9月18日(水) 清水−磐田(日本平) 19:00〜

10ヶ月振りの日本平はド平日の静岡ダービー。
試合開始2時間ほど前に夕立があったものの、まずまずの天気。
しかし芝の状態が非常に悪く、2開催連続の最終週の芝コースみたい(笑)。

さて、今回当初の予定では一人だったけど、当日偶然休みだったパルちゃん3号さん
が急遽参戦して2人で観戦。ドリームプラザ&S−POINTをうろついた後、
スタジアムには17時頃到着。水曜ということもあって、まだまだ空席が目立つ状態。
で、我がエスパルス観戦のスタート地点でもある、2階自由席の左隅の方に陣取る。

どうにも今回、チーム状態を考えてもジュビロに勝てるとは思えず、試合開始前から
「こんなに勝てる気がしない状態でここに来るのは初めて」とお互い言いながら開始を
待つ。

そしてスタメン発表。もはや全てをバロンの頭に託すくらいの勢いで臨んで欲しかった
けど、そのバロンはベンチスタートで平松&アレックスの2トップ。確かにこれでジェフ戦
には連勝したけど・・・。

その後始まる試合開始前の応援。ここでパルちゃん3号さんに言われて気づいた
んだけど、最初に選手個々人の応援をしてからチームの応援に入る、という去年までと
逆のパターンになってる。個人的には今までの方がよかった気がするんだけど・・・。
で、応援の最中、バックスタンド側がにわかに騒がしくなって、何々?と見てみると
どうやら安貞桓がゴンドラ席に向かっている模様。だからバックスタンドに近い側の
人たちはすっかりそっちに気がいっちゃって、応援団の人に「応援してください!」と
怒られてました(汗)。

でまあキックオフ。ところが予想に反してエスパルスが善戦。しっかり戸田がマークを
利かせて中盤を支配し、結構チャンスを作る。そして前半17分、ゴール前で平松の体
に当たったボールがジュビロゴールを揺らし先制点?!と思ったらこれはオフサイド。
思えばこの時間帯でやたらここぞの場面でオフサイド取られてたけど、結局平松が
ジュビロのディフェンス陣に遊ばれてたってことなんだね。。。

さて、そうしてるうちにエンジンの掛かってきたジュビロ。高原&ゴンを中心に
じゃんじゃか波状攻撃を仕掛けてきて、いつの間にやら守勢一方になるエスパルス。
完全にやりたい放題に近づいてきて、ゴールラインを割られるのも時間の問題か・・・
と思っていたらやはり波状攻撃からゴンの一撃がネットを揺らし先制を許す。
以後もジュビロ攻勢のまま前半終了。

ハーフタイム。さっきバックスタンドにいた安貞桓がグランドに降りてきて、どうやら
挨拶をするらしい。何をコメントするかと思い聞き入ってみると、

インタビュワー:「安貞桓選手からコメントをいただきます!」
安:「・・・がんばります・・・」
(しばし(3秒ほど)沈黙・・・)
インタビュワー:「それでは安貞桓選手、ありがとうございました!」

・・・って、それだけかい!?何だかなぁ・・・。

さて後半。後半スタートから平松に替えてバロンを投入。攻撃の起点になるか??
がしかし試合は相変わらずジュビロ攻勢。ディフェンスラインがそもそもセンターライン
よりエスパルス側まで上がってきてるし、それ以外の選手は全員で攻めてくるし、で
全くもってド迫力。それでも何とか斉藤を中心に必死で守ってはいたものの、名波の
ロングパスを高原が頭で流したらディフェンスの裏に転がり、そこへゴンが走り込んで
2点目・・・。もう絶望的です。

結局バロンの頭には全くヒットせず、アレックスも鈴木秀人の見事なマークに殺されて
後半はシュート0本と完璧に力の差を見せつけられての敗北。ついに瑞穂以外での
無敗記録が途絶えてしまいました・・・。パルちゃん3号さんに至っては、4年越しの
日本平19連勝がこれでストップ。しかしまあ相手がジュビロだけに納得か。。。

総評。はっきりいって戦術面の限界。攻め手が全く感じられない。安貞桓を取った
ところで、これじゃあ多分活かせないでしょう。つまり今エスパルスがやるべきことは
ただ一つ、監督の更迭でしょう。何か新しい手を打たないことにはどれだけ選手を
補強したところで金の無駄遣いにしかならない、という印象。
まあ天皇杯V2目指して頑張れエスパルス!

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