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今年初のカワハギ釣りだ!

 10月25日浦安の船宿吉久から7:00出船。「大きいのが釣れてんよー」と大船長にねじを巻かれて張り切ったのだが、数のほうはイマイチとのこと。前日は混んでいたそうだが、当日は大型船に10人程度と魚の割り当ても多そう。
 数より型を狙って竹岡沖へ。開始直後から「もう2枚でたよ」とアナウンスにあおられる。隣にも来た、良い型だ。「あせるなツ」と心に言い聞かせるが、久しぶりでタイミングがつかめない。隣は2枚目をゲット。「なんでーツ?」上げてみると餌がきれいに取られている。コツツと来るのだが、合わせ方が悪いのか針掛りしない。いつもならチョットたるませて聞きあげれば、ガガッ、ググツと決まるのだが・・・。ウーン今年は違うのか?仕掛けは昨年と同じなのに。
 突然ビビッと来たのでアワセてしまう。が、巻き上げの途中でカワハギ独特のカンカンという引きがが来ない。案の定上がって来たのは、柴又のトラちゃん(トラギス)。しばらくは外道(目的外の魚)が続き、やっとカワハギのあたりが来た。誘い上げようとした竿を止められるくらいのガツツとした手ごたえに、良型の本命を確信する。巻き上げの途中からカンカンと竿をたたくような抵抗を見せ、25センチが顔を見せた。隣からも「良い型だねーつ」と賛辞の声。お腹がプックリと膨れた、いわゆるキモパン。「この型なら3枚もあれば十分」とはいっても、釣れれば何枚も欲しいのが人情。
 やっと1枚目を釣り上げ調子が出る。良い根の上に差し掛かったのか良いアタリが続き、3枚連続ゲット。潮回りして2枚。3度目の流しでワッペン1枚。チョットおかしくなった。
 以後はトラちゃん、ベラ、カサゴのオンパレード。ガツツと来て今度こそ本命と思っても良型のベラ。お次はでっかいトラ。小型は放流すると、待っていたカモメの餌になる。この辺のカモメはよく知っていて、釣り人の放り投げる外道を待ち構えているのだ。
 船中ポツポツとは出ているようなのだが、私のところはタタこうが聞きあげようが、外道ばかり。こういう時ほど勉強になると懸命に粘ったが、悪戦苦闘のまま沖上がりとなる。「朝の感じじゃあ佐々木さんのブッちぎりかと思ったけどね」と船長の言葉に、我が腕の未熟さを感じた1日だった。
 
★カワハギのキモタタキ。
 刺身にキモダレが一般的だが、我が家はタタキにする。3枚におろした身を小骨に沿って切り分け、小骨(一般的には血合い骨)を取り除く。さらに薄皮をはいで細切れにする。
 キモはきれいに取ったものをサケにつけておく。オオバとアサツキを細かく切っておき、身とキモと一緒にたたく。十分混ざり合ったら冷蔵庫で冷やしておく。これを、もみじおろしを入れたポン酢で食べるのだ。もう病み付きになるくらいウマい!

写真は数年前の「つり丸」ワッペンの入れ食いにニッコリ。
 

Last Update : 2001/10/30 23:27 << back