3月22日(土) 清水−名古屋(瑞穂) 19:00〜
03年Jリーグ開幕は、もはや天敵名古屋と、鬼門瑞穂での対戦。
攻撃陣強力補強で今までと違うエスパルスを見せてくれるか?
今日はイリキ弟さんと事前にバッティングセンターで打ち込みの後、
名鉄&市バスで瑞穂へ。グランド入りは17:30。イリキ弟さんはバックスタンドへ、
ごまたろ〜はいつものエスパルスゴール裏へ。
開幕戦だけあって、アウェーのオレンジサポーターもかなりの数やってきており、
そのモチベーションは非常に高い。最近瑞穂ではこの勢いが試合開始後まで
続いてくれないのだが、今日はどうなることやら?
まず相手の名古屋の試合前分析。
強力2トップは周知のところながら、昨シーズンはその2トップが孤立して機能せず
不調に終わったが、今シーズンは藤本が加入したことで、この2トップをうまく使われると
昨年以上に厳しい相手になりそう。
対する我等がエスパルス、ボランチから戸田が抜け、ディフェンスでは斉藤が故障。
しかし戸田の穴は甲府から成長して戻ってきた鶴見が埋めてくれそうで、問題は
若手と新外人エメルソン、故障明けの森岡で構成されるディフェンスラインか。
攻撃陣はトゥット・北嶋の加入で厚みを増しており、去年よりはいい試合を期待したいところ。
キックオフ後優勢なのはいつものことながら名古屋。特に藤本・ウェズレイの動きがよく、
際どくエスパゴールに迫るが、辛うじて防ぎつづける。
しかし25分、コーナーキックを羽田がパンチングしたこぼれ球をパナディッチに頭で
押し込まれ先制を許す。パンチングが中途半端だったのと、パンチングから着地した後
倒れた池田を踏んでしまい、パナディッチのシュートにしっかり対応できなかったという
ちょっと勿体無い失点。
エスパルスはいつもの如く前半はやや押さえ気味。チャンスを作ってもフォローが今ひとつ、
後半に勝負をかけてくるのか、それともやはり瑞穂は苦手なのか・・・。
そして37分、名古屋ゴールキックからの流れ球がウェズレイへ。ここで池田・鶴見が
ウェズレイに押され負けてしまい、これまたやらずもがなの2点目を献上してしまう。
もう一押ししっかり守ってくれれば・・・。しかしこれはウェズレイが巧かった。
そんなこんなで前半終了。何となく去年2nd開幕戦の惨敗の記憶が蘇る。
後半巻き返すことができるのだろうか・・・。
そして後半。平松→伊東輝、吉田→北嶋と、攻撃を厚くしてくる。
これが見事的中し、試合は一気にエスパルスペースに。
北嶋がスピードでかき回し、アレックス・トゥット・安が個人技でチャンスを演出する。
怒涛の波状攻撃のうちに、左サイドからドリブルで抜けてきたアレックスの右足シュート、
これがゴール前のトゥットに当たってゴールへ!!待望の今季初ゴーーーール!!!
でもまだ1点負けているし、これからこれから!
この後は両チームとも攻勢模様で打ち合いとなり、非常にスリリングな展開。
今シーズンVゴールを廃止した効果が出ているのかも。
そしてエスパルス、安貞桓が持ち込んだボールを右のテルへ。テルからセンターへの
グラウンダークロスをトゥットがスルー、そして飛び込んだ安のミドルシュートが
ゴール左隅へ!!!!前半の絶望的な展開から脅威の攻撃で同点!!!!!
去年では見られなかった展開で、エスパルスサポのテンションも最高に!
しかしこの後は名古屋が逆に反撃。6割方の時間がエスパルスゴール前の攻防となり
寿命が縮まる思い。しかしシュートミスと堅い守備で守り抜く。
何とか両チーム勝ち越しを狙い、攻守が激しく入れ替わる非常に面白い展開のまま
タイムアップ。試合は2−2の引分けで終了。
結果として、天敵名古屋にアウェーで引分けまで持ち込めただけで十分。
次のホームでは必ず勝利して勝ち点3をGETし、次の観戦となる静岡ダービーに
つなげて欲しい。今年のエスパルスは一味違うぞ!
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