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小学校に行き出す前建物が建っているあたりを連れられ歩いた記憶がある。歩いて2〜3時間ほどの行商終えると先にある阿武川を渡り市街地に入るのだがそこは闇市と呼ばれる所だった。ずいぶんにぎわっていた様な気がする。今では市場は死語のようになり食材の鮮度が貧しい状況の中で生活を強いられるのだが、旅行などで市場のある風景に触れると自然の中に人が生きていてテクテクと歩いて売り歩いたこの地を思い出す。バイパス沿いの大きなスーパーは地方や世界中でとれた食料を並べて売ってはいるがいずれも大地の味が遠のいているように思う。わずか40年ほど前の蝉が鳴き蛍が飛び交っただろうこの地もすっかり様子が変わり、農家はアパート経営社になってこの土地の周辺の町作りの根幹を握り締めているように感じるのだが・・。
春先の1月の間にこの建築はあっという間に植物の葉や花で覆われてしまう。キゥーイフルーツがなり夏がやって来る
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