長唄 新曲浦島
立方 萩井了洸

作詞 坪内逍遥。作曲 杵屋六左衛門、五世杵屋勝五郎。
明治39年(1906)三月、芝紅葉館、文芸協会発会式発表。
坪内博士が新楽劇論の提唱とともに、その演目の見本として公にされた
「新曲浦島」の序曲の部分だけを作曲したもので、海の上の様々な変化を
除してある。
唄は思い切り沢山唄い、三味線も囃子も賑やかなものです。