佐藤敏宏
松川昌平さん初建築 in砺波 体験記
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砺波市へ 外観 内観 インタビュー 感想
(2005年11月23日PM10時 晴れ時々時雨れ雷の鳴る)
砺波市へ
3日ほど滞在した香林坊のホテルの玄関先に
松川昌平さんが真っ赤な車を運転し現れたのは、北陸地方のこの季節にはありふれた 雷や時雨が断続的に降る朝だった。昨夜から建築見学には不似合の天気で心配なのだが、見学する間でもいいから 雨だけはなんと降らないで欲しと願っていた。
さぁ 松川初建築を見学するための小さな旅だ。 見知らぬ土地に完成したその建築を体験するこで 私は楽しくなるのだろうか。
まだ出会ったことのない建築を経験できるは当然として そこには松川さん自身の姿勢と考え方が 建築の細部に具体的なカタチをもって定着されいることだろう。それを見付けては 建築家松川昌平の全身を想う楽しみがあるだろう。
建築が出現した場所の空気を吸いながら完成するまでの経過を想像する。時が流れたちょいと先の初建築の将来像を想ったりする楽しみもあるだろう。
松川さんは金沢生まれだが 現在は東京都豊島区に
000STUDIOというオフィスを構え活躍している。 「
今日は実家の姉さんのさんの車を借りて来ました・・」との挨拶だった。鉛色の雲が覆う空と冷たい時雨のなかにあって
真っ赤な車はまぶしい。 リックを背負った建築取材オヤジの私が乗るには相応しくないように思い すこし気後れした。

砺波市内までは普通の道を走ってもおおよそ1時間半ほどと思われる。 松川さんは北陸高速道を走った。
北へ向かうほどに空は重たくなるけれど、審査会場の様子や 耐震強度偽装事件の話などをネタに 互いに口は軽った。熊本で行われたコンペのプレゼンと審査会を済ませ 東京へは寄らずに直接 金沢に昨夜飛行機で来たのだそうだ。
混雑にも会わず 予定の時刻に砺波インターに着いた。買い忘れてしまった 土産をインター傍のスーパーで仕入れる。福島市のインタ周辺とさほど変わらない風景の中を 松川さんは初建築のある南へ向けてハンドルを切った。
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