トリノオリンピック(2006冬季五輪)、日本勢のメダルは一つでした。

 メダル信者には耐えられない事態らしく、 選手選考がむしかえされています。

浅田真央選手を出すべきだった!

 彼女は、年齢制限で出られなかったわけですが、

 その実力は惜しい。

 特例措置を求めるべきだった。

無念と後悔、非難の嵐となったわけでございます。

 

 浅田選手は、オリンピックで活躍すべきだったかもしれません。

 ここでは、彼女の実力は、ひとまず置いて、

 特例を作る是非を考えたい、と思います。

 

 年齢制限を作るには、それなりの根拠があるはずです。

 もしここで、浅田選手を制限を免除したら、どうなるでしょうか。

 彼女の場合は、それでいいかもしれません。

 しかし、一度破られた制限は、制限として機能していけるでしょうか。

 

 話はここで、中国、唐の時代へ移します。

「開元の治」という最も唐が栄えた時代、

 皇帝は、玄宗でした。

 その彼の片腕で高力士という人物がいます。 陰に日向に玄宗を助け、玄宗の治績に大いに寄与しました。

 だがしかし! 高力士は宦官なのよ。

 唐の国是として、宦官の政治関与を厳禁してました。 この制限を、玄宗は破ったわけです。

 高力士自体は、大変有能で、忠節にも厚い。 皇帝の腹心として、ふさわしい人物でした。

 しかし、この高力士は、宦官が政治に関わる皮切りとなってしまったのです。

 以降、政府枢機にある宦官は、残念ながら、低レベルでした。

 賄賂大好き、汚職当たり前、私利私欲満たし三昧。

唐の滅亡の要因には、宦官の弊害が必ず挙げられています。

 

 おそらく高力士の登用は、特例であったでしょう。

 しかし、特例は前例となってしまい、 制限を設けた意味が、全くなくなったのでした。

 

 浅田選手の事例が、悪しき前例になるとは、限りません。

 でもねー、低年齢化が進むよね、絶対。 物心つくまえから、しごかれる子が、わさわさいるのって、どうなのかなぁ。

 

イラストは、祝金メダル! ということで・・・。

似てねぇ(殴)