筝曲 「菖蒲の盃」
立方 萩井延應 萩井栄秀
賛助出演 萩岡会

作曲 四代萩岡松韻。作詞 印南 喬。
曲全体を五節に分けて、随所に長唄の合方や、それをモチーフにした旋律を散りばめ、舞踊向けに作曲されています。
一昨年の「桃」に引き続き、コミカルな作品に仕上げています。
五月人形を飾りかけている家に、女盗人が押し入ります。実は延應(左團次)演じる鐘馗さんもその人形の一つ。押し問答しながら舞台が進みます。
賛助出演「萩岡会」50余名による演奏も見どころの一つになっています。