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液晶プロジェクターは隔世の感あり。TH-AE500を購入。

 パソコンやゲームにつなぐ為(三管は焼き付が怖い)と、来年から山荘でも大画面を楽しみたいので、持ち運びや設置の簡単なプロジェクターを物色中なのだが、良い製品が多く頭を悩ませている。もちろん高額なものにはDLPなど、性能が良いものが多いのだが、20万円クラスの液晶でもハイビジョンが楽しめる、画素数の多いものが各メーカーから売り出されている。
 秋葉原まで出向いて比較検討して来たのだが、以前使っていたソニーのLPH-520Jに比べると、値段は3分のTで性能は問題にならないくらい(店の方いわく30倍)良くなっている。
 画作りもさることながら、明るさや設置のし易さは隔世の感がある。各メーカーがしのぎを削っているこのクラスはまさにお買い得といえるだろう。私の場合、ハイビジョンやゲームは部屋を真っ暗にしたくないから、この明るさは以前の製品からは考えられない位の進歩だし、三管を超えたと言える部分だ。
 たまたま「恋に落ちたシェークスピア」を写していたのだが、時々はっとするくらい綺麗な画を見せるし、ドットの殆ど見えない画面だった。面白いことに3社が同じ液晶(エプソン製)を使っているのだが、メーカーによって画質が全くと言ってよいほど違うのだ。調整の違いもあるだろうから一概には判断できないが、映画もハイビジョンもそれなりの解釈の違いがあるのだろうか。
 設置の面からはサンヨーorエプソン。画質からはパナソニックだな!(11月11日)


★PANASONIC TH-AE500を購入!
 AVACの鈴木氏の勧め(彼自身画作りに参加したそうだ〉もあって、傑作と評判の高いパナソニックのAE-500を購入した。
 以前520-Jの時に使っていた自作の台を物置から引っ張り出してきて、パイプや板を切断し幅43cmに改造,下の段にPS2を入れたら丁度良く収まる。薄型のAVアンプくらいは重ねて入れられそうだ。家では机の上に置き椅子の間から写すと、頭を動かさなければ丁度良く110インチの画面に照射できる。このまま山荘で使えそうだ。
 しかし、机の上が狭くなって使いにくくなり、これでは来客や取材のとき困るので、家で使う為の専用の台を作った。45×30cmの板に100cmのパイプ4本をつけた物を作ってみたが、下のほうにタナをつけると、色々な物を置けてとても都合が良い。上の棚にはゲームソフト。下には「ホ−ムシアターファイル」が入る。画面に対してはプロジェクターが高すぎて台形歪が出るが、頭の位置にあわせると丁度良い。視聴位置を重視するとやはり天吊りが1番かな? (写真)

 問題の映像はまだ色々と実験している段階だが、気楽に見るという点からいえば、断然使い勝手が良く映りも良い。最初S-VIDEO接続だったハイビジョンをコンポーネント接続にしたら、素晴らしい映像に一変した。接続によって画素数が変わるので使い方に注意が必要。
 DVDで映画などをじっくり見ていると、画の深さなどは3管が上なのは当たり前だが、これだけ見ていれば十分の性能といえる。最初は画の深みがないという印象だったが、コンポーネント接続にしてハイビジョン放送の「アンブレイカブル」を見たら、暗部の多い液晶プロジェクターの最も苦手な部類の作品だったにもかかわらず、見事な画を見せてくれた。特にアニメのような色使いが少ない物は、むしろこちらの方が良いくらいで、BSフジの「銀河鉄道物語」を見たら素晴らしかった。シリーズもののDVDの「ガッチャマン」や「スリーナイン」を見るのが楽しみ。
「スムーススクリーン」の効果で画素が見えないから、スクイーズになっていない古いDVDの再生が3管より見やすいくらいだ。リンキング状のノイズも少なく、ハイビジョンの画もスムース。
 設置は簡単だし付帯する機器(3管ではRGBに変換が必要)もいらず、コストパフォーマンスから見れば問題にならないくらい上だ。今のところ110インチで見ているが、80インチくらいの画面ならもっとよくなりそうに思える。
 重さはなんと2.9kg。購入した日に電車で持ち帰れた。これなら山荘にも手軽に持っていける。
 
★逆に言えば、G70QJというソニーの最後の3管の傑作機を、マニアとして使うことが出来たことに、改めてその重さを感じている。やはり映画の質感の再現においては、映画館をもはるかに上回り、味わいという点からも、現在の家庭用機器では最高の性能だろう。とくにプレーヤーをDENONに変えてからその感が強い。手もお金もかかるけどね…。

★このところゲーム関係の仕事が多かったので「半熟英雄」「ファイナルファンタジー」をはじめ「スパロボ」等、ソフトが色々と増えた。大画面でやるゲームの面白さは…!ゲームが上手ければな…。

★ミッキー・カーチス先輩に勧められた、「24」というアメリカのドラマにハマっている。24時間内に起こる暗殺事件を描いたドラマだが、脚本の面白さにぐいぐい引っ張られ,いっきに見てしまいたいのだが、1日2本〈4話〉に決めてTSUTAYAのレンタルDVDを借りに通っている。ついにNo.8(16話)まで見てしまった。12月16日まで次が出ない。待ちどおしいな! 

 19日の間違いだった。仕方なく「グッドウィル・ハンティング」を借りてきて見た。2度目だがやはり名作は何度も見るべきだ。役者が素晴らしい上に、本人達が脚本まで書いちゃうんだから凄い!
 20日にTHSUTAYA行ったらレンタルは全部貸し出し中。買って来た「T−3」見たが期待した割には…「マトリックス」も映画館で見たが…??だね。期待が大きすぎたのかな?
 
 

Last Update : 2003/12/03 13:07 << back