清元 鞍馬獅子
立方
卿の君
猿若世仕子
喜三太
市川男女蔵
義経の愛妾静御前(静御前の役名を「卿の君」)は、義経が殺されたという噂に狂女となり
父の形見の薙刀を持って、御裳濯川(みもすそがわ)のほとりをさまよい歩く。
そこへ義経の家来、お厩の喜三太が太神楽の獅子になって通りかかる。
どういうものか、喜三太は静御前を知らず、狂女の静御前に乞われるままに獅子を舞ってみせる・・・