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鳩や小鳥のエサ台

 もうすっかり春めいてサクラの蕾もはちきれんばかりに膨らみ、ホームセンターに出かけて見ると色とりどりの花が、明るい日差しの下で美しさを競っている。季節の移り変わりの速さに、ただ漫然と時を過ごしている自分はあせりすら感じてしまう。
 
 プランター、鉢などを買ってきて花を植えたり、ラティスを塀に貼り付けたりして、狭い庭でガーデニングを楽しんでいるのだが、毎日にようにエサを食べにやってくるキジバトが、ロッキーのいないとき野良猫に襲われた事があった。
 幸い羽が数本抜けただけで助かったけれど、地面に餌を撒くのは猫の為にハトを餌付けしているようなものだ。
 そこで、ホームセンターで買ってきた3×180cmの丸棒の先に、隅に数箇所排水用の穴を開けた、直径30cm位の鉢皿をボンドと木ねじで固定してエサ台を作った。
 これなら安全だろうと思っていたら、ある日、野良猫が飛び込んできて、棒をよじ登ってえさを食べているハトを襲ったのだ。猫の執念もすごい!いや、感心している場合ではない、何とか対策を講じなければ…。
 ふたたびホームセンターに行き、3.3×90cmのステンレスパイプを買ってきて、それに丸棒を通し固定した。倒れたりぐらついたりするのを防止する為に、下の方に20cm位の棒を十文字に釘で固定して土に埋めた。
 これでバッチリである。さすがの猫も歯が、いや爪が立たない。きっと見ていない時に飛びついて滑り落ちたのだろう。安心して鳥達はエサをついばんでいる。

(写真)親子三代でやってくるキジバト。庭に高い木があった頃、巣作りをして生まれたのもいる。

PS. そのホームセンター発行の小冊子から取材の申し込みが来た。このページを見ていたのかな?  
 あるいはハトが伝えたか?

Last Update : 2002/03/15 14:04 << back