フリー日誌

☆★☆第2回 手抜きが出来るか!職人魂?★☆★  
(2004.1.1号)
コーヒー

昔はホームページが作れるってだけで仕事になったらしいけど 作成ソフトの普及などもあって 今ではホームページなんて素人でも作れるようになった。

そうなってくると当然求めれれるのは プロのクオリティー、つまりは品質。 ではホームページ制作における質とはなんだろう。 ウェブ木箱では次のような3つを品質の大きな柱と考えているよ。

ヨーグルト
最終的な利用者のことを考える

制作の段階では依頼主とこちら側(制作者)の意見のやり取りで ホームページの構成などが決まるわけだけど 忘れちゃいけないのはホームページというのは公開するもので 必ず最終的な利用者(閲覧者)がいるってこと。

パッと見のデザインってものももちろん大切。 でもそれ以上に気を配ってるのが『使いやすいかどうか』ってこと。 具体例をあげるとリンクを張った際に リンクの文字だけでリンク先の概要が把握できるかどうかとか 情報が探しやすいかとかもそうだし、 スクリプトを組んだ場合なども 閲覧者が予想外の操作をした場合でも問題なく動作出来るようにするなど。 見た目には何の派手さもなかったとしても そういった配慮がよりよいホームページに繋がるんじゃないかな。

食パン
更新する人への配慮も大切

ホームページは一度作れば終わりとは限らず 大抵更新したりする必要があるのが普通。 更新も含めて依頼してもらえればいいんだけど 細かく更新する場合や予算の関係などで 依頼主側で更新するって場合も多い。 依頼主の中にはHTMLとかの知識がほとんどないって人もいる。 そんな人でも更新しやすいようにする。 それも1つの品質じゃないかなって思うな。

オレンジ
アフターサービスもまた品質

理想を言えば1度目で完璧に出来ればいいんだろうけど 公開してから使い辛い点が見つかったりした時とか 依頼主側で更新する場合に疑問がある時など アフターフォローが必要になる場合がある。 そんな時にもきちんと対応できること、 そんなことも1つの品質と言えるんじゃないかな。

現実的な話として儲けという点で言ってしまえば アフターサービスはあまり儲かるものじゃない。 アドバイスや簡単な修正などは 無料でやってるのだから余計にね。 とは言え、作りっぱなしには出来ないし 儲からないからと言って手を抜いてしまったのでは 仮にどんないいものを作ったとしても その良さというものまで半減してしまうんじゃないかな。

フリーの人なんかは『高めに取るけど手は抜かない』 ってのが基本だっていうけどホントそう思う。 でも最終的に料金に納得してもらえるかどうかは 対応次第だってこと忘れたくないものだね。

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