9月19日の夜から山荘へサンソを吸いに出かけた。あれから1ヶ月しかたっていないのに、もうすっかり秋の装い。どうだんの葉は赤く色づき、前夜からの霧が晴れると富士山は初冠雪。まさに画に書いたような景色を見せてくれた。
世界が戦争に巻き込まれて行きそうな今も、自然は宇宙のリズムに合わせてゆったりと時を刻んでいる。
これぞ富士山!という美しさにさすがの我々?も影が薄い。というかデジカメのフラッシュくらいでは太刀打ちできない。これから白一色の冬に向かって、木々は最後の化粧を鮮やかに見せてくれる。私は心の中でつぶやいた。「美しい紅葉を見に、またコヨウ・・・」
この辺りからだと九十九折の登山道がくっきりと見える。親父は登山が好きで何度か登ったらしいが、私は山頂を極める事はなさそうだ。せめて5合目まで車で登って見ようかな・・・。