なばなの郷 (駒江漆畑)

 長良川の水辺の夢のような小さな村をコンセプトに長島観光開発鰍ェ平成10年(1998)に開設した食と花と緑と温泉のテーマパーク。(敷地21万u=約6万3千坪)

 主な施設は「アンデスの花園・ベゴニアガーデン」「地ビール工場併設の長島ビール園をはじめとする7つのレストラン」天然温泉「里の湯」、ショップ「村の市」等で、全体が広大な池を中心にした回遊式の庭園となっている。また冬期には700万球のLEDを使ったイルミネーションも見所。

写真は「なばなの郷」HPより




長島と「なばな」

長島は江戸時代から菜の花の栽培が盛んで、当時は菜種油の主要な産地であり、「江戸の灯りは伊勢で持つ」と言われた。昭和40年代、菜の花の新芽を摘んでおひたしにして食したところ大変おいしく、これを新商品として市場にサンプル出荷すると、大変好評であった。それ以前は「ツミナ」として細々と販売していたが、これを機会に長島農協(JA)が中心となって規格やネーミングを検討し「なばな」が誕生した。