◎スライド
フィリムがから・・全面あかるくなる
後はパラパラって簡単に
s ジャンジャン押していかないと抜けないの・・
スライドの操作方を教えてる
会場 はい
バシガヤガシャ・・
とスライド操作音が続く
s 古いからスーといかない・・はいどうも・・
◎
スライド58
iこれは
黒住教とういう岡山にある。これは結構古くて19世紀の前半に出来た。いま映ってる建て物は70年代に作った建物で、浦辺鎮太郎という名のある建築家がつくりました。
何故彼に仕事がきたかというと、当時の黒住教の教主と浦辺は中学校の同級生だったらしいです
会場 笑う
そういう単純な理由で、できた。ものは良くて、なかなか良くできています。
ここでも
千木と堅魚木という神社建築の構造を使っています
◎スライド59
こえれは
創価学会の・・大石寺。これは
横山公男っていう建築家が作った、正統的な
構造表現主義の近代建築ですね。出来たのは70年ぐらいですね。丹下健三が代々木の体育館作ってるころに・・
佐藤 笑う
このプロジェクトが出発していて、わりと考え方としては似てるんですよね。
これだから、今壊されてなくなっています。
何故かと言うと、日蓮正宗の中で創価学会とでもめ事が起こって・・結果的に創価学会がここから追い出されることになってですね。表向きには、構造的にも不安だとか言う理由が付いてますが、明らかに一種の宗教弾圧っていうか、まその創価学会・・追い出したから、この建物は創価学会が作ったんで、・・構造的に問題があるっていうのは額面通りに受け取れないわけで・・・現在この建物は見ることができません。
◎
スライド60
これは
天照皇大神宮教っていったかな・・これは戦後に発足した教団で北村・・これまたおばあちゃんが始めたんですけども、
当時踊る宗教ってそうとうマスコミをにぎわせた教団でこの設計をしているのは
大谷幸夫さんで・・だから正統な近代建築家で。
建物もそういう意味ではとっても近代建築になっている。この建物を依頼されたときにですね、踊る宗教ってこともあるんですけど、「・・
ある種建物のダイナミズムを作ってくれ」ということは依頼されたらしいです。
あんまり全部シンメトリーとかならないで、空間を旋回していくよなものって、そのイメージ膨らんだらしいです それに応えて大谷さんが設計した。
メンテナンスがよくて30年以上経ているんですけど、綺麗に使われてる感じがします
◎
スライド61
これは
生長の家の本部ですね。
岸田日出刀っていう東大の先生やっていた先生がつくりました。たしか彼の奥さんが生長の家に入っていたんで、その関係で仕事がきたんじゃないかとおもいます。一寸表現主義ふうの・・
◎
スライド62
これは
パーフェクトリバティー教団の
大平和記念塔。建物っていうか塔ですよね。
会場笑う
全長180メーターあって、上まで登れるんですが、これも教主が・・PLがだいぶ経ったあとに作った、戦前は
ひとのみち教団って言っいて、弾圧受けていたりしてたんですけど・・。
戦後にパーフェクトリバティー教団に改称して、何代めかの教主の人がつくりました。見ての通り、グンヤグニャした形をしていて、
当初ピカソに頼む予定だったらしい
会場 笑う
忙しいとか理由で・
会場 笑う
仕方ないんっていうんで、教主が自分で粘土買ってきて、粘土をグニャグニャグニャってやって・・日建設計だったと思うけど・・その粘土を渡して、「
この通り作ってください」って言ってその通りできた。だからあんまりディテールが無い。
拡大コピーしたような、・・・建物になって・・
S すごいね・・
◎スライド63
パーフェクトリバティー教団はこの富田林のニュータウンの一角をですね・・。これ大変面白いんですけど。
市が誘致して教団が来たんです・・
s 誘致・・
会場 笑う
教団が来たんです。何故誘致したかっていうと、ニュータウンを開発した後に「
開発がめんどくさいナー
佐藤 笑う
・・傾斜とか丘のあたりが残って」ですね・・そこどうしようかって言ってる時に、ちょうどパーフェクトリバティー教団も各地転々として、「
場所がナイ・無い・・」で困っていて・・。で巧く・パーフェクトリバティー教団は
まとまった土地が欲しくて、その条件に両方が合致して。
会場 笑う
開発が困難な所も、まー教団としては、
信者が修行の一環として一所懸命聖地の開拓をして行って・・。これはPLの幼稚園で、建築家の
相田武文さんが作った。
S これ結構有名ですよね
◎
スライド63
これはですね、
弁天宗っていう教団で大阪と和歌山に本部が二つある。その中で最も不思議な建物はこれで、
水子の塔なんですよね。
s 水子の塔
桔梗だと思うんです、その花の形がそのままプランに反映されていて・・
s これは女性器だね・・これは・・
塔になっていて、よく見るとですね。この写真ではわかんないですが・・一杯・・子供の顔のが・・細部にあるんです
会場騒然・・こわーい・・怖いねー・・
s アブねーなー
異様な迫力をもったモニュメントになっています
◎スライド64
これもそうですね。弁天宗の・・まーなんか
表現主義ふうのやつっていうのは、わりと新宗教にでてくるし、屋根の形がポイントなんですよね・・。
◎
スライド65
これはもう一つの真光です。
崇教真光で高山市に本部があります。丹波哲朗の・・
会場 笑う
丹波哲朗の映画で大霊界の映画があったんです。大霊界のなかで、天国かなんかの場面でこの建物が出てきます。
会場うえー・・笑う
これも結構シンボルが一杯、意味を付けていて、どっか十字の形の再利用しています。
◎スライド66
これは同じ高山市にある、
光記念館っていう建物で、これ竹中工務店がやってるですけど、なかなかいい建物なんですよね・・
sマヤアーチやないですか・・
お金も買っていることもあるが、設計も悪くない。さっき言ったんですけど、
公共施設がお金使えなくなった状況で割と贅沢に物を作れる、数少ない場所が宗教団体だとしたら、ここではわりといい形で・・建築的にはいいわるくない・面白いものを作っているかなーっていうのが、光記念館です。
◎スライド67
これも同じ
光記念館です、マヤアステカのピラミッドなんかを引用するんですよね。ここに激しい階段状の所があってですね、これもマヤアステカのピラミッドなんかを引用だったりして、この階段は人間が登れないぐらい急勾配になっていて・・神の階段・・
◎
スライド68
これは
霊友会ですね。竹中工務店がやってるですけど、六本木にある。これも屋根の形が複雑化している典型的なタイプ
◎
スライド69
これは
神慈秀明会。滋賀県にある。ここの建物はこないだニューヨークの世界貿易センタービルが壊れてしまいましたが、同じ設計者の
ミノルヤマザキが・・。
ここのベルタワーは
イオ・ミン・ペーが設計していて・・この
秀明会は非常に超一流主義があって、わりと有名人を使うんですよね。この写真を二川幸夫さんに撮らせてる
佐藤 笑う 五十嵐つられ 吹きだし 笑う・・
そういうことをやっています
今の写真は近くてみれなかったかなー
スライド突然動かなくなる・・
ふさがっちゃったかナナー・・割れて挟まったかなー
s 大丈夫だいじょぶ・・
i その辺・・紙で
s 一寸電気つけて・
スライド機を調整する佐藤・・
s 二枚一ぺんに入っている
d 宗教ってあるもんだなー
s 消して・・
スライドなおり・・投影・・再開する
NEXT
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