長唄 連獅子
立方 萩井延瑞 萩井延智
「連獅子」は、能の「石橋」の替の型にある、白頭と赤頭の親子の舞を取り入れた松羽目舞踊の一つです。
前半は狂言師の親子が獅子の精に扮しての舞踊ですが、初めから獅子の心持ちを出すよう
振りや動作にその特徴を取り入れて振付されており、特に親獅子が子獅子を千尋の谷に蹴落とすくだりは
息もつかせぬ興趣をそそります。
今回は素踊りにて演じます。