25 矢田交差点

 東海道と国道1号線が交差する矢田交差点の国道をはさんだ南側に、全く同じ造りの民家が向かい合って建っています。東側(写真の左)は和菓子店で、西側(写真の右)は呉服店です。

 昭和9年の国道1号線の開通で矢田町は東西に分断されました。遊び心のあった当時の地主が親子か、兄弟のために建てたものだそうです。

 国道はここから狭くなり、この左右対称形の建物は伊勢参宮への門のようにも見えます。