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地震対策完了!

 三管プロジェクターVPH-G70は実に重量80キロを超える。オーディオルームの天井が高いこともあって、取り付け器具が天井にじかに付けられておらず、10ミリのボルト4本で吊り下げられている。だから万が一大地震がきたら、揺さぶられてボルトが折れ落下する恐れがある。実際に淡路・阪神大震災の時テレビがすっ飛んで来たと言うから、そのゆれ方は想像以上のものだろう。
 もし映画鑑賞中に大地震がきたら・・・。考えるだけで恐ろしい。そこで少しでも落下が食い止められればと、地震対策用のワイヤーによる釣下げ補強を行った。
 まず天井の縦に通してある梁に穴を開け、太いアイボルトをねじ込む。次にプロジェクター本体の4隅のアジャスターをはずし、10ミリのアイボルトをねじ込み、天井のアイボルトを通したワイヤーの両端の輪と金具で結ぶ。ワイヤーが長いので、金具を使って弛みをとり1本1本で吊るすようにした。金具は全てステンレスのものを使用。
 通いなれたユニディーでワイヤーや金具を調達し、工事も自分1人で簡単に済んだ。ここまでやってもどれだけの効果があるかは分からない。しかし用心に越したことはないと思う。

 最近は色々な方式のプロジェクターが市場に出ている。重さも10キロ程度だから取り付けも簡単、安全度も高そうだ。それでもやはり、3管ならではの素晴らしい画に魅せられている。

★ AVコントロールアンプTA-E9000ESのバージョンアップ。
 ソニーのホームページをたまたま覗いたら、バージョンアップキットが載っていたのだが(1年以上前に発売されていた)、こういうものは宣伝されないのでホームページならでは。以前Aバージョンで6.1EXにバージョンアップしてあるので、今度はA付属のケーブルを使って、AAC(BSデジタルの5.1)に対応するソフトのCD-ROM1枚と手持ちのコンピューターのみで簡単に行えた。(ケーブル・リモコン無しで値段は同じ)
 サラウンド方式もドンドン進化し、デジタル・ハイビジョン放送はAACと言う独自の方式を使っている。9000ESは発売時期が早かったので搭載されていなかった。だからこういう風にバージョンアップできるのは、ユーザーにとってとてもありがたい。プリメイン一体型でバージョンアップできないものなら、全部を買い換えるしか道はない。
 私のように2チャンネルオーディオを多用し、さらに左右だけバイアンプシステムを使っているものには、このプリアンプはうってつけなのだ。最近はようやく他社からもAV用のプリアンプが発売になったが、ハイエンドモデルばかり。
 パソコンの世界もテレビの世界も、発達する(方式を変える)度に機器の買い替えを強いる(あるいは逆?)傾向が見え見えなのだが、その点9000EXは良心的だと思う。
 ここまでやって重大なことに気が付いた。SONYのチューナーは5.1がアナログ出力で、デジタルは2チャンネルのみ、AAC出力がないのだ!なんてこった・・・。ま、ブルーレイ・レコーダーを買ったら役に立つのだろうけど。

 4月中旬にONKYOから7.1のセパレートアンプが発表された。値段的にも手が届くし、かなり面白そうだ。

Last Update : 2003/03/09 14:38 << back