(長崎検番にて)
                  
左の方は
”勝丸さん”です
右の方は新人
芸妓のお披露目
をされた
「こ丸さん」です
 10月 3日     庭見せ(NBC放送局の裏道 ”上町通り”の中間程の場所で行います)
      4日     人数揃いNBC放送局と県立美術博物館で踊りを披露いたします、     
庭見せ・人数揃いの写真でーす
      7日     くんち本番 前日 :諏訪神社(7:00)    公会堂前広場(8:10)   お旅所(9:30)
                     夕べ :諏訪神社(16:00)  公会堂前広場(17:10) 
                 準本場所  :長崎駅かもめ広場(13:15頃)
      8日     くんち本番 中日 :八坂神社(8:10)   公会堂前広場(9:30)
                 準本場所  :中央公園(14:50頃)
      9日     くんち本番 後日 :お旅所(7:40)     諏訪神社(9:10)                 注)( )内の時間は上町の踊り開始の時間です
 前日 ”長崎駅かもめ広場”踊り時間予定表      中日 ”中央公園”   踊り時間予定表    
 順番 踊町  時間 順番 踊町  時間
上町   13:15 鍛冶屋町 14:00
油屋町  13:50 筑後町  14:30
元船町  14:10 上町   14:50
鍛冶屋町 14:30 油屋町  15:10
筑後町  15:30 元船町  15:30
   くんち本番終了後のイベント
    本年度の長崎くんち直後の”土曜日””日曜日”に「長崎くんちモッテコーイ」と銘打って公会堂広場を大型テントで覆った特設会場において、
    長崎くんちを再現する事に決まりました、その年の踊り町がくんち期間以外にだしものを披露するのはこれが始めての事です、
     詳しくは下記へお問合せ下さい
             開催日は  10月12日(土曜日)  午前・午後の2回     10月13日(日曜日)  午前・午後の2回
     問合せ先;長崎くんちモッテコーイ実行委員事務局 TEL:095−823−7423
   くんち本番 前日(7日)、中日(8日)、後日(9日)は終了し”長崎くんちモッテコーイ”も終了しました
     これからまた裏方さん達の仕事が10月いっぱい続きます、仕事は次の内容です
         1)町事務所でお花の受取りをする、
         2)踊りを呈上した各家々に花御禮の札を持っていく
         3)お花を頂いたリストの作成、お花の集計
  庭先廻り(当町は約2300軒に踊り呈上致しました)で踊りを呈上しますとそこの家主さんからお花札(お花と書いた札)をいただきます、
  「その場で現金をちらつかせずに花札を渡すそうです」その後踊町の町事務所にお花と書いた祝い袋に現金を入れて持参するのが昔から
  の慣わしだそうですが近年は踊り呈上している時にお花(現金)を渡すところも出てきました、また町事務所に持参しないで花御禮の挨拶に
  行ったときお花(現金)をくださるところが増えてきました町事務所には朝8時頃から夕方6時ころまで5〜10名程勤めます、受付で洋服に
  ネクタイをした長老が2名その後にお花を確認して領収書を書く人が2名、更にその奥に庭先廻りで作成した帳面のコピーに入金を記載して
  いく人が2名とでメンバーを組んで明るい事務所にして頑張っていました、事務所の開設は7日から20日まで町内の長老とご婦人達で
  和気藹々としていました、日頃話をしたことのない人とうち溶け合って楽しそうに仕事を裁いてくれていました。花御禮を持参する人達は
  本番で庭先廻りをした方で1組2〜3名のメンバーを組んで、1人は着物に羽織で唐人パッチをはいた正装での姿で ”お花御禮に参りました”
  と挨拶をしてお花御禮札を渡しお花(現金)を戴く役が1人、そのお花をを確認して領収書を書き役が1人に、さらにもう1人を補助につける事も
  ありますこのお二人は町の法被をきて廻ります。 一軒一軒と挨拶して廻ります2300軒を廻るには4〜6組で1週間程かかります、
  午後1時頃から夕方6時頃まで廻って町事務所に帰ってから現金と領収書を付き合せて明日の準備して終了になります、現金は特別会計に
  渡し会計はその日事務所の集計と庭先廻りの集計のお花を集計して翌日銀行に入金します、その作業が1週間続きます、終了後はその日の
  成果を話し合いながらみんなで夕食をとる時も有ります。10月21日からは町事務所は町の会長宅にお願いしてお花を受け取る事にします、
  10月一杯は待ちます11月に入ると役員さんのお疲れさん会と全員集合の樽開きをしてくんちの締めとなります。
  最後の最後に翌年のくんち踊町に引き継ぎをして役員さんは終わりとなります。
  最後の最後に裏方で健闘した役員さん達と本番で名を挙げた検番方、地方さんをご紹介致します
裏方役の達人 踊の達人 地方の達人
 会長 田中 宏 師匠 花柳 輔芳 師匠 松永鐡文歌
 副会長 高田 隆 踊子 音   羽 松永鐡文京
宮本 秀史 梅 喜 久 松永鐡文弥
藤原 勇 桃   鶴 松永鐡文和
津田 浩哉 勝   丸 松永鐡文智
相沢 治典 美 代 子 三味線 松永鐡文陽
古賀 喜次 染   葉 松永鐡文康
末木 富行 松永鐡文登
   最後までご覧くださいまして有難う御座いました上記の達人以外に町内有志の多数の方々の
   ご協力にて14年度くんちが無事に終了した事をご報告申し上げます

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