2005/09/08 (木)

国歌独唱・・・
 9月7日宮城スタジアムにおいて、サッカー「日本対ホンジュラス」戦の開始前のセレモニーで「君が代」を独唱(選手やサポーターも唄うから斉唱か)。サプライズということで事前にお知らせすることが禁じられていた為、見逃した方も多いと思いますがご容赦ください。
 4万数千人のサポーターに囲まれ、両国の選手が整列する前で国を代表して国歌を歌うというのは,私にとっても初めての経験で、大変な栄誉だと思います。
 なるべく低い声でゆっくり(50秒以上)、全員が唱和するので、崩さず正確に唄う、という指示を受けていたので、落ち着いて唄い始めることだけを念頭に置いたのですが、アカペラというのは自分の音感だけが頼りで、一度歌い出したら直すことができない。与えられた責任の大きさをひしひしと感じていく。
 オーロラビジョンに顔が映ったとき、観客からどよめきが起きたので、皆さんが温かく迎えてくれたことが分かり(シラーッとしてたらサプライズにならないものね)、気持ち良く唄いだすことができました。セレモニーが終わって川渕会長も「迫力あったよ」と一言。試合の前なので、綺麗に唄うよりも力強さを出したかったのでご満足いただけたかな…?
 「君が代」はとても難しい歌だけれど、以前から挑戦してみたかったので、とても貴重な体験ができました。推薦してくださった望月三起也氏に厚くお礼を申し上げます。
 
 ことの起こりは九里一平氏の出版記念パーティーでキャシャーンを唄った時に「サッカーの試合で『君が代』を歌ってみませんか」と声をかけてくださり、私が「是非お願いします」と答え、望月氏から川渕会長に推薦してくださったのだが、いきなり大事な国際試合だとは思わなかったのでびっくりした。アミノサプリのCMを唄っていたこともあって、スポンサーからのOKが出たのかもしれない。
 竜の子プロとの縁。アミノサプリはゴレンジャーを唄ったつながり。アカペラはヤマトで時々歌っているから君が代を同じキーかそれ以下で唄える。色々やってきたことが今回につながった。
 もちろん唄った後は貴賓席で観戦。3点目を取られた前半終了時は負けるかと思ったが、後半は今までの日本チームには見られなかった攻撃力で逆転。スタンドは最高の盛り上がりだった。
 大勢の皆様と感動を共にできた幸せを有難う!!

★9月8日のスポニチとデーリースポーツ(こちらは写真入)で、観客が沸いたことと、低音の君が代が鳴り響いたことが載ってました。

★テレビ東京 10月3日(月)19:00〜21:50「歌謡ベストヒット」ナレーション
  先輩達の唄の上手さとアジ、しゃれた歌詞など大いに学ぶものあり。